アムウェイ・グローバル起業家精神調査(世界45カ国、男女対象) 

2017年04月04日
日本アムウェイ合同会社は、アムウェイ本社が世界45カ国、男女計50,861名を対象に実施した、「アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポート」(Amway Global Entrepreneurship Report)の最新の結果を発表。

この度の調査結果では、日本人の起業意識は、昨年に続き世界45カ国中、最下位という結果となりました。世界でみると「起業家に対するポテンシャル」は高水準であるものの、日本人のポテンシャルは世界平均43%の約3分の1にあたる15%にとどまりました。

このような日本の状況をさらに分析すべく、日本、アメリカ、インド、フィンランドの4カ国の若者計900名を対象に、若者の起業家精神における追加調査を実施いたしました。その結果、他国と比較すると日本人は若いうちから、起業家精神が低く、また「野心」「向上心」「自信」「能力の理解」が大きく欠如していることが鮮明になりました。家庭環境においては、子の将来にとって親は重要な存在であるものの、日本人の親子間では会話量が少なく、重要なインプットを親から得る機会が少ない状況であることも明らかになりました。

【主な調査結果】

1) 日本人は、45カ国中、起業家精神が最も低い。
2) 日本人の「起業へのポジティブな姿勢」は昨年比15%上昇。一方で「起業家に対するポテンシャル」は低いままで、昨年比でほぼ横ばい。
3) 日本人は若いうちから起業への関心が低い。また「野心」「向上心」「自信」「能力の理解」が欠如。
4) 子の将来にとって親は重要な存在であるが、日本では親子間の会話が少ない。
5) 日本人の将来の希望職業は「国家公務員、地方公務員」「会社・企業の事務職」が人気。また他国と比べ「働きたくない」という回答が目立つ。

【アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポートのポイント】

1) 日本人は、45カ国中、起業家精神が最も低い。
日本人は起業家精神度の計測における「願望」「実行可能性」「安定性」の3つの要因、全てにおいて、世界平均と比較してかけ離れて低い数字となりました。特に起業の「実行可能性」に関しては、世界平均が46%であるのに対して、日本は13%という低い結果にとどまりました。

2) 日本人の「起業へのポジティブな姿勢」は昨年比15%上昇。一方で「起業家に対するポテンシャル」は低いままで、昨年比でほぼ横ばい。
2015年の調査では世界平均に対して12%も低かった「起業へのポジティブな姿勢」は、2016年には15%アップし、78%と世界平均よりも高い結果となりました。一方で「起業家に対するポテンシャル」については、2%アップしたものの、世界平均と比較し、約3分の1にとどまる15%という結果になりました。前年度と比較し、起業への意欲的な姿勢が見られるものの、自身が起業するイメージを持てていないと考えられます。

3) 日本人は若いうちから起業への関心が低い。また「野心」「向上心」「自信」「能力の理解」が欠如。
日本の若者の起業への関心度は33%で4カ国中最も低い結果となりました。また「将来偉くなりたい」「自分の将来が楽しみである」「自分に自信がある」「自分にどのような能力・適性があるか知っている」のスコアも最も低い結果となり、野心・向上心・自信・自分の能力に対する理解が欠けている傾向が強いことが分かりました。

4) 子の将来にとって親は重要な存在であるが、日本では親子間の会話が少ない。
すべての国で「親を信頼している」「親から学ぶことは多い」「親を尊敬している」といった項目のスコアは高く、キャリア決定の決め手になる相談相手も、4カ国とも母親もしくは父親でした。子の将来にとって親の存在は大変重要であることが鮮明になりました。

しかし、日本人は親子間の会話が少ない状況であることが分かりました。日本では母親と平日1時間以上会話している人は5割を切っており、さらに父親と平日1時間以上会話している人は、全体の4分の1近くにとどまりました。一方で日本以外の3カ国では、中学生・高校生のころ、母親と平日に1日平均1時間以上話した人が約6割以上であり、特にインドは7割以上が父親・母親と1日平均1時間以上会話しているという結果になりました。

5) 日本人の将来の希望職業は「国家公務員、地方公務員」「会社・企業の事務職」が人気。また他国と比べ「働きたくない」という回答が目立つ。
将来の希望職業における「自分で起業したい」の割合はインド、フィンランドが22%で同率1位、アメリカが19%で、日本は7.3%と大きく離されての最低スコアとなりました。日本における人気職業は「国家公務員、地方公務員」が1位、2位は「その他」、3位は「会社・企業の事務職」と続き、他国の人気1位の職種はアメリカが「自分で起業したい」、インドが「パソコン・インターネット関連技術職」、フィンランドが「教師や研究者」でした。なお、日本は「働きたくない」という回答も目立つ結果となりました。


【アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポートについて】
<調査目的>
2008年、人々の起業家精神の考え方を理解するため、起業に対する意識や各国の環境を質的に測定する広範囲の調査「アムウェイ起業家精神レポート」を開始し、2016年には世界45カ国、男女計5万人以上を対象に調査を実施しました。本調査の目的は、起業家精神をめぐる態度、望みおよび不安を理解することで、起業家の機運を高め、支援することにあります。

<調査概要>
調査方法:対面・電話調査
調査期間:2016年4月~6月
調査対象:45カ国、14~99歳(各国人口の代表的なターゲット年齢集団)の男女50,861人
中国、インド、日本、韓国、マレーシア、台湾、タイ、ベトナム、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、英国、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、ブラジル、コロンビアおよびメキシコ、アメリカ、カナダ
※オーストラリア、ノルウェー、ロシア、南アフリカ、スイス、トルコおよびウクライナは一部地域
調査機関:GfK (本社:ドイツ、ニュルンベルク)

【アムウェイ、若者の起業家精神調査レポート(日本、アメリカ、インド、フィンランド比較)について】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年10月6日~11月5日
調査対象:4カ国(日本、アメリカ、インド、フィンランド)、18~29歳の男女
調査機関:株式会社シグナル

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