動画配信(VOD)市場に関する調査 

2017年02月08日
GEM Partners(ジェムパートナーズ)は、2016年の動画配信(VOD)市場について、SVOD/TVOD/EST別の推計市場規模と各社のシェアを発表。また、3つのシナリオで2021年までの動画配信の市場規模を予測した「動画配信(VOD)市場5年間予測(2017-2021年)レポート」を発行しました。

【1】2016年の動画配信市場の市場規模推計
GEM Partnersが行った消費者調査の結果を元に、2016年の動画配信市場の規模を推計すると、前年に比べて16.0%増えており、一般社団法人デジタルコンテンツ協会が発表した2015年の市場規模1,410億円を元に算出すると、2016年の市場規模は1,636億円となります。

このうち、「定額制動画配信(SVOD)」は市場全体の76.8%を占め、「レンタル型動画配信(TVOD)」のシェアは12.6%、「動画配信販売(EST)」は10.6%だと推計されました。

最も市場規模が大きい定額制動画配信について、サービス別のシェアを推計したところ、「dTV」のシェアが最も大きく、シェア2位は「Hulu」、3位は「U-NEXT」という結果となりました。上位3社が定額制動画配信全体に占めるシェアは48.3%になると推計されます。

【2】動画配信市場の市場規模将来予測
消費者への調査結果に加え、日本と米国の動画配信のこれまでの普及実績を踏まえ、2021年までの動画配信市場の規模を試算したところ、2016年から2021年にかけて年平均7.7%で成長し、2021年には2,369億円まで拡大するという結果となりました。DVD・ブルーレイのセルおよびレンタル市場が過去5年間と同じ割合で減少していくと仮定した場合、動画配信とDVD・ブルーレイ(セル・レンタルを含む)の合計市場規模に対する動画配信市場のシェアは2021年の時点で、42.9%になると予測されます。


※ 本推計は当社が行ったアンケート調査および一般社団法人デジタルコンテンツ協会「デジタルコンテンツ白書」、公的統計、動画配信サービス事業者の公開情報を用いて分析を行っています。なお、本推計においては、消費者が定額制動画配信(SVOD)、レンタル型動画配信(TVOD)、動画配信販売(EST)に関わらず、動画配信サービス事業者に支払った金額の総額を動画配信の市場規模と定義しており、広告主が動画配信サービス事業者に支払う広告費は含んでいません。また、映画、ドラマ、アニメに加え、ミュージックビデオ、アダルトなど全ての映像コンテンツを含んでいます。


【調査概要】
・調査方法:インターネットアンケート、公的統計、各社Webサイト、一般社団法人デジタルコンテンツ協会統計よりGEM Partners分析
・調査対象:全国に住む15~69歳の男女
・調査実施日:2016年10月(推計には2015年の調査結果も活用)
・回答者数:14,678人(2016年10月の場合)
 数値の重みづけ:総務省発表の人口統計を参考に各調査者を性年代別に重みづけ

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