ネットショッピングに関する実態調査(20~69歳の男女対象) 

2017年02月01日
GMOリサーチは、GMOリサーチが提携する日本のモニターを対象に「ネットショッピングに関する実態調査」を実施いたしました。

【調査背景】

日本のBtoC EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、2015年時点で前年比7.6%増となる13.8兆円に達し、今後もさらなる拡大が期待されています。一方、BtoC市場全体のEC化率を見ると、2015年度は前年比0.38ポイント増の4.75%となっており、増加傾向にあるものの未だECを活用していない事業者が大多数であるのが現状です。※
そこでGMOリサーチは、ネットショップ利用者の実態や利用意向といった現状を把握し、今後、何がネットショップに求められるのかを探るべく、ネットショッピング利用者/非利用者を対象としたアンケートを実施いたしました。

※出典:経済産業省「平成 27 年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

【調査結果】

■ネットショッピングの利用経験

・ネットショッピングの利用経験について尋ねたところ、男女ともに約9割(男性:87.3%、女性:91.4%)の人がネットショッピングを利用していることがわかった。
そこで、ネットショッピング利用者/非利用者を対象にその実態を深掘りする質問を行い、さらに性別の違いを探った。

■ネットショッピング利用者

・ネットショッピング利用者にその理由を尋ねたところ、男性は「安い商品が多い」(60.4%)、「24時間いつでも購入できる」(54.9%)、「品揃えが豊富」(48.3%)が上位に挙がった。一方、女性は「24時間いつでも購入できる」(68.2%)、「出かけなくてよい」(54.4%)、「ポイントが貯まり、お得」(54.2%)と続いた。
・男女ともに「24時間いつでも購入できる」という利便性をメリットに感じており、加えて男性は安い商品を豊富な商品群から効率よく探せること、女性はポイントサービスとの連携にも関心が高いことがうかがえる。
・さらに年代別に見てみると、「安い商品が多い」と回答した割合が、50代60代女性では他年代より20ポイント以上下回っていることがわかった(50代:27.8%、60代:24.4%)。50~60代の女性は、安さではなく、利便性を重要視していることがうかがえる。

<よく購入する商品>
■男性■
1:書籍・音楽(50.1%)
2:家電・家具(41.0%)
3:食料・飲料・酒類(40.5%)

■女性■
1:食料・飲料・酒類(41.2%)
2:書籍・音楽(39.9%)
3:衣料品・下着(37.5%)

・よく購入する商品類については、以下の結果となり、男女ともに食料品や嗜好品、書籍・音楽を購入する傾向にあることがわかった。
・上位に挙がった項目の中で男女の違いが顕著となったのは、「家電・家具(男性:41.0%、女性:14.5%)」で、男性が女性を26.5ポイントも上回った。
 また、「衣料品・下着(男性:20.3%、女性:37.5%)」については、女性が男性を17.2ポイント上回る結果となった。
・女性で4位である「化粧品」(男性:6.6%、女性:35.5%)についても男女の差が浮き彫りとなった。
・これらの男女差は、男女が日常的に関心を持ったり購入・使用したりする商品の違いがそのままネットショピングにも表れていると考えられる。

<1回あたりの購入金額>
・ネットショッピング1回あたりの平均購入金額について尋ねたところ、男女ともに「2,000~4,000円未満」(男性:37.4%、女性:44.7%)が最多となり、「4,000円~6,000円未満」(男性:24.6%、女性:27.2%)が続いた。
 「10,000円以上(男性:6.6%、女性:3.3%)」は少数に留まり、家電・家具を購入することの多い男性においても、10,000円に満たない比較的小さな金額の買い物が多いことがわかった。
 
<不満点>
ネットショッピングの不満点については、以下の結果となった。

■男性■
1:送料が高い(45.6%)
2:特にない(23.2%)
3:セキュリティ面が不安(22.3%)

■女性■
1:送料が高い(55.3%)
2:情報が多すぎる(35.7%)
3:セキュリティ面が不安(31.8%)

・送料の高さやセキュリティ面の不安が男女に共通しているほか、「情報が多すぎる」(男性:20.7%、女性:35.7%)も、男女ともに2~3割の人が不満を感じていることがわかった。「探している商品が見つからない・見つけにくい」(男性:17.8%、女性:25.2%)という回答も約2割にのぼっていることから、情報の過剰/不足により、商品購入を迷ったり、欲しい商品を見つけられなかったりといった不満を感じる人が一定数存在しており、ネットショップ側の機会損失につながっていると考えられる。
・また、全体的に男性より女性の数値が高いことや、「特にない」(男性:23.2%、女性:10.1%)の回答差が開いていることから、女性の方が不満を感じる項目が多いことがうかがえる。

<今後の利用意向>
・今後の利用意向については、「今後は利用が増えると思う」と「今後も利用状況は変わらない」という回答を合わせると、男性:97.7%、女性:98.4%となり、ほとんどの人に引き続き利用意向があることがわかった。

■ネットショッピング非利用者

<利用していない理由>
・ネットショッピング非利用者にその理由を尋ねたところ、男女ともに「現物を確かめたい」(男性:50.0%、女性:60.5%)という回答が突出する結果となった。次いで、「セキュリティが不安」(男性:14.1%、25.6%)、「お金(配達料金など)がかかる」(男性:14.1%、女性:20.9%)と続いている。
・また、「その他(男性:29.7%、女性:16.3%)」を除き、すべての項目(理由)において女性の数値が高いことから、女性の方がネットショッピングにさまざまな不安や不満を感じ、利用の障壁になっていることがうかがえる。

<今後の利用意向>
・今後のネットショッピング利用意向については、男女ともに約8割が「今後も利用しない」(男性:78.1%、女性:83.7%)と回答しており、非利用者は、特別な施策や事情がない限りネットショッピングを利用しないという人が多いといえる。


【調査概要】
調査テーマ:ネットショッピングに関する実態調査
調査地域: 日本
調査対象: 20~69歳の男女 男性:503名、女性:499名 計1,002名
調査期間: 2016年12月21日~22日
調査方法: インターネット調査(クローズド調査)

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