「口内ケア」についての意識・実態調査(20~40代で企業にお勤めの男性対象) 

2017年03月09日
パナソニックは、20~40代で企業にお勤めの男性500名を対象に、「口内ケア」についての意識・実態を調べました。

【調査結果】

ビジネスパーソンは<口内フローラ>の乱れに要注意! リストでチェック

はじめに、「ビジネスパーソンの口内ケア」事情について20~40代の有職男性500名に意識・実態調査を行いました。口内には「腸内」と同じように良い菌と悪い菌が存在する「口内フローラ」があり、その乱れによって口臭・歯周病などが起こりうることは、意外に知られていません。今回の調査では、「口内フローラ」が乱れがちなビジネスパーソンの実態と、それに対する口内ケアの“盲点”が明らかになりました。

● 口内フローラの乱れかも!? 約3割が「口臭」を他人から指摘された経験あり 

はじめに、ビジネスシーンでの「口臭」についてきくと、72%が「他人の口臭が気になったことがある」と回答。実に7割超の働く男性が、「他人の口臭」を気にしながら働いているという結果となりました。
一方で「『自分の口臭』を他人に指摘された」(29%)というシビアな経験をしている人も約3割と少なからず存在。

ビジネスシーンにおいて 「口臭」によって他人に不快な思いをさせている人の多さがうかがえますが、その原因の1つに「口内フローラ」の乱れがあるのです。 

● いくつ当てはまる? 4個当てはまったら要注意! 「口内フローラ」の乱れをチェック 

そこで、今回は「マスクをしたときに自分の口臭が気になるか」「だ液のネバつきが気になるか」など、「口内フローラ」の乱れをチェックする12項目のリストを作成。いくつ当てはまるか答えてもらいました。(監修:歯科衛生士・北原文子先生)

<『口内フローラ』の乱れチェックリスト>
・マスクをしたときに自分の口臭が気になる
・歯肉から出血がある
・朝食をぬくことが多い
・よく噛まないで食べる
・硬いものより柔らかいものが好き
・緑茶や紅茶よりコーヒーが好き
・水分をあまり取らない
・気がつくと口があいている
・ 一日中エアコンを使っている
・夜更かしをすることがよくある
・ストレスを溜め込んでいる
・だ液のネバつきが気になる

【0個】    『口内フローラ』は整っています
【1~3個】   現在の症状・習慣が続くと、『口内フローラ』が乱れる可能性があります。
【4~8個】  『口内フローラ』の乱れがあります。口内ケアの改善をおすすめします。
【9~12個】『口内フローラ』は乱れています。トラブルを引き起こす可能性があります。

すると、「口内フローラ要注意」レベルに相当する、「4個以上」当てはまる男性は55%と半数を上回る結果に。大多数のビジネスパーソンに「口内フローラ」の乱れが起き、“トラブル予備軍”と化していることがうかがえます。

また、今の季節、風邪予防・花粉対策としてマスクを着けている人も多いのではないでしょうか。チェックリスト中の「マスクをした時の口臭」は、この季節「口内フローラ」の乱れに気づきやすいポイントです。そこで「マスクの口臭」について個別にきくと、「過去に気になった経験がある」人が59%に上ります。「マスクの口臭」は口内ケアに目を向けるきっかけになると言えそうです。

● 「歯ブラシ」のみのビジネスマンが約9割! 自分の「口内ケア」には低い評価も

「口内フローラ」のチェックリストにより、大多数のビジネスパーソンに「口内フローラ」の乱れが起きていることがうかがえます。そこで、その実態を探るべく働く男性に口内環境を自己評価してもらうと、「口内環境に<十分>自信がある」と回答した人はわずか27%。

低評価の人の実態をきくと、「睡魔に襲われ、歯を磨かないでそのまま寝てしまうことがあるから」(42歳)、「歯磨きしない日があるから」(44歳)など、忙しい働く男性にとって自分できちんと「口内ケア」を行う難しさがわかります。

では、どんな「口内ケア」が「口内環境」の低評価につながってしまうのか、さらにたずねました。まず、日常的に何らかの「口内ケア」を行っている人は92%に上ります。具体的な対策としては、1位に「歯ブラシで歯を磨く」(85%)、2位に「マウスウォッシュで口をゆすぐ」(29%)、3位に「ミントなどのタブレットを噛む」(24%)が続きました。

しかし、「歯を磨いても口内がすっきりしないことが多い」(33歳)、「歯磨きをしていても歯垢残りがある」(29歳)など「歯磨き方法」に悩む声も少なくありません。そこで最後に自宅での現在の「口内ケア」で<十分に>ケアができていると思うか」をきくと、「そう思わない」と回答した人は61%。

多くの人が「口内フローラ」の乱れに「要注意レベル」でもあり、自宅での対策については「十分にケアできていない」と考えているようです。その結果として「口内環境」の自信度も低くなってしまうのが働く男性の現状のようです。


[調査概要]
調査対象:20~40代 有職業男性500名 ※性年代別均等割付
調査期間:2017 年2月17日(金)~2017年2月20日(月)
調査方法:インターネット調査

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