2016年版「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」 

2016年10月05日
インテル セキュリティ(日本での事業会社:マカフィー)は、同社が実施した2016年版「インターネット検索で最もリスクの高い有名人(Intel Security Most Dangerous Celebrities™)」の結果を発表しました。

今回の調査では、コメディアン 兼 女優として人気の高いエイミー・シューマーがインターネット検索で最もリスクの高い有名人になりました。また、昨年1位にランクされたエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のDJであるアーミン・ヴァン・ブーレンが、今年はランキング外となりました。

今年で10年目を迎えたインテル セキュリティの「インターネット検索で最もリスクの高い有名人(Intel Security Most Dangerous Celebrities™)」では、俳優、コメディアン、ミュージシャン、テレビ番組の司会者、スポーツ選手など幅広い有名人をインターネットで検索した際のリスクを調査しました。そして、この調査によって、これら有名人の最新情報をインターネット検索したファンが、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが最も高いポップカルチャーの有名人が判明しました。

エイミー・シューマーは最も人気のある女性コメディアンで、作家、女優、プロデューサーとしても活躍しています。今回、エイミー・シューマーは「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」の第1位にランクインした初めてのコメディ女優という称号も獲得しました。僅差で第2位となったのはジャスティン・ビーバーで、続いて米国の人気番組である「Today」や「The Voice」の司会者、カーソン・デイリーが第3位にランクインしました。シューマー以外にもコメディアンでは、クリス・ハードウィック(第7位)とダニエル・トッシュ(第8位)がトップ10入りしています。ラッパーからハリウッドの人気俳優に転身したウィル・スミス(第4位)も、リアーナ(第5位)、マイリー・サイラス(第6位)、セレーナ・ゴメス(第9位)、ケシャ(第10位)らのミュージシャンと共にトップ10入りしています。


“Amy Schumer”と“Torrent(P2Pファイル)”を一緒に検索すると、33%の割合で悪意あるサイトに誘導される結果に
エイミー・シューマーがトップにランクインしたことは、米国の人々の地上波テレビ離れの傾向を明確に表しています。ユーザーはこれまでになく、オンラインでストリーミング ビデオ、テレビ番組、映画を視聴しており、ファイル共有やP2P型のファイル共有ソフトであるTorrentも引き続き人気が高まっているため、サイバー犯罪者が悪意のあるファイルを仕掛ける標的として、テレビ番組や映画関連を選ぶことは当然の成り行きといえます。

今年の調査で最もリスクの高い有名人上位10人は以下の通りです。

順位 有名人    リスクの割合
1 エイミー・シューマー(Amy Schumer)    16.11%
2 ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)    15.00%
3 カーソン・デイリー(Carson Daly)    13.44%
4 ウィル・スミス(Will Smith)    13.44%
5 リアーナ(Rihanna)    13.33%
6 マイリー・サイラス(Miley Cyrus)    12.67%
7 クリス・ハードウィック(Chris Hardwick)    12.56%
8 ダニエル・トッシュ(Daniel Tosh)    11.56%
9 セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)    11.11%
10 ケシャ(Kesha)    11.11%
 

コメディアンが多数ランクイン
今秋からワールドツアーが始まったばかりのコメディアン、エイミー・シューマーが、今年の「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」の第1位になりました。「Funcomfortable」で有名なクリス・ハードウィック(第7位)、ダニエル・トッシュ(第8位)もトップ10入りし、ニッキー・グレーザー(第15位)とケビン・ハート(第25位)も上位25人にランクインしました。その他に女性コメディアンとして、 グレース・ヘルビッグ(第26位)、ミンディ・カリング(第30位)、クリステン・ウィグ(第52位)、チェルシー・ハンドラー(第54位)、エレン・デジェネレス(第57位)がランクインしました。

ミュージシャンが上位に
今年の「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」のトップ10には、ジャスティン・ビーバー(第2位)、リアーナ(第5位)、マイリー・サイラス(第6位)、セレーナ・ゴメス(第9位)、ケシャ(第10位)といった、センセーショナルまたはヒットチャートのトップを獲得したポップアーティスト達がランクインしました。ポップ、ラップ、ヒップホップ、カントリーといった分野で活躍するアーティストも上位にランクインしています。上位30位以内には、ドレイク(第13位)、ケイティ・ペリー(第14位)、ジェイソン・アルディーン(第16位)、ジャスティン・ティンバーレイク(第17位)、ジェニファー・ロペス(第18位)、レディー・ガガ(第19位)、ニッキー・ミナージュ(第20位)、イギー・アゼリア(第27位)、ビヨンセ(第28位)、アッシャー(第29位)がランクインしています。

テレビの深夜番組
テレビ番組「Today」のキャスターで、「The Voice」の司会者も務めるカーソン・デイリーは第3位にランクインしました。また、深夜番組の司会者、セス・メイヤー(第11位)とコナン・オブライエン(第12位)も上位15位にランクインしています。人気番組「Carpool Karaoke」で有名な、司会者のジェームス・コーデン(第23位)に続いて、ジョン・オリバー(第24位)とジミー・キンメル(第32位)もランクインしています。ジミー・キンメルは2014年に第1位、2015年に第26位でした。また、ビル・マーが第34位にランクインしています。

テレビ番組「The Voice」のコーチ役もランクイン
テレビ番組「The Voice」の最新シーズンにコーチ役で登場する4人のうち3人と、司会者が上位50位に含まれています。そのうち最上位はマイリー・サイラス(第6位)で、続いてアダム・レヴィーン(第41位)、ブレイク・シェルトン(第66位)、シェルトンのガールフレンドで代理コーチ役のグウェン・ステファニー(第49位)がランクインしています。ブレイク・シェルトンと同じ著名なカントリー ミュージシャン、ジェイソン・アルディーン(第16位)とルーク・ブライアン(第39位)も上位に含まれています。


【調査方法】
インテル セキュリティでは、McAfee SiteAdvisorのサイトレーティング機能を備えたMcAfee® WebAdvisorを使用してこの調査を行いました。Google、Bing、Yahoo!上で有名人の名前とマルウェアに誘導される可能性がある一般的な検索ワード(下記参照)を検索し、危険なサイトの数を特定しました。それを基に、有名人ごとに総合的なリスク割合を計算しました。「インターネット検索で最もリスクが高い」とは、検索対象として人気が高い有名人であることを意味しています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マカフィー]
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