平成27年の特用林産物の生産動向等について 

2016年09月27日
林野庁は、平成27年の特用林産物の生産動向等を取りまとめました。

1.生産動向等について

林野庁は、毎年、特用林産物(注)の各品目ごとに生産量と生産額について調査を行い、特用林産物の生産動向等について公表しています。
この調査は、農山村の生産活動に大きく寄与している特用林産物について生産量等の変動の実態を継続的に把握し、その調査結果を分析して、需給の安定等に関する施策を推進することを目的としています。

生産動向のポイント

きのこ類の生産量は、平成27年は前年と比べ1.2%減少しました。
主な品目別の生産量を前年と比較すると、乾しいたけは17.1%減少しましたが、生しいたけは1.1%、ひらたけは40.2%、まつたけは68.4%増加しました。
また、非食用の特用林産物は、うるしは17.8%、竹材は4.9%、木酢液は18.9%増加しました。
平成27年の特用林産物の総生産額は2,736億円で前年に比べて、0.5%増加しました。

(注) 特用林産物について
特用林産物とは、食用の「しいたけ」、「えのきたけ」及び「ぶなしめじ」等のきのこ類、樹実類(じゅじつるい)、山菜類等、非食用の「うるし」、「木ろう」等の伝統的工芸品の原材料及び「竹材」、「桐材」、「木炭」等の森林原野を起源とする生産物(一般に用いられる木材を除く。)の総称です。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[林野庁]
 マイページ TOP