国内M2M市場に関する調査(2017年) 

2017年04月10日
矢野経済研究所は、国内のM2M市場の調査を実施した。

<M2Mとは>
本調査におけるM2M(Machine to Machine:機器間通信)とは、人が介在せずに、主に携帯電話/PHS通信規格に準じた通信モジュールを内蔵した機器・デバイス間で情報のやり取りをする仕組みを指す。

<M2M市場とは>
本調査におけるM2M市場規模は、M2Mを実現するためのデバイスやモジュール、システム構築やアプリケーション開発、回線利用料、M2M/IoTプラットフォーム利用料、データ解析・アナリティクス等のソリューション、運用・保守サービスなどを対象として算出した。

【調査結果サマリー】

◆2016年度の国内M2M市場は前年度比106.2%の1,710億円の見込
 2015年度の国内M2M市場規模(事業者売上高ベース)は堅調に推移し、1,610億円となった。2016年度も前年度同様に上位事業者の事業拡大やMVNOによるサービス多様化などが功を奏している他、M2Mの利活用が中堅規模のユーザ企業にも浸透したことから、2016年度での同市場規模は前年度比106.2%の1,710億円の見込みである。

◆エネルギー関連分野がM2M市場を牽引するが、設備・機器監視分野でもM2M普及が進む
 2015年度末の国内M2M累計回線数1,690万回線を分野別にみると、エネルギー関連が480万回線(構成比28.4%)と最も多く、設備・機器監視(同22.5%)、流通・物流関連(同20.1%)と続いた。エネルギー関連では、引き続きスマートメーター/HEMS関連需要が市場を牽引している。設備・機器監視では、ここ1~2年で工場設備や生産機械での遠隔モニタリング向けや保全・メンテナンス向けM2M需要が拡大している。

◆2021年度の国内M2M市場を2,000億円と予測
 M2M市場は、引き続きエネルギー関連が需要を牽引する。加えて工場設備や生産機械での遠隔モニタリングなどの設備・機器監視や決済関連の更新需要等が発生する見込みの流通・物流関連の需要拡大が続き、2021年度の国内M2M市場規模(事業者売上高ベース)は2,000億円になると予測する。


【調査概要】
・調査期間:2016年12月~2017年3月
・調査対象:国内外のIT事業者、SIer、通信事業者(キャリア)、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)、プラットフォームベンダー、ユーザ企業等
・調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査を併用

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