遺失物に関する世論調査(18歳以上の方対象) 

2016年12月26日
内閣府は、「遺失物に関する世論調査」を発表。

【調査結果】

1 落とし物に関する意識
(1) 安価で大量に流通している物を落とした場合の対応

問1 もしあなたが,傘,衣類,ハンカチなど,値段が安くて大量に流通している物を落とした場合,どのような方法で探すと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(複数回答)

(全4項目)
・心当たりのあるお店,駅などがある場合,その施設に問い合わせる 50.4%
・特に探さないであきらめる 49.6%
・警察署又は交番・駐在所などに問い合わせて遺失届を提出する 14.6%
・警察がインターネット上で公表している落とし物の情報を閲覧する 3.1%

(2) 運転免許証や財布などを落とした場合の対応

問2 では,もしあなたが,運転免許証,財布など,値段が安くて大量に流通している物以外の物を落とした場合,どのような方法で探すと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(複数回答)

(全4項目)
・警察署又は交番・駐在所などに問い合わせて遺失届を提出する 91.1%
・心当たりのあるお店,駅などがある場合,その施設に問い合わせる 70.6%
・警察がインターネット上で公表している落とし物の情報を閲覧する 9.6%
・特に探さないであきらめる 1.1%

2 落とし物の取扱い方法に関する意識

問3 傘や衣類のように値段が安くて大量に拾われる一方で,落とし主がほとんど取りに来ない落とし物について,警察や拾われた施設などでどのように取り扱うのがよいと思いますか。あなたのお考えに最も近いものをこの中から1つだけお答えください。

・2週間保管した後,落とし主が取りに来なければ廃棄してよい 42.5%
・2週間より短い期間保管した後,落とし主が取りに来なければ廃棄してよい 13.9%
・2週間で売却するが,3か月の代金の保管期間をより短くしてよい 14.1%
・保管せずに,すみやかに廃棄してよい 4.0%
・現在のままでよい 23.1%

3 報労金制度に関する意識
(1) 報労金制度の認知度

問4 あなたは,報労金の制度について知っていましたか。
この中から1つだけお答えください。

・報労金の制度,金額の割合について知っていた 45.0%
・報労金の制度があることは知っていたが,金額の割合については知らなかった 41.7%
・報労金の制度があることを知らなかった 12.5%

(2) 報労金制度の必要性に関する意識

問5 あなたは,報労金の制度の必要性についてどう思いますか。
あなたのお考えに最も近いものをこの中から1つだけお答えください。

・落とし物を拾ってもらったら当然お礼をするべきなので,制度はあってもよいと思う 35.5%
・落とし物を拾って届けようという意欲につながるので,制度はあってもよいと思う 36.9%
・報労金がもらえなくても落とし物を拾ったら届けるので,制度はなくてもよいと思う 21.0%
・拾った人と落とし主が話し合いをすることが負担になるので,制度はなくてもよいと思う 4.4%


【調査概要】
調査対象:全国18歳以上の日本国籍を有する者 3,000人
有効回収数:1,804人(回収率 60.1%)
調査時期:平成28年10月27日~11月6日(調査員による個別面接聴取)
調査目的:遺失物に関する国民の意識を把握し,今後の施策の参考とする。

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[内閣府]
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