「ニオイと印象」に関する調査(20~40代働く男女対象) 

2017年03月24日
資生堂は、「ニオイと印象」をテーマに、20~40代の働く男女500名を対象とした意識・実態調査をおこないました。

【調査結果】

働く男女にホンネを調査! 「ニオイ」と「印象」の関係性は…?

◆初対面の印象をダウンさせる要因、1位は「不快なニオイ」

まもなく新生活シーズン。就職や異動により、初対面の人と接する機会も増えるタイミングです。
初対面の相手には、仕事でもプライベートでも、好印象を与えて、その後のコミュニケーションを円滑にしたいもの。それでは、初対面の印象を決めるのは、どのような要素なのでしょうか。

今回はまず、初対面の印象を「アップさせる要因」「ダウンさせる要因」それぞれについて、働く男女500名に調査しました。
その結果、「初対面の印象をアップさせる要因になりやすいと思うもの」としては、「表情が明るい」(75%)、「服装に清潔感がある」(47%)、「言葉遣いが丁寧である」(47%)などが上位に。
一方で、「初対面の印象をダウンさせる要因になりやすいと思うもの」については、「不快なニオイがする」(66%)、「言葉遣いが悪い」(54%)、「髪がぼさぼさである」(38%)がTOP3となりました。嗅覚(ニオイ)、聴覚(言葉遣い)、視覚(髪)と、さまざまなところにネガティブな印象を与え得る落とし穴があることがわかります。そして、中でも「不快なニオイ」については、約7割と大多数の人が印象ダウンの要素と認識しているようです。その理由を具体的に聞くと、
●「ニオイが気になると、自然と物理的に距離をとりたくなる」(28歳・男性)
●「どんなに見た目が素敵で、性格が良さそうでも、嫌なニオイがすると一気にイメージが下がってしまう」(49歳・女性)
●「ニオイでその人の暮らしぶりがわかるので、必然的に合わないと感じる」(25歳・女性)
などの回答が。初対面の印象において、不快なニオイは大きな影響をおよぼすことがわかります。

◆初対面における「不快なニオイ」の印象は、2回目以降も続いてしまう・・・

そこで、初対面における「ニオイ」の影響について、さらに質問をしました。その結果、初対面における「不快なニオイ」の印象は、「2回目に会った時以降も続きやすいと思う」という人が90%に。初対面のニオイの影響は、その後の関係性にまで影響をおよぼしてしまうことがわかります。
さらに、初対面における「よい香り」の場合、同じ回答をした人(「2回目に会った時以降も続きやすいと思う」と答えた人)の割合は73%で、17ポイントの差が生じました。この結果から、「不快なニオイ」は「よい香り」と比べ、より相手の記憶に残りやすいと言えそうです。
そして、初対面の相手から「不快なニオイ」を感じた場合、笑顔がこわばってしまう、話に集中できなくなってしまうなど、「態度や行動に出てしまう」という人も74%という結果に。不快なニオイは、人間関係にダイレクトな支障をもたらしてしまうようです。

◆「汗のニオイ」は特に不快な印象につながりやすい、9割が回答

さらに、ニオイの中でも「汗のニオイ」は、「特に不快な印象につながりやすいと思う」と答えた人が約9割(88%)に。また、「最もマイナスイメージにつながりやすいと思うニオイ」を聞いた質問でも、「口のニオイ」(42%)に続き、「汗のニオイ」(38%)が上位となり、その他の「衣服のニオイ」(6%)、「足のニオイ」(5%)、「髪のニオイ」(3%)などを大きく上回りました。
そこで、実際に「汗のニオイ」が原因で、人に不快な印象を持つことがあるかを質問したところ、約8割(77%)が「ある」と回答。また、「汗のニオイ」による具体的な印象を聞くと、「不衛生である」(87%)、「生活が乱れていそう」(46%)、「だらしない」(46%)などが上位となりました。「汗のニオイ」のケアができていないことで、大きなマイナスイメージを持たれ得ることがわかります。


[調査概要]
調査名:「ニオイと印象」に関する調査
調査期間:2017年2月13日~14日
調査対象:20~40代 有職男女500名(性別均等割付)
調査方法:インターネット調査

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