英語教育に関する読者アンケート調査(保護者対象) 

2016年12月19日
朝日学生新聞社が発行する「朝日小学生新聞」は、英語教育に関する読者アンケートを実施し、保護者がウェブで回答しました。「英語を何歳ごろから学ぶのがいいか」という質問では、約半数の46%の保護者が、乳児期を含め小学校入学前までに学び始めた方がいいと回答しました。有効回答数は988人でした。
アンケートは2016年10月~11月に朝日小学生新聞紙上で呼びかけ、ウェブで回答してもらいました。

 「英語を何歳ごろから学ぶのがいいか」という質問は、小学2年生以下と回答した保護者まで合わせると、63%にのぼりました。2020年度から小学5・6年生で英語が教科に、小学3・4年生で外国語活動が始まる見込みですが、朝日小学生新聞読者の保護者の6割は、学校で英語学習が始まる前にスタートしておいた方がいいと考えている傾向があるようです。「中学生からでいい」と考えている保護者は12.4%でした。

 「小学校に英語教育を期待しているか」という質問では、「とてもしている・まあしている」が50.2%、「あまりしていない・まったくしていない」が47.8%で、ほぼ半々でした。
  「いま体験させていること」を複数回答でたずねたところ、「特にしていない」は34.5%で、約65%は何かしらの英語教育に取り組んでいる姿が浮かびます。体験させていることの上位は「英語塾」が29.9%、「本やDVDなどで親しむ」が23.4%、「テレビの英語番組」が18.4%でした。

 「小学生のうちに体験させたいこと」は、体験させていることに比べ、「英語塾(24.1%)」「特にない(13.2%)」以外はポイントが上がりました。特に「英語や外国文化に親しむイベントに参加する」は55.1%で、「体験させている」の12.4%に比べ約43ポイントの差がありました。半数以上の保護者が身近な異文化体験を希望しているものの、体験の機会やきっかけが少ないのかもしれません。「ホームステイや留学」といった積極的な体験も約2割がさせたいと回答しました。


【朝日小学生新聞読者アンケート】
2016年10~11月に朝日小学生新聞紙上で質問を掲載した。保護者がウェブで回答、有効回答数は988人。

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[朝日学生新聞社]
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