現代人の洗濯に関する意識調査(20代~30代男女対象) 

2016年12月19日
サラヤは、1年の中で特に肌が乾燥しやすい冬を前に、自身で洗濯をすると回答した20代~30代男女を対象に『洗濯洗剤と肌の健康に関する意識調査』を実施しました。

その結果、洗濯洗剤について、肌に刺激になる恐れのある「漂白剤」や「蛍光増白剤」などの合成添加物の配合を気にしながらも、「値段」を優先し、日常生活における全身ケアが不十分である恐れが明らかになりました。また肌トラブルの防止に日ごろから気をつけている習慣やアイテムは『食事の栄養バランス』や『低刺激のスキンケア』と回答しており、全身ケアよりも人目に触れるフェイスケアに偏っていることが分かりました。

以上より、肌の健康を維持するためには、全身の肌ケアに対する意識向上と洗濯洗剤の選び方の改善が効果的でなると思われます。

<調査結果サマリー>

■洗濯洗剤に含まれる合成添加物が、肌にとって刺激になることを知っている人は53.7%
また洗剤の衣服残留に関する認知度は49.1%、低刺激の洗剤の認知率は44.6%といずれも半数が認識。

・自分自身で洗濯をすると回答した人に対し、洗濯洗剤に含まれる蛍光増白剤や合成香料といった合成添加物が肌トラブルの恐れがある物質であると半数以上の53.7%が回答。また、その成分が衣服に残留していることを知っている人は49.1%。さらに、合成添加物を配合しない低刺激性の洗濯洗剤の存在を知っている人も44.6%と、洗濯洗剤による肌への影響に対して認識するも、洗浄力や値段という経済性優先の傾向が明らかになりました。

■洗濯洗剤を選ぶ基準の多数派は『洗浄力の強さ』(58.5%)と『値段』(36.6%)
低刺激の安心感を基準にする人は全体の9.4%と10人に1人。

・洗濯洗剤を選ぶ基準について尋ねたところ、半数を超える58.5%が『汚れ落ちがよい(洗浄力の強さ、すすぎ回数が少なくて済む)』ことといった洗浄力を重視すると回答。さらに『値段が安い』(36.6%)、『洗剤の形状』(33.6%)と続き、多くの方が洗浄力や価格によって洗剤を購入していることが分かりました。

・洗濯洗剤に含まれている添加物である「漂白剤」や「蛍光増白剤」を使用していない洗剤を選ぶという人は全体の9.4%で、安心感を優先して合成添加物の有無を意識する人は少数派であることが判明しました。

■肌トラブル持ちの半数程度が“肌荒れ”“ニキビ”に悩むも、対策はインナーケアとフェイスケアに集中
全身にも起きる肌トラブルに対する意識不足が明らかに。

・肌トラブルを抱えている方の半数程度は“肌荒れ”と“ニキビ”と回答。

・肌トラブルに対して気遣っていることとして多くが『食事の栄養バランス』(37.9%)と『就寝時間をしっかり取る』(36.9%)と回答。常に全身に触れている『着ている衣服』を清潔に保つ(16.6%)ことに気を使っている人は少数で、インナーケアやフェイスケアには注力するものの、全身の肌ケアへの意識不足が読み取れる結果になりました。

■肌トラブル対策として、スキンケアアイテムや洗顔料などのアイテムは“低刺激性”を使用
一方、全身の肌トラブルを招きかねない洗濯洗剤に低刺激を選んでいないことが判明。

・肌トラブルの悪化を防ぐために使用しているアイテムについて質問したところ、TOP3は『低刺激の洗顔料・石鹸・ボディソープ』『低刺激の化粧品』『低刺激のシャンプー・コンディショナー』と、いずれも低刺激性をキーワードとする製品が並びました。一方、全身の肌ケアに影響を与えかねない洗濯洗剤では、低刺激なものを使用している人は6.5%と少なく、肌トラブルに対する意識の偏りがあり、身近なアイテムの見直しが効果的であると想定されます。


【調査概要】
調査日: 2016年11月24日(木)~2016年11月25日(金)(2日間)
調査方法: インターネット調査
調査対象: 20代~30代男女 計1,217名

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[PRTIMES]
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