住まいのリフォーム・リノベーションに関する調査(20歳以上の既婚男女で、本人または配偶者が世帯主対象) 

2017年03月10日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『住まいのリフォーム・リノベーションに関する調査』結果を発表します。本調査は、事前の調査で現在の住居について回答した20歳以上の既婚男女で、本人または配偶者が世帯主の827名を対象にしています。

※本調査では「リノベーション」を、建築時よりも性能や価値を向上させる改修(例:間取りの変更、バリアフリー)と定義します。

【調査結果の概要】

■今後、家を持ちたい男性の5人に1人が、「中古のリノベーション物件」を希望
現在、賃貸物件などに住んでいる人のうち、「今後、持ち家に住みたい」と答えた人は61.8%(男性は59.0%、女性は63.7%)でした※1。
そのうち、「新築」を希望する人は69.7%(男性は64.4%、女性は73.1%)、「中古住宅を購入し、リノベーションして居住したい」人は17.1%(男性は20.3%、女性は15.1%)でした。

■中古物件をリノベーションして住む理由は、1位「理想や好みの実現」、2位「コスト削減」
家を所有している人のうち、中古物件を購入した人は18.1%でした※2。年代別に見ると、20代は25.0%、30代は20.2%、40代は18.9%、50代は17.0%、60歳以上は13.6%で、若い世代ほど、中古物件の購入割合が高い結果となりました。
中古物件をリノベーションして住む人にその理由を聞いたところ、「自分の理想や好みを反映しやすい」(50.0%)が最も多く、次いで「コストを抑えたかった」(38.9%)でした※3。

■「DIY」によるリフォーム経験者は、20代持ち家世帯の4割超
家を所有する人のうち、リフォームについて、「業者に依頼したことがある」人は39.6%(20代は40.3%、30代は28.3%、40代は27.9%、50代は42.6%、60歳以上は53.7%)、「DIYで手を加えたことがある」人は26.5%(20代は43.1%、30代は26.3%、40代は27.9%、50代は29.1%、60歳以上は15.0%)でした※3。
DIYの情報源は、「インターネット(SNS、ブログなどを含む)」が最も多く(61.9%)、次いで「材料を販売しているショップ(店員や展示物などを含む)」(45.8%)、「書籍・雑誌」(39.0%)でした※3。

■女性の過半数が、「ショールームは、目的がないと入りにくい」
住宅設備会社やリフォーム会社のショールームの存在を知っている人のうち、「ショールームに行ったことがある」人は41.0%、「興味はあるが、行ったことがない」人は25.0%でした。
興味があっても行ったことがない理由として、「目的がないと、入りにくい」(男性:37.9%、女性:51.3%)や、「申し込みや購入をしないと、出て来られなそう」(男性:31.8%、女性:33.3%)が多く、興味や関心だけでは気軽に立ち寄れる場所ではないと思われているようです※3。

※1 「持ち家に住みたい」「どちらかというと持ち家に住みたい」の合計。
※2 「中古物件を購入し、自費で改修してから居住」「中古物件(自費での改修はせずに居住)」の合計。
※3 複数回答可。


【調査概要】
調査名:『住まいのリフォーム・リノベーションに関する調査』
調査期間 :2017年3月1日(水)
調査対象 :事前の調査で、現在の住居について回答した20歳以上の既婚男女で、本人または配偶者が世帯主の827名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
 マイページ TOP