「写真と旅行」についての調査(20代~30代の“カメラ女子”対象) 

2017年01月30日
「カメラガールズ」を運営する、ビートルは、カメラを趣味とする20代~30代の女性・通称“カメラ女子”400人を対象に、「写真と旅行」についての調査を実施しました。

【調査背景】

若年女性の獲得のための地方創生施策は全国各地で実施されており、女性によるSNSでの情報拡散も狙いたい効果の1つではないでしょうか。
しかし、実際にそんな“写真を趣味とする女性達=カメラ女子”は、どんなものに興味を持つのか?なにを撮りたいのか?その実態を、日本最大規模のカメラ女子コミュニティ・カメラガールズのメンバーを対象に調査を実施しました。

【調査結果】

【調査1】旅先を決める上で、撮りたいものがあるかどうかは重要か?
旅先を決める上で、撮りたいものがあるかどうかは重要か?という問いに対し、大多数の81%が「はい」と回答しました。写真好きな女性たちは、旅先選びでは「被写体」が魅力的かどうかで旅先を決めているようです。

【調査2】旅行先で最も撮影したい被写体は何ですか?
自然の風景が154票(39%)とダントツ。次いで、街並み125票(31%)、人物47票(12%)、星空22票(6%)という順に。イルミネーションや夜景は圏外と意外な結果に。人工的なものよりも、自然なものに魅力を感じていることが分かった。自然が多く残る地方にも風景をフックとした観光促進を行うことで女性層の獲得はできるのではと考えられます。

【調査3】今、一番行きたい国内の旅行先は?
北海道(24%)、沖縄(23%)、京都(6%)、石川(6%)、広島(5%)、鹿児島(4%)、長崎(3%)、香川(3%)という結果に。福岡、大阪など比較的人気の観光地が予想外にランキング圏外。尚、最下位(0票)の県は、茨城、埼玉、千葉、と関東圏、また佐賀県、山梨県、福井県も同様に0票。どの県も魅力がある県であるだけに、若年層女性へ情報が行き届いていないのかもしれません。

【調査4】今、一番行きたい海外の旅行先は?
北欧が64票(16%)、ハワイ63票(16%)、フランス38票(10%)、イタリア34票(9%)と、ハワイ・北欧がダントツ人気という結果に。特に、自然の風景や街並が多くのこる北欧がランクインしたのはカメラ女子ならではの調査結果かもしれません。全体的にヨーロッパエリアの人気が高いです。

【調査5】1回の旅行で撮影する写真の枚数は?
写真が好きな女子は、70%以上が200枚以上の撮影をしていることが判明。中には、500枚以上の撮影をしている女性も多くいるようです。

【調査6】Instagramの使い方は?(はいと回答)
撮った写真をアップしている(85%)
他のユーザーの写真を閲覧している(75%)
ジオタグや地名タグで行きたい場所の写真を閲覧している(55%)
撮り方のコツなど気になる情報を収集している(33%)
欲しい商品の写真を閲覧する(23%)

という結果に。旅の写真はほとんどがInstagramへとアップしているようです。また過半数以上が、ジオタグや地名タグで行きたい場所の写真を閲覧しており、写真から行き先を決めていることがわかりました。
今後、若年層女性の観光客誘致を行っていくためには、地方や地域での“Instagram写真対策”が勝算のカギとなりそうです。


【調査概要】
調査対象:カメラガールズ及び上記サイト閲覧者
有効回答数:400
調査期間:2017年1月16日~2017年1月23日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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