平成27年における木質粒状燃料(木質ペレット)の生産動向 

2016年09月27日
林野庁は、平成27年の木質粒状燃料(木質ペレット)の生産動向を取りまとめました。
その結果、木質ペレットの生産量は12.0万トン、前年比増減率△5.1%となりました。

1.当調査の概要について

林野庁は、毎年、「特用林産物生産統計調査」により、特用林産物の生産量等について調査を行い、その生産動向等について公表しております。今回は、そのうち、「木質粒状燃料(木質ペレット)」の生産量等について公表するものです。

2.木質粒状燃料(木質ペレット)の生産動向について

平成27年における木質粒状燃料(木質ペレット)の生産量は12.0万トンで、前年比0.6万トンの減、前年比増減率△5.1%となりました。
熊本県や北海道など23県では、生産量が計1.0万トン増加したものの、沖縄県や岩手県など16県では、生産量が計1.6万トン減少し、結果として、全体では0.6万トンの減少となりました。
工場数は142となり、前年同となりました。
用途別に見ると、燃料用としての生産が最も多く、11.5万トン(構成比96.0%)となりました。原料入手別に見ると、製材工場等残材が5.4万トン(構成比45.0%)、丸太・林地残材が4.4万トン(構成比37.2%)、建設発生木材が1.8万トン(構成比14.7%)となりました。丸太・林地残材から生産されたものの樹種別で見ると、スギが2.9万トン(構成比66.1%)、マツが0.8万トン(構成比18.7%)、ヒノキが0.5万トン(構成比10.8%)となりました。
詳細は、添付資料を御覧ください。

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[林野庁]
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