睡眠に関する意識調査(20歳代~59歳の男女対象) 

2017年02月24日
大塚家具は、20歳代~59歳の男女995名に対し、「睡眠に関する意識調査」をインターネットを通じて実施いたしました。

【調査結果】

■現代人の6割は睡眠不良・・ 睡眠時間が増やせないなら、「寝具」の改善が大事!?

 「春眠暁を覚えず」という言葉になぞり、春は眠気が取れないという症状を訴える人が多くなります。これは、冬から春に移り変わり、気温差も大きくなることで自律神経のバランスが乱れることが原因の一つであると言われます。しかし、現代人の65%が睡眠不良と感じており、そもそも普段の睡眠時間の不足や睡眠環境が原因で睡眠不足になっている方も多いと考えられます。まずは根本的な睡眠不良の原因を解決することが第一歩となるのでは?
 
 まず初めに、自身の「睡眠時間の改善」について調査をしたところ、63.3%もの人が「睡眠時間を増やしたい」という回答をいたしました。これは、「睡眠」の満足度の調査結果である、睡眠に対して「不満」と回答した64.1%とほぼ数値が一致しています。睡眠に不満がある方が、睡眠時間が不足しているという意識が高いことがわかります。
 
 また、次に普段使用している「寝具」について調査をいたしました。「寝具」への満足度の結果は、良し悪しの評価がほぼ半分で分かれましたが、「睡眠の満足度」と掛け合わせたところ、睡眠に“満足”している人は、寝具にも“満足”しており、睡眠への“不満”を持つ人は、寝具にも“不満”であるという改めて相対的関係性が強いことがわかりました。生活習慣や睡眠時間など睡眠不良の原因はさまざまあると考えられますが、やはり「寝具」による影響が大きいことがわかりました。

■快眠から得たいのは、女性は美容・健康と朝活、男性は身体と脳の疲労回復

 次に男女別で「睡眠改善」から期待する項目を調査いたしました。(複数回答)
 男女で大きく差が出たのは、女性は「美容・美肌」(86.5%) 、「ダイエット」(79.7%)「朝活ができる(77.3%)といった、希望的観測への期待が強い結果となりました。
 対して、男性は「頭の回転」(42.3%)、「仕事がはかどる」(41.7%)、「日中のパフォーマンスが上がる」(41.3%)、 「疲労回復」(39.4%)、といった原状回復への期待が強い結果としてでました。項目は違うものの、どちらもやはり快適な睡眠を得ることで、心身の状態や、日々の生活の質が向上すると回答を得ております。

■快眠の第一歩は「寝具」選び!約5割の人がマットレス(敷布団)を重要視!!

 続いて「睡眠」に関わりが深いという結果となった「寝具」へのこだわりについて調査をいたしました。「寝具」を購入する際、一番こだわるものは?と調査をしたところ、48.7%の方がマットレス(敷布団)を重要視している結果となりました。続いて枕(30.3%)、掛布団(12.9%)という結果になりました。睡眠の質を高めるには、やはり寝心地を左右するマットレス(敷布団)にこだわる意識が一般的にも浸透しているといえます。
 そこで、上記の「睡眠改善」から日々のパフォーマンスや心身の向上を期待する方の「寝具」へのこだわりについても調査をしましたところ、やはり、「マットレス(敷布団)」を重要視している人が圧倒的に多い結果がでました。

私達の生活は日々時間に追われ、十分な睡眠をとりたくても時間を確保できない環境下にあります。厚生労働省(※)では、個人差はあるものの、必要な睡眠時間は 6 時間以上 8 時間未満のあたりにあると考える のが妥当であると発表しておりますが、実際回答者の睡眠時間を調査したところ、 6~7時間睡眠が33.3%であり、次いで5~6時間の29.7%という結果から、睡眠時間が不足している現状がわかります。今回の調査では、睡眠時間が増やせないなかで、「より良い睡眠」を確保するためには、もちろん生活習慣の見直しも大切ではありますが、睡眠のパートナーである「寝具」について見直すことが、「睡眠改善」の解決方法の第一歩であると考えられる結果となりました。

【平日(月~金)の睡眠時間はどのくらいですか? 】
3時間未満 0.5%
3時間~4時間未満 2.9%
4時間~5時間未満 12.5%
5時間~6時間未満 29.7%
6時間~7時間未満 33.3%
7時間~8時間未満 16.9%
8時間以上 4.2%

※参考:「健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省調べ)より


【調査概要】
調査対象:20~59歳 日本全国 男女
回収サンプル数:各995サンプル
調査期間:2016年7月9日 (土) ~7月12日 (火)
調査方法:インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)

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