子どものアレルギーと花粉に関する実態調査(アレルギー疾患を抱える小中学生を持つ20~50代の母親対象) 

2017年01月26日
ジェイアイエヌ(JINS)は、花粉の本格飛散シーズンの到来に向け、アレルギー疾患を抱える小中学生を持つ20~50代の母親500名を対象に、「子どものアレルギーと花粉に関する実態調査」を実施しました。

<調査結果>

【食物アレルギーや喘息を上回り、「花粉症」が子どものアレルギー疾患のトップ】
 アレルギー疾患に悩む小・中学生の子どもを持つ親に、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギー、ペット・動物アレルギーといった症状カテゴリから、自身の子どもが持っているアレルギー症状を聞いたところ、小学生低学年(1~2年生)男子を除く全学年で、「花粉症」がアレルギー症状のトップという結果に。全学年をあわせると花粉症を持っている子どもは52.6%と、約半数以上の子どもが花粉に悩まされていることが明らかになりました。
また、小学校入学前で全体の48.2%の子どもが発症し、中学校入学前には全体の95.4%の子どもが発症していることが明らかになりました。

【実は「隠れ花粉症」かも?4人に1人の親は、初めは花粉症だと気づかず】
 「自身の子どもが花粉症ということに気づいたきっかけ」を調査したところ、「自分(=親自身)が花粉症だったので、症状が花粉症だと気づいた」という回答が50.6%と全学年を通じて最も多い結果に。また、「別の症状だと思って病院に行った際に、診断結果が花粉症だった」と答えた親が全体の25.7%にものぼりました。自分の子どもが花粉症という認識は無かったが、実は花粉症だったという、いわば「隠れ花粉症」とも言える子どもが一定数いるという実情が浮き彫りになりました。自身の経験など、花粉症が身近でない人にとっては、なかなか子どもの症状に気づきづらいことが示唆されます。

【花粉症の対策・対処方法を詳しく知っている親は全体の約2割】
 一方、花粉症への対策・対処方法の知識を調査したところ、対策・対処方法を「詳しく知っている」と答えた親は全体の26.9%という結果に。それ以外の回答では「基本的な対策を知っている程度(66.0%)」、「名前のみ聞いたことがあるがほとんど知らない、もしくは、知っているが自信は無い(6.3%)」、「全く知らない(0.7%)」と続く結果に。子どもに対するアレルギー対策・対処方法の基本的な知識は広まりつつあるものの、まだまだ十分とは言い切れないという現状が浮き彫りとなりました。

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[ジェイアイエヌ]
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