eラーニング市場に関する調査(2017年) 

2017年04月12日
矢野経済研究所は、国内eラーニング市場について調査を実施した。

<本調査におけるeラーニング市場とは>
本調査におけるeラーニング市場とはインターネット等のネットワークを利用した学習形態を対象とし、ゲーム機やパソコン向けソフトウェアを利用したものを除く。また学習コンテンツとしては、ビジネス、教科学習、語学、IT技術、資格取得、教養・雑学など幅広いジャンルを含む。

【調査結果サマリー】

◆2016年度の国内eラーニング市場規模は前年度比106.7%の1,767億円、2017年度も拡大を予測
2016年度の国内eラーニング市場規模は、前年度比106.7%の1,767億円を見込む。同年度は、法人向けのB to B市場、個人向けのB to C市場ともに市場拡大の見込である。2017年度も引続きB to B、B to C両市場の拡大を予測する。

◆B to B市場は堅調推移を継続、B to C市場も拡大に転じる
B to B市場はeラーニングの利便性向上などを背景に顧客企業の利用が活発化し、2016年度の市場規模は前年度比101.8%の597億円の堅調推移を見込む。B to C市場は、縮小となった前年度から一転し拡大を見込む。同年度においては、主要通信教育事業者がサービスラインアップを拡充したのに加え、学習塾・予備校の映像授業の伸長が市場規模の拡大に貢献した。また、それ以外の語学などの学習コンテンツ分野のサービスも概ね堅調に推移し、市場規模拡大に寄与した。


【調査概要】
・調査期間: 2017年1月~3月
・調査対象: eラーニングシステム開発・構築・販売事業者、eラーニングコンテンツ開発・製作・販売事業者、eラーニングを介した研修や講義を提供・運営する事業者(学習塾、語学学校、研修事業者等)、学習ソフトウェア開発・製作・販売事業者等
・調査方法: 当社専門研究員による面接取材及び、電話・FAX・電子メールによるヒアリング、文献調査併用

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[矢野経済研究所]
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