バリバリ働く女性の実態調査 第1弾(25~44歳の働く女性対象) 

2016年11月17日
モンデリーズ・ジャパンは、全国の25~44歳の働く女性約200名を対象に、「バリバリ働く女性の実態調査」を実施しました。

アベノミクスの3本の矢とともに成長戦略が発表されて早3年、人材の活躍を掲げて女性の管理職登用も推進されています。総務省の調査(*1)によると、2005年から2015年の10年にわたり、男性の労働人口は3,901万人(2005年)から3,756万人(2015年)と145万人もの減少を続ける一方、女性の労働人口は2,750万人(2005年)から2,842万人(2015年)と92万人も増加していることがわかりました。今後も女性の労働人口はますます増加すると考えられます。

これを受けクロレッツは、恒常的に1日8時間以上働き、かつ「自分はバリバリ働いている」と考えている、いわゆる「バリキャリ女子」を対象とした調査を実施。11月23日の「勤労感謝の日」を控え、「バリキャリ女子」の動向をまとめました。

*1 総務省「労働力調査(基本集計)」平成27年(2015年)

【主な調査結果】

■バリバリ働く女性たちの7割超が「働くことに生きがい」を感じている!

■バリバリ働く女性たちはストレス、プレッシャー、疲労感と戦いながらも、仕事に達成感や満足感、向上心をもつプラス面を仕事に感じている!

■顧客や上司によるストレス、プレッシャーは当たり前!約2.5人から3人に1人のバリバリ働く女性たちが同僚や部下からさえも、ストレスやプレッシャーを感じている!!!

■バリバリ働いても、実は接待はあまり好きではない。“接待否定派”が約7割 しかし、接待が好きでなくとも、接待命令ならば“行く”派の女子が約9割も!

■バリバリ働く女性たちは接待をビジネスとして割り切る姿勢あり!プロ意識や力強い姿勢も垣間見える結果に

■男女逆転!?残業でパートナーを待たせ、結果約6人に1人が「仕事とオレとどっちが大事?」と言われる始末に・・・

■男性並みに働きすぎて、「オヤジ化している」と自覚している女性は7割超!

■「オヤジ化」している自覚があるのに、3割が気になることは「特にない」と回答 気になることの1位は「口臭」!次いで「足のニオイ」、「メタボ」


【調査結果】

Q1. 働くことに生きがいを感じていますか?(SA)

バリバリ働く女性たちの7割超が「働くことに生きがい」を感じている!
「働くことに生きがいを感じていますか」と聞いたところ、全体の7割超(72.1%)が「生きがいを感じている」(「とても感じている」15.4%、「まあ感じている」56.7%)と回答し、「あまり感じていない」(22.6%)、「全く感じていない」(5.3%)を大きく上回った。

Q2. 常日頃、仕事をする上で感じるプラス面は何ですか?(MA)
Q3. 常日頃、仕事をする上で感じるマイナス面は何ですか?(MA)

バリバリ働く女性たちはストレス、プレッシャー、疲労感と戦いながらも、
仕事に達成感や満足感、向上心など仕事にプラス面を感じている!
仕事をする上で感じるプラス面とマイナス面を聞いたところ、プラス面の1位は「達成感」(66.3%)、次いで同率2位で「満足感」と「向上心」(ともに40.4%)となった。一方、マイナス面での1位は「ストレス」(81.7%)、2位「疲労感」(76.4%)、3位「プレッシャー」(57.7%)という結果に。バリバリ働く女性たちは「ストレス」や「疲労感」、「プレッシャー」と戦いながらも、それでも仕事に達成感や満足感を得て、向上心など仕事にプラス面に感じていることがわかる。

またマイナス面を世代別にみると、1位の「ストレス」が、アラサー世代(25-34歳)は86.5%なのに対しアラフォー世代(35-44歳)は76.9%、2位の「疲労感」はアラサー世代が84.6%でアラフォー世代が68.3%、3位の「プレッシャー」ではアラサー世代が60.6%、アラフォー世代が54.8%と、いずれもアラフォー世代がアラサー世代を下回る結果に。4位以下、仕事で感じる全てのマイナス面においても同様の傾向が見られることから、年齢を重ね、キャリアを積むほど仕事で感じるマイナス面が減少する傾向にある。

Q4. 顧客、上司、同僚、部下、それぞれから日頃感じる「ストレス度」を0%~100%より選んでください。(SA)
Q5. 顧客、上司、同僚、部下、それぞれから日頃感じる「プレッシャー度」を0%~100%より選んでください。(SA)

顧客や上司によるストレス、プレッシャーは当たり前!
約2.5から3人に1人のバリバリ働く女性たちは同僚や部下からさえも、ストレスやプレッシャーを感じている!!!
さらに「顧客」「上司」「同僚」「部下」それぞれから感じる「ストレス」や「プレッシャー」度を10%刻みで尋ね、50%以上を選んだ人の割合を比べてみた。すると、「上司」によるストレス(71.6%)とプレッシャー(68.8%)がともに約7割にのぼり最も多かった。続いて、「顧客」からのストレス(59.1%)とプレッシャー(61.6%)がともに約6割という結果となり、顧客や上司からのストレスやプレッシャーの多さがうかがえる。一方、より興味深いのは、「同僚」や「部下」から感じるストレスとプレッシャーである。同僚から感じるストレスは38.0%、プレッシャーは37.5%と、なんと約4割(約2.5人に1人)の人が同僚からストレスやプレッシャーを感じていることがわかった。さらに、部下からすらも約3人から3.5人に1人がストレス(32.7%)やプレッシャー(28.7%)を感じていると回答。顧客や上司からはもちろんのこと、同僚や部下からのストレスやプレッシャーまでをも受け止めながらバリバリ働いている女性たちの実態が明らかとなった。

Q6. 接待は好きですか?(SA)
Q7. 上司から接待命令。あなたは行きますか?(SA)

バリバリ働いても、実は接待はあまり好きではない。“接待否定派”が約7割
しかし、接待が好きでなくとも、接待命令ならば“行く派”の女子が約9割も!
では、バリバリ働く女性たちは接待をどう思っているのだろうか。「あまり好きではない」(37.5%)、「嫌い」(16.8%)、「大嫌い」(14.9%)と回答した“接待否定派”は69.2%で約7割を占めた。どうやらバリバリ働く女性たちは実は接待はあまり好きではないようだ。

ところが一転、上司から接待命令があった場合は、「必要ならば行く」と回答した人が49.0%と最も多い結果に。さらにそこに「喜んで行く」(5.8%)、「やむなく行く」(26.0%)、「泣く泣く行く」(6.3%)を合わせると、“接待行く派”の回答は約9割(87.1%)にものぼり、「断固行かない」(2.9%)、「なるべく行かない方向に持っていって行かないようにする」(10.1%)の“行かない派”(13.0%)を大きく上回った。

Q8. 接待についてどう思いますか?(MA)

バリバリ働く女性たちは接待をビジネスとして割り切る姿勢あり!プロ意識や力強い姿勢も垣間見える結果に
さらに接待についてどう思うかを尋ねると、「ビジネスをする以上仕方がない」(53.4%)が最も多い結果となり、ビジネスとして割り切っているバリバリ働く女性たちの姿勢がうかがえた。さらに注目すべきは、約3割が「客と仲良くなれる有難い場」(27.9%)と接待をとらえており、また約4.5人に1人が接待は「ビジネスをする上では当たり前」(22.6%)と考えるなど、バリバリ働く女性たちのプロ意識を垣間見ることのできる結果となった。加えて、接待は「客を落とすためには必要」と13.0%が回答しており、ガツガツと仕事を取っていく力強い姿勢を感じる回答が決して少なくなかったことも見逃せない。

Q9. 残業で恋人や配偶者などのパートナーを待たせることがありますか?(SA, n=149)
Q10. 恋人や配偶者などのパートナーから「仕事とオレ(家庭)どっちが大事?」と聞かれたことがありますか?(SA, n=149)

男女逆転!?残業でパートナーを待たせ、結果約6人に1人が「仕事とオレとどっちが大事?」と言われる始末に・・・
ではバリバリ働く女性たちがバリバリ働くことで、プライベートへの影響は出ているのだろうか。パートナーがいる人を対象に、「残業でパートナーを待たせることがあるか」を尋ねたところ、「ある」と回答した人が約7割(68.4%)に達した。
さらに、「パートナーから“仕事とオレ(家庭)どっちが大事?”と聞かれたことがあるか」との質問には、約6人に1人の16.1%が「ある」と回答。まるで男女が逆転したかのように、プライベートでパートナーを振り回してしまうほど、男性並みにバリバリと働いている女性たちの姿が浮き彫りとなった。

Q11. バリバリ働き過ぎて、自分は「オヤジ化」していると思うことがありますか?(SA)

男性並みに働きすぎて、「オヤジ化している」と自覚している女子は7割超!
「バリバリ働きすぎて自分は“オヤジ化”していると思うか」と尋ねたところ、13.9%が「すごくある」、26.0%が「ある」、30.3%が「まあある」と回答。全体の7割超(70.2%)が“オヤジ化”している自分を感じていることがわかった。一方、「まったくない」と回答したのは、わずか1.0%のみにとどまった。

Q12. 自身が「オヤジ化」していることで気になることは何ですか?(MA, n=146)

気にしなくて大丈夫???「オヤジ化」している自覚があるのに、3割が気になることは「特にない」と回答
気になることの1位は「口臭」(20.5%)!次いで「足のニオイ」(19.9%)、「メタボ」(17.8%)
また、「オヤジ化している」と思うことがあると回答した人に、「自身が“オヤジ化”していることで気になること」を尋ねたところ、最も多かったのは「特にない」(30.1%)であった。“オヤジ化”の自覚があるにも関わらず、3割超が特に気になるところはないと考えているという意外な結果となった。一方、オヤジ化の自覚をもちつつ気になるところがあった回答者のうち、最も多かったのは「口臭」(20.5%)で約5人に1人が気にしていることがわかった。次いで、「足のニオイ」(19.9%)、「メタボ」(17.8%)が挙がっている。


【調査概要】
調査期間: 2016年10月4日(火)~10月6日(木)
調査対象: 1日実働8時間以上、かつ「自分はバリバリ働いている」と回答した全国の25~44歳の女性 208名
調査方法: インターネット調査(株式会社マクロミル)

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[PRTIMES]
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