インターネットバンキングの利用に関するアンケート調査(第18回) 

2017年03月03日
マイボイスコムは、18回目となる『インターネットバンキングの利用』に関するインターネット調査を2017年1月1日~5日に実施し、11,270件の回答を集めました。

【調査結果TOPICS】

■インターネットバンキングの現在利用者は6割強で減少傾向

■インターネットバンキングの利用意向は7割弱、現在利用者の約95%、未経験者の1割強。利用意向者の3割弱は「スマートフォン」からの利用を希望、過去調査より増加傾向


【調査結果】

◆インターネットバンキングの利用経験
インターネットバンキングの利用経験率は69.8%、「現在利用している」は62.9%です。いずれも2008年をピークに減少傾向にあります。男性の方が、現在利用者、利用経験者の比率が高くなっています。「現在利用している」は、男性30代以上で7~8割、女性30代以上で5~6割です。

◆インターネットバンキングでの利用サービス
インターネットバンキングで利用しているサービスは、「口座情報の照会・明細の確認」「振り込み・送金」が各8割で上位2位となっています。最頻利用インターネットバンキング別にみると、『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ゆうちょ銀行』では「振り込み・送金」が最多です。『ジャパンネット銀行』『楽天銀行』では「ネットショッピングなどの決済」、『ソニー銀行』では「定期預金・積み立て」「外貨預金」が他の層より比率が高くなっています。

◆利用しているインターネットバンキング、満足度
現在利用しているインターネットバンキングは、「楽天銀行」(51.7%)がトップ、「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱東京UFJ銀行」「ジャパンネット銀行」「三井住友銀行」が2~3割で続きます。

最もよく利用しているインターネットバンキングは、「楽天銀行」が28.8%、「住信SBIネット銀行」が10.3%、「三菱東京UFJ銀行」「ゆうちょ銀行」が8~9%となっています。最頻利用インターネットバンキングについて「満足」の比率をみると、『じぶん銀行』『ソニー銀行』『ゆうちょ銀行』で各30%台となっています。「満足」「やや満足」を合わせた満足している人の比率を見ると、『新生銀行』『りそな銀行』で各8割弱と他の層より高くなっています。

◆インターネットバンキング選定時の重視点
インターネットバンキング選定時の重視点は、「手数料が安い」(64.7%)が1位、以下「信頼できる」「銀行に取引口座がある」「24時間リアルタイムで利用が可能」が各30%台で続きます。最頻利用インターネットバンキング別にみると、『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』では「手数料が安い」、『イオン銀行』『ソニー銀行』では「預金の金利が高い」、『じぶん銀行』では「スマートフォンから利用しやすい」の比率が高くなっています。

◆インターネットバンキングの利用意向、利用機器の意向
インターネットバンキングの利用意向は、「積極的に利用したい」「まあ利用したい」を合わせて67.3%、男性や40代で比率が高くなっています。インターネットバンキングの現在利用者では約95%、利用中止者では5割強、未経験者では1割強です。女性10・20代では、非利用意向の方が利用意向より比率が高くなっています。

インターネットバンキング利用意向者のうち、「パソコン」から利用したい人は89.4%です。「スマートフォン」は27.9%、「タブレット端末」は8.8%で、いずれも過去調査より増加傾向にあります。「スマートフォン」は、20代で6割、30代で4割と若年層で比率が高く、また『じぶん銀行』『セブン銀行』主利用者で高くなっています。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2017年01月01日~01月05日
回答者数:11,270名
調査機関:マイボイスコム株式会社

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