スマートフォン/タブレットユーザーのアクセサリー購入動向調査(スマートフォンまたはタブレットを保有し、使用しているユーザー対象) 

2016年07月20日
市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは、スマートフォン/タブレットユーザーの周辺機器・アクセサリー購入動向調査を実施し、このほど、その結果をまとめました。

スマートフォン市場は需要が一巡し、アクセサリー市場も初期市場とは違う消費者ニーズや新しいカテゴリー商品へのニーズが出ています。
例えば、カバー/ケースはデザイン性や材質、ブランドなどを求めるユーザーニーズがより細分化し、高品質・高価格・多様化が進んでいます。また、画面保護フィルムはスマートフォン画面の大型化に伴い、耐衝撃性のニーズが高まり、強化ガラスを使用した製品などが売れています。さらに、スマートフォンと連動するワイヤレスヘッドフォンやスマートウォッチ、健康管理・スポーツなどに活用するフィットネストラッカーなど、より付加価値の高い周辺機器が市場に登場しています。また、アクセサリーの購入先にも変化が現れています。細分化する消費者ニーズに応える様々な専門店やWEB通販サイトが登場し、市場シェアを伸ばしています。

2013年調査開始以来4回目となる本調査では、このような市場の変化をふまえ、ユーザーニーズの経年変化を明らかにするとともに、今後注目すべき分野を展望しました。

【調査結果のポイント】

本調査は、2013 年より、毎年継続的に行っている調査で今回で4回目となります。
今回の調査結果を過去3回の調査結果と比較して、周辺機器・アクセサリーの購入トレンドを探りました。

よく買われる商品は、①カバー/ケース、②画面保護フィルム、③モバイルバッテリー。
 → 4年間、トップ①、②は変わらないがモバイルバッテリーの順位が上昇


2016年調査の購入商品トップ3は1位が「スマートフォンのカバー/ケース」、2位が「スマートフォンの画面保護フィルム」、3位が「モバイルバッテリー」であった。
過去3回の調査と比較すると1位と2位は変化がないが、3位は過去3回「イヤホン/ヘッドフォン」が購入されていたが、2016年は「イヤホン/ヘッドフォン」は5位に後退し、「モバイルバッテリー」が買われた。

(*) 2013 年の結果は今までの購入累計についての回答、2014、2015、2016 年の結果は、 最近1 年間の購入についての回答。2013 年は「スマートフォン/タブレットのカバー/ ケース」、「スマートフォン/タブレットの画面保護フィルム」に統合して質問、2014、2015、 2016 年はスマートフォンとタブレットを分けて質問。

よく買われる場所は、①家電量販店、②Amazon、③携帯電話ショップ
 → 4年間、トップ3に変化はないが、Amazon、スマホアクセサリー専門店、100円ショップの購入率は上昇
 → 主要7製品では、家電量販店がトップを維持するも購入率は年々低下、Amazonの購入率は増加


周辺機器・アクセサリーの主な購入先は「家電量販店」が1 位、「Amazon」が2 位、「携帯電話ショップ」が3 位の順で、最近4 年間のトップ3 には変化はない。
このところ、「スマホアクセサリ専門店」と「100 円ショップ」が伸びている。

主要7製品(カバー/ケース、画面保護フィルム、モバイルバッテリー、USBケーブル、イヤホン/ヘッドフォン、ACアダプター、メモリー関連)の購入先を見ると、「家電量販店」がトップを維持しているが、購入率は年々減っている。一方で、直近の「Amazon」の購入率は非常に増えている。

カバー/ケース、画面保護フィルムの購入価格帯は年々上昇
 → 手帳型を好むユーザー増加と画面保護フィルムの高機能化が背景


「3,000~5,000 円未満」のユーザーが増えている。5,000円以上の高額製品の購入者も少し増えており、平均購入価格帯は少しずつ高くなっている。


【調査概要】
調査方法:(PC)Web アンケート調査
調査期間:2016 年5 月実施
調査対象:
現在、スマートフォンまたはタブレットを保有し、使用しているユーザー800名。
10代(15 歳~19 歳)男女各80名
20代(20 歳~29 歳)男女各80名
30代(30 歳~39 歳)男女各80名
40代(40 歳~49 歳)男女各80名
50代以上(50 歳~)男女各80名 計 男性400名 女性400名 計800名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[シード・プランニング]
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