子どもの反抗期実態調査(保護者対象) 

2016年01月14日
明光義塾は、2015 年 12 月に全国の子どもを持つ保護者を対象に、子どもの反抗期に関する実態調査を実施し、明光義塾が運営する保護者のためのコミュニティサイト「メイコミュ」およびネットリサーチ「Fastask」を通じて、673 の有効回答を得ました。

【調査結果】

Q1.お子さんに反抗期はありましたか?
反抗期があった(反抗期中だと思うも含む)お子さん は約65%。 反抗期はなかった(これからだと思うも含む)お子さんは約 35%。

Q2. 反抗期になったと感じた年齢は?
反抗期が始まる年齢は、10歳から13歳で全体の約 55%。
全体的に女子の方が若干早く反抗期が始まる傾向にある。

Q3. 反抗の対象は?
反抗する相手は1位の「母親」約 90%が、2 位の「父親」約55%の 1.5 倍。女子は妹や姉へ男子は父親や弟など、同性に反抗する傾向も見てとれる。

Q4. 反抗期に子どもはどうなる?
親が反抗期と感じた行動とは?
反抗的な行動は、内向きな反抗「会話をしない」より、外向きな反抗「暴言」が 2 倍の約 60%で1位。

Q5.反抗期の子どもにして良かった対応は?
反抗への良い対応は、能動型の「積極的に話しかける」より、受動型の「話をよく聞く」が 2 倍の約 60%で1位。

Q6. 反抗期の子どもにして悪かった対応は?
反抗への悪い対応は、「子どもの言い分を聞かない」が 1 位。2位以下は、「叱る」、「かまいすぎる」、「友だちと比べるようなことを言う」、「世話をやきすぎる」と続く。

Q7. 反抗期の期間はどのくらい?
反抗期の期間としては、「2年以上」が 31.1%と最も多い。
2位以降は「6 か月~1年未満」、「1~2年未満」と続いている。

Q8. 反抗期が収まったと思ったときのきっかけは?
反抗期の終息は何かしらの「きっかけがあった」という回答と「自然におさまった」という回答に分かれました。終息のタイミングに法則はないのかもしれませんが、「保護者を信用しても良いと思える出来事」があるとぱったりと止むというケースはあるようです。

Q9. 反抗期がなかった理由は?
お子さんに反抗期はなかった(「これからだと思う」を含む)と答えた方はおよそ4割存在しました。
「反抗期がなかった理由」は、主に次の4つの回答「お子さんの性格」「これから来ると思う」「あまり気にしなかった」「保護者とお子さんが対等な関係にあるため」に大別することができました。反抗期はお子さんの持って生まれた性格や環境によって引き起こされるもので、後からコントロールできるものではないのかもしれません。


「明光義塾調べ」

【調査概要】
対象:
 ①Fastask:全国の子どもを持つ保護者 有効回答数 557 名
 ②メイコミュ:全国の子どもを持つメイコミュ会員 有効回答数 116 名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015 年 11 月~12 月

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[明光義塾]
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