「過去/未来30年のテクノロジー」に関する意識調査 

2017年02月27日
BIGLOBEは、インターネット接続サービスを利用している会員の方を対象にBIGLOBE 30周年記念企画として「過去/未来30年のテクノロジー」に関する意識調査を実施しました。
本調査は、BIGLOBEのインターネット接続サービスを利用する方のうち、全国の10~90代の38,200人を対象に、アンケート形式で実施しました。調査期間は2016年10月26日~11月25日、調査方法はインターネット調査です。
 
【調査結果のトピックス】

期待している未来のテクノロジー、シニアはAI、20代以下はVR/AR
今後30年でワクワクするテクノロジー/サービスの進歩を質問したところ、半数近くが「AI(人工知能)のカスタマーサポート/医療診断/進路相談などへの活用」と回答。中でも、シニア層は約6割にのぼった。また、20代以下の若年層では「VR/AR(拡張現実)のゲーム/スポーツ観戦/ライブ・演劇鑑賞/旅行/自然体験などへの活用」が4割以上となった。

印象的な過去のテクノロジーは、インターネットの登場。20代以下はiPhone&スマホの普及
過去30年でワクワクしたテクノロジー/サービスの進歩を質問したところ、「インターネットの登場」と回答した人が約8割と最多。ただし、20代以下では「iPhoneを契機としたスマートフォンの普及」が55.4%と最も高い値を示した。

SF世界を夢見る男性と日常的な実利を求める女性の違い
期待する未来のテクノロジーを質問すると、男性は「AI(人工知能)のカスタマーサポート/医療診断/進路相談などへの活用」「自家用車/トラック/バス/タクシーなど自動運転車の普及」「VR/AR(拡張現実)のゲーム/スポーツ観戦/ライブ・演劇鑑賞/旅行/自然体験などへの活用」などが女性より高く、SF的世界への憧れが見られた。一方、女性は「再生医療の美容/アンチエイジングなどへの活用」「家庭用ロボットの家事代行への活用」が男性より高い結果となった。
 
【調査結果詳細】

1.期待している未来のテクノロジー、シニアはAIによる生活支援、若者はVR/ARのエンタメ活用
「これからの30年でワクワクするテクノロジー/サービスの進歩を教えてください」と質問したところ、「AI(人工知能)のカスタマーサポート/医療診断/進路相談などへの活用」と回答した人が48.2%で最多。中でも、60代は56.3%、70代以上は60.6%と、シニア層に顕著な結果となった。
一方、20代以下では「VR/AR(拡張現実)のゲーム/スポーツ観戦/ライブ・演劇鑑賞/旅行/自然体験などへの活用」が45.9%と他年代と比べても高い。また、若い年代になるほど、この項目への期待度は高く、テクノロジーのエンターテインメント活用を求める傾向が明らかとなった。

2.過去のテクノロジーで心躍ったのは、インターネットの登場。若者はiPhone/SNS/動画配信
「これまでの30年でワクワクしたテクノロジー/サービスの進歩を教えてください」と質問したところ、「インターネットの登場」と回答した人が80.7%で最多となった。ただし、20代以下は「iPhoneを契機としたスマートフォンの普及」が55.4%と最多。また「LINE/Facebook/Twitter/Instagramなどソーシャルメディアによるコミュニケーションの変化」(45.1%)、「YouTube/ニコニコ動画など動画配信サービスの登場」(54.0%)と、SNS/動画配信が他年代と比べて特に高い。iPhone/SNS/動画配信に対する印象は、20代以下と30代でも差が大きく、デジタルネイティブ世代(1990年生まれ以降)である20代以下特有の感性と考えられる。

3.SF世界を夢見る男性、実利を求める女性の違い
期待する未来のテクノロジーを質問すると、男性は「AI(人工知能)のカスタマーサポート/医療診断/進路相談などへの活用」「自家用車/トラック/バス/タクシーなど自動運転車の普及」「リニア新幹線の開通」「VR/AR(拡張現実)のゲーム/スポーツ観戦/ライブ・演劇鑑賞/旅行/自然体験などへの活用」などが女性より高い数値になり、SF的な世界への憧れが見られた。一方、女性は「再生医療の美容/アンチエイジングなどへの活用」「家庭用ロボットの家事代行への活用」が男性より高く、日常性の深い自分事を選択した。
印象的な過去のテクノロジーは、男性では「Windows95によるパソコンの普及」「インターネットの登場」などインフラ面で顕著なのに対し、女性は「LINE/Facebook/Twitter/Instagramなどソーシャルメディアによるコミュニケーションの変化」「楽天/Amazon などECサイトによる買物のスタイルの変化」などコミュニケーションやショッピングなどのサービス面の印象が強い。


【調査概要】
調査名:過去/未来30年のテクノロジーに関する意識調査
調査対象:インターネット接続サービスを利用している方のうち、全国の10~90代の38,200人
(n=38,200)
調査期間:2016年10月26日~11月25日

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