平成28年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」 

2017年02月15日
スポーツ庁は、平成28年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」を実施し,調査結果の概要を発表。

【調査結果サマリー】

1.スポーツ実施率について
○週 1 日以上運動・スポーツをする成人の割合は 42.5%,週 3 日以上では 19.7%。
20代~40代の実施率が低く,男女とも70代が最も高い。
○「この1年間に運動・スポーツはしなかった」かつ「現在運動・スポーツはしておらず今後もするつもりがない」と答えた者が27.2%存在している。
【参考】 平成27年度内閣府「東京オリンピック・パラリンピックに関する世論調査」では,週1日以上のスポーツ実施率は40.4%,週3日以上は16.6%。調査方法が異なるため単純比較はでき
ない。

2.実施状況の変化の要因
○運動・スポーツを行った理由としては「健康のため」が 77.4%と最も多く,「体力増進・維持のため」(53.0%),「楽しみ・気晴らしのため」(45.1%)が続いている。
(複数回答可)
○実施頻度が減ったあるいは増やせない理由としては「仕事や家事が忙しいから」(32.8%)が最も多く,「面倒くさいから」(24.0%),「年をとったから」(15.9%),「お金に余裕がないから」(14.2%)などが続いている。(複数回答可)

3.「みる」「ささえる」スポーツについて
○この1年に直接現地でスポーツ観戦を行った者は24.7%。
○この1年にスポーツに関するボランティアに参加した割合は6.1%。スポーツ実施頻度が高い層ほど参加率は高い。内容としては「運動・スポーツの指導」(参加した者のうち 28.1%)が最も多く,「審判」(同 23.2%)「クラブ・団体の運営や世話」(同23.2%)が続いている。

4.スポーツの価値について
○運動・スポーツについて「大切」「まあ大切」としている者の割合は65.9%。運動・スポーツに対する価値は,運動実施頻度が高い層ほど強く感じている。


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:18~79歳の男女
調査方法:登録モニター(約103万人)対象のWebアンケート調
回収数:有効回収数 計20,000件
回収割付:調査対象の人口構成比に準拠した割付
調査実施期間:平成28年11月7日(月)~11月14日(月

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[スポーツ庁]
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