新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート調査(20~50代既婚男女対象) 

2017年03月23日
リクルートマーケティングパートナーズが企画制作する結婚情報誌『ゼクシィ』は、20~50代の既婚男女を対象に、新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(n=1600 インターネット調査 2017年1月実施)を行いましたので、結果をご報告いたします。

時代が移り変わるにつれ、変化する夫婦のカタチ。今回『ゼクシィ』では、20~50代夫婦の世代比較を実施しました。その結果、イマドキ夫婦はかつての夫婦の理想像=いつも一緒にいて仲むつまじい夫婦を指す「おしどり夫婦」から進化を見せ、共に働き、共に子育てし、お互いをリスぺクトする「ペンギン夫婦」化していることが判明しました。さらに、そんな夫婦が年齢を重ねても仲良しでいられる秘訣を調べました。

【調査結果】

■イマドキ夫婦は共働き・コミュニケーション重視・互いを尊敬する「ペンギン夫婦」!

「男女共同参画白書 平成28年度版」(内閣府男女共同参画局)によると、全国の共働き等世帯数(以下、「共働き世帯」)と男性雇用者・無業の妻からなる世帯数(以下、「専業主婦」世帯)は1996年頃を境に逆転。「共働き世帯」は2015年1114万世帯にまで達し、「専業主婦世帯」687万世帯を大きく引き離す勢いを見せています。男女ともに働き生計を立てる夫婦の形は、若い世代にとってはもはや当たり前だといえるでしょう。

また、参考までに今回行った調査を基にして「正社員での」共働き率を推計すると20代がおよそ31%、30代が23%、40代が12%、50代が15%と、共働きで支え合う20代夫婦の姿が垣間見えます。
そんな20代の夫婦のお互いへの意識を30代以降と比較すると、「毎日コミュニケーションをとるようにしている」「お互いを尊敬する」といった、互いを個として尊重しつつ、すれ違いにならないような気づかいが見てとれます。


この調査結果から、若い世代に見られる「共働き・密なコミュニケーション・お互いへの尊敬の気持ちを持つ」といった特徴をもつ新しい夫婦の形を、ペンギンの生態にちなみ、「ペンギン夫婦」と命名。「ペンギン夫婦」たちが、仲良く過ごすためのコツを探りました。

■仲よし「ペンギン夫婦」であり続けるために…「高円満度」のコツは毎日のコミュニケーション!

子育てや住まいの変化など様々なライフイベントが待ち構えている結婚生活において、パートナーとの「円満度」が下がってしまうという夫婦も多いでしょう。そんなイマドキ「ペンギン夫婦」たちに待ちうける“夫婦の試練”と、泳ぎきるためのコツを調べました。
実際に夫婦円満度を100点満点で自己評価してもらうと、全年代の平均点は「76点」。特に50代において夫婦の円満度が「71点」にまで下がる傾向がみられます。しかし、中には年代が上になっても「高円満度」を保っている夫婦も。そこで、「夫婦円満度」を点数に合わせて「高円満度」(90点以上・39%)、「中円満度」(75点以上89点以下・26%)、「低円満度」(74点以下・35%)に分け、「高円満度夫婦」と、「低円満度夫婦」の生活実態を調べました。

「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬すること」(差分 54%)、「毎日コミュニケーションをとること」(差分48%)、「お互いが変化することを好意的に受け止めていること」(差分34%)の順で大きく差が出る結果となりました。90点以上の高円満度を保ちつづける夫婦は、お互いの尊敬・コミュニケーションが密である傾向があるようです。

■結婚後でも遅くない! 「会話時間」を毎日とることが満足度アップのコツ

さらに、結婚している人でも今後夫婦満足度をアップさせるために有効なコミュニケーションを探るべく、「今」が「結婚直後」よりも「パートナーに対する満足度」がアップしている夫婦とダウンしている夫婦にわけて傾向を探りました。すると満足度がアップした夫婦は満足度がダウンした夫婦よりも「会話する時間を作る」「『ありがとう』と伝える」「小さなことでもほめあう」といった会話に関するコミュニケーションを「ほぼ毎日」行っている割合が高いことが判明。共働きで忙しい「ペンギン夫婦」の生存戦略としても、会話に関するコミュニケーションは重要な役割を持つといえそうです。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年01月31日(火)~2017年02月02日(木)
調査属性:20~50代既婚男女   
調査人数: 1600名 ※性年代別均等割付

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートマーケティングパートナーズ]
 マイページ TOP