社会意識に関する世論調査（20歳以上の方対象）
2016年04月11日
内閣府は、20歳以上の方を対象に「社会意識に関する世論調査」を発表。
調査項目
１ 国や社会との関わりについて
２ 社会の現状に対する認識について
３ 国の政策に対する評価について
※ 本資料では、過去の調査結果との比較において、統計学的に有意差（信頼度95％）が認められる回答については、「(増)」または「(減)」と記載している。
【調査結果抜粋】
１ 国や社会との関わりについて
（１）国を愛する気持ちの程度
問１ 「国を愛する」という気持ちについて伺います。あなたは，他の人と比べて，「国を愛する」という気持ちは強い方だと思いますか。それとも，弱い方だと思いますか。この中から 1 つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・強い（小計） 55.4％ → 55.5％
・非常に強い 16.9％ → 16.2％
・どちらかといえば強い 38.5％ → 39.3％
・どちらともいえない（わからない） 37.9％ → 38.4％
・弱い（小計） 6.6％ → 6.1％
・どちらかといえば弱い 5.8％ → 5.5％
・非常に弱い（全くない） 0.8％ → 0.6％
（２）国を愛する気持ちを育てる必要性
問２ あなたは，今後，国民の間に「国を愛する」という気持ちをもっと育てる必要があると思いますか。それとも，そうは思いませんか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・そう思う 75.8％ → 74.9％
・そうは思わない 12.5％ → 12.6％
・わからない 11.8％ → 12.5％
（３）社会志向か個人志向か
問３ 国民は，「国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」という意見と，「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」という意見がありますが，あなたのお考えは，このうちどちらの意見に近いですか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・国や社会のことにもっと目を向けるべきだ 47.8％ → 46.9％
・個人生活の充実をもっと重視すべきだ 41.0％ → 40.8％
・一概にいえない 10.2％ → 11.4％（増）
（４）社会への貢献意識
問４ あなたは，日頃，社会の一員として，何か社会のために役立ちたいと思っていますか。
それとも，あまりそのようなことは考えていませんか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・思っている 66.1％ → 65.0％
・あまり考えていない 31.7％ → 32.4％
ア 社会への貢献内容
更問 （問４で「思っている」と答えた方（3,820 人）に）
何か社会のために役立ちたいと思っているのはどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位５項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・社会福祉に関する活動（老人や障害者などに対する介護，身の回りの世話，給食，保育など） 37.5％ → 35.1％（減）
・町内会などの地域活動（お祝い事や不幸などの手伝い，町内会や自治会などの役員，防犯や防火活動など） 32.2％ → 32.9％
・自然・環境保護に関する活動（環境美化，リサイクル活動，牛乳パックの回収など） 32.8％ → 31.6％
・自主防災活動や災害援助活動 28.5％ → 25.4％（減）
・自分の職業を通して 26.4％ → 25.0％
（５）国民全体の利益か個人の利益か
問５ あなたは，今後，日本人は，個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだと思いますか。それとも，国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだと思いますか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ 50.6％ → 48.0％（減）
・国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだ 31.4％ → 33.9％（増）
・一概にいえない 16.0％ → 16.4％
（６）現在の地域での付き合いの程度
問６ あなたは，地域での付き合いをどの程度していますか。この中から 1 つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・付き合っている（小計） 68.2％ → 67.8％
・よく付き合っている 17.9％ → 16.9％
・ある程度付き合っている 50.3％ → 50.9％
・付き合っていない（小計） 31.8％ → 32.1％
・あまり付き合っていない 25.6％ → 25.6％
・全く付き合っていない 6.1％ → 6.5％
（７）望ましい地域での付き合いの程度
問７ 地域での付き合いは，どの程度が望ましいと思いますか。この中から１つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・住民全ての間で困ったときに互いに助け合う 46.3％ → 43.0％（減)
・気の合う住民の間で困ったときに助け合う 24.2％ → 25.1％
・困ったときに助け合うことまではしなくても，住民がみんなで行事や催しに参加する 15.1％ → 15.8％
・困ったときに助け合うことまではしなくても，住民の間で世間話や立ち話をする 5.6％ → 6.7％（増）
・困ったときに助け合うことまではしなくても，住民の間であいさつを交わす 6.6％ → 7.3％
・地域での付き合いは必要ない 0.9％ → 1.0％
２ 社会の現状に対する認識について
（１）現在の世相（明るいイメージ）
問８ あなたは，現在の世相をひとことで言えば，明るいイメージとしては，どのような表現があてはまると思いますか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位３項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・平和である 59.9％ → 61.1％
・安定している 23.5％ → 25.4％（増）
・おもいやりがある 20.4％ → 18.8％（減）
・特にない 13.3％ → 12.8％
（２）現在の世相（暗いイメージ）
問９ あなたは，現在の世相をひとことで言えば，暗いイメージとしては，どのような表現があてはまると思いますか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位４項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・無責任の風潮がつよい 39.5％ → 42.2％（増）
・自分本位である 36.4％ → 36.9％
・ゆとりがない 34.8％ → 33.7％
・連帯感が乏しい 27.5％ → 26.6％
（３）日本の誇り
問 10 あなたは，日本の国や国民について，誇りに思うことはどんなことですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位４項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・治安のよさ 56.8％ → 56.6％
・美しい自然 54.0％ → 55.4％
・すぐれた文化や芸術 49.5％ → 49.9％
・長い歴史と伝統 46.0％ → 46.6％
（４）社会の満足度（満足している点）
問 11 あなたは，現在の社会において満足している点は何ですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位５項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・良質な生活環境が整っている 41.1％ → 42.7％
・心と身体の健康が保たれる 27.5％ → 27.0％
・向上心・向学心を伸ばしやすい 18.6％ → 17.9％
・働き方を選択しやすい 15.2％ → 17.3％（増）
・人と人とが認め合い交流しやすい 17.2％ → 17.1％
・特にない 20.5％ → 19.6％
（５）社会の満足度（満足していない点）
問 12 あなたは，現在の社会において満足していない点は何ですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位５項目）
平成 27 年１月 平成 28 年 2 月
・経済的なゆとりと見通しが持てない 46.9％ → 44.4％（減)
・若者が社会での自立を目指しにくい 40.1％ → 37.1％（減)
・家庭が子育てしにくい 28.8％ → 28.5％
・熟年・高齢者が社会と関わりにくい 24.9％ → 25.2％
・女性が社会での活躍を志向しにくい 25.5％ → 23.5％（減)
（６）社会全体の満足度
問 13 あなたは，現在の社会に全体として満足していますか。それとも，満足していませんか。
この中から１つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・満足している（小計） 59.3％ → 62.0％（増）
・満足している 7.1％ → 7.1％
・やや満足している 52.2％ → 54.9％（増）
・満足していない（小計） 40.2％ → 37.2％（減）
・あまり満足していない 33.0％ → 31.0％（減）
・満足していない 7.2％ → 6.3％
【調査概要】
調査対象：全国 20 歳以上の日本国籍を有する者10,000 人
有効回収数：5,877 人（回収率 58.8％）
調査期間：平成 28 年 1 月 28 日 ～ 2 月 14 日(調査員による個別面接聴取)
調査目的：社会や国に対する国民の基本的意識の動向を調査し，広く行政一般のための基礎資料とする。
調査実績：昭和 43 年度から原則毎年度実施し，今回は45 回目。
（平成18 年度の調査から、調査対象者に調査主体が「内閣府」であることを提示した上で実施。）
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
調査項目
１ 国や社会との関わりについて
２ 社会の現状に対する認識について
３ 国の政策に対する評価について
※ 本資料では、過去の調査結果との比較において、統計学的に有意差（信頼度95％）が認められる回答については、「(増)」または「(減)」と記載している。
【調査結果抜粋】
１ 国や社会との関わりについて
（１）国を愛する気持ちの程度
問１ 「国を愛する」という気持ちについて伺います。あなたは，他の人と比べて，「国を愛する」という気持ちは強い方だと思いますか。それとも，弱い方だと思いますか。この中から 1 つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・強い（小計） 55.4％ → 55.5％
・非常に強い 16.9％ → 16.2％
・どちらかといえば強い 38.5％ → 39.3％
・どちらともいえない（わからない） 37.9％ → 38.4％
・弱い（小計） 6.6％ → 6.1％
・どちらかといえば弱い 5.8％ → 5.5％
・非常に弱い（全くない） 0.8％ → 0.6％
（２）国を愛する気持ちを育てる必要性
問２ あなたは，今後，国民の間に「国を愛する」という気持ちをもっと育てる必要があると思いますか。それとも，そうは思いませんか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・そう思う 75.8％ → 74.9％
・そうは思わない 12.5％ → 12.6％
・わからない 11.8％ → 12.5％
（３）社会志向か個人志向か
問３ 国民は，「国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」という意見と，「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」という意見がありますが，あなたのお考えは，このうちどちらの意見に近いですか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・国や社会のことにもっと目を向けるべきだ 47.8％ → 46.9％
・個人生活の充実をもっと重視すべきだ 41.0％ → 40.8％
・一概にいえない 10.2％ → 11.4％（増）
（４）社会への貢献意識
問４ あなたは，日頃，社会の一員として，何か社会のために役立ちたいと思っていますか。
それとも，あまりそのようなことは考えていませんか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・思っている 66.1％ → 65.0％
・あまり考えていない 31.7％ → 32.4％
ア 社会への貢献内容
更問 （問４で「思っている」と答えた方（3,820 人）に）
何か社会のために役立ちたいと思っているのはどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位５項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・社会福祉に関する活動（老人や障害者などに対する介護，身の回りの世話，給食，保育など） 37.5％ → 35.1％（減）
・町内会などの地域活動（お祝い事や不幸などの手伝い，町内会や自治会などの役員，防犯や防火活動など） 32.2％ → 32.9％
・自然・環境保護に関する活動（環境美化，リサイクル活動，牛乳パックの回収など） 32.8％ → 31.6％
・自主防災活動や災害援助活動 28.5％ → 25.4％（減）
・自分の職業を通して 26.4％ → 25.0％
（５）国民全体の利益か個人の利益か
問５ あなたは，今後，日本人は，個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだと思いますか。それとも，国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだと思いますか。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ 50.6％ → 48.0％（減）
・国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだ 31.4％ → 33.9％（増）
・一概にいえない 16.0％ → 16.4％
（６）現在の地域での付き合いの程度
問６ あなたは，地域での付き合いをどの程度していますか。この中から 1 つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・付き合っている（小計） 68.2％ → 67.8％
・よく付き合っている 17.9％ → 16.9％
・ある程度付き合っている 50.3％ → 50.9％
・付き合っていない（小計） 31.8％ → 32.1％
・あまり付き合っていない 25.6％ → 25.6％
・全く付き合っていない 6.1％ → 6.5％
（７）望ましい地域での付き合いの程度
問７ 地域での付き合いは，どの程度が望ましいと思いますか。この中から１つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・住民全ての間で困ったときに互いに助け合う 46.3％ → 43.0％（減)
・気の合う住民の間で困ったときに助け合う 24.2％ → 25.1％
・困ったときに助け合うことまではしなくても，住民がみんなで行事や催しに参加する 15.1％ → 15.8％
・困ったときに助け合うことまではしなくても，住民の間で世間話や立ち話をする 5.6％ → 6.7％（増）
・困ったときに助け合うことまではしなくても，住民の間であいさつを交わす 6.6％ → 7.3％
・地域での付き合いは必要ない 0.9％ → 1.0％
２ 社会の現状に対する認識について
（１）現在の世相（明るいイメージ）
問８ あなたは，現在の世相をひとことで言えば，明るいイメージとしては，どのような表現があてはまると思いますか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位３項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・平和である 59.9％ → 61.1％
・安定している 23.5％ → 25.4％（増）
・おもいやりがある 20.4％ → 18.8％（減）
・特にない 13.3％ → 12.8％
（２）現在の世相（暗いイメージ）
問９ あなたは，現在の世相をひとことで言えば，暗いイメージとしては，どのような表現があてはまると思いますか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位４項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・無責任の風潮がつよい 39.5％ → 42.2％（増）
・自分本位である 36.4％ → 36.9％
・ゆとりがない 34.8％ → 33.7％
・連帯感が乏しい 27.5％ → 26.6％
（３）日本の誇り
問 10 あなたは，日本の国や国民について，誇りに思うことはどんなことですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位４項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・治安のよさ 56.8％ → 56.6％
・美しい自然 54.0％ → 55.4％
・すぐれた文化や芸術 49.5％ → 49.9％
・長い歴史と伝統 46.0％ → 46.6％
（４）社会の満足度（満足している点）
問 11 あなたは，現在の社会において満足している点は何ですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位５項目）
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・良質な生活環境が整っている 41.1％ → 42.7％
・心と身体の健康が保たれる 27.5％ → 27.0％
・向上心・向学心を伸ばしやすい 18.6％ → 17.9％
・働き方を選択しやすい 15.2％ → 17.3％（増）
・人と人とが認め合い交流しやすい 17.2％ → 17.1％
・特にない 20.5％ → 19.6％
（５）社会の満足度（満足していない点）
問 12 あなたは，現在の社会において満足していない点は何ですか。この中からいくつでもあげてください。（複数回答）
（上位５項目）
平成 27 年１月 平成 28 年 2 月
・経済的なゆとりと見通しが持てない 46.9％ → 44.4％（減)
・若者が社会での自立を目指しにくい 40.1％ → 37.1％（減)
・家庭が子育てしにくい 28.8％ → 28.5％
・熟年・高齢者が社会と関わりにくい 24.9％ → 25.2％
・女性が社会での活躍を志向しにくい 25.5％ → 23.5％（減)
（６）社会全体の満足度
問 13 あなたは，現在の社会に全体として満足していますか。それとも，満足していませんか。
この中から１つだけお答えください。
平成 27 年 1 月 平成 28 年 2 月
・満足している（小計） 59.3％ → 62.0％（増）
・満足している 7.1％ → 7.1％
・やや満足している 52.2％ → 54.9％（増）
・満足していない（小計） 40.2％ → 37.2％（減）
・あまり満足していない 33.0％ → 31.0％（減）
・満足していない 7.2％ → 6.3％
【調査概要】
調査対象：全国 20 歳以上の日本国籍を有する者10,000 人
有効回収数：5,877 人（回収率 58.8％）
調査期間：平成 28 年 1 月 28 日 ～ 2 月 14 日(調査員による個別面接聴取)
調査目的：社会や国に対する国民の基本的意識の動向を調査し，広く行政一般のための基礎資料とする。
調査実績：昭和 43 年度から原則毎年度実施し，今回は45 回目。
（平成18 年度の調査から、調査対象者に調査主体が「内閣府」であることを提示した上で実施。）
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[内閣府]
