女子中高生の生理に関するアンケート調査 

2017年01月11日
花王は、「女子中高生の生理に関するアンケート」調査を実施。
調査の結果明らかになったのは、宿泊行事やテストの際など、学園生活の様々な場面で女子中高生が生理で困っているということや、受験当日や受験勉強中に生理になってしまうのではないか、と不安に思っている人が多くいるということ。そして、実際に受験本番や、勉強中に生理が起きてしまって集中できなかった人が6割以上いるという実態です。

<調査結果概要>

・女子中高生の生理による悩みTOP3は「宿泊行事のとき「テストのとき」「教室での授業のとき」
・受験勉強中や受験と生理が被ることを6割の女子中高生が不安に思っている
・受験自体や受験勉強に「生理で集中できない」女子中高生が6割を超える

<調査結果詳細>

■女子中高生の生理による悩みTOP3は「宿泊行事のとき「テストのとき」「教室での授業のとき」

活発な女子中高生にとって悩みのタネのひとつとなっているのが生理。「生理中、学校生活で困るのはどんなときですか?」と聞いてみると、学校行事における様々なイベントで女子中高生が困っているということが明らかになりました。最も困る人の割合が多かったのは「宿泊行事のとき」で82.7%。選んだ人の意見を見てみると「突然、生理が起こりナプキンを持っていなかったので苦労した。」とのこと。家ならば常備していても、泊まりでの合宿や旅行の際に、不意に起きた時に準備ができておらず、困った経験がある女子が多いようです。

2番目に多かったのが「テストのとき」で68.3%。「定期テスト中にお腹が痛くなって集中できない時がある。薬を飲むと眠くなってしまうので飲めない。」という意見があり、痛みに耐えるか、薬を飲んで眠くなってしまうかという、好ましくない2択の間で悩まされている女子が多くいるという結果となりました。

他には、「教室での授業のとき」が67.3%、「運動会のとき」が60.6%という結果に。「休み時間が短いのにトイレが混んでいると変える時間がなくて焦る」という声も見られました。女子中高生には女子中高生ならではの、デリケートな悩みが多いということが言えそうです。

■受験勉強中や受験と生理が被ることを6割の女子中高生が不安に思っている

続いて、学生にとって最も大事なイベントの一つ・受験と生理の関係について、調べるべく、「受験勉強中や受験当日に生理が重なることを心配したことはありますか?」と質問しました。結果、「ある」と回答した人が63.5%。なんと6割以上の受験生が、受験が生理と重なることを心配しているという結果が出ました。先ほども痛みもしくは薬を飲んでの眠気との戦いという2択を迫られているという話がありましたが、人生の中で重要な試験の一つともいえる「受験」の際も、生理に悩まされている女子が多いという結果となりました。

■受験自体や受験勉強に「生理で集中できない」女子中高生が6割を超える

最後に、実際に受験勉強中や受験当日に、生理が原因で集中できなかったことがあるかを質問しました。結果、受験勉強中に集中できなかったという人が64.3%。また受験当日に集中できなかった人に関しても62.5%と、どちらも6割を超えました。生理による体調不良や不快感は、受験する女子にとって悩みのひとつとなっているようです。


【調査概要】
・2016年11月 花王調べ(WEB調査)
・高校受験または大学受験を控えている女性52人
・直近1年間に高校受験または大学受験を経験した女性52人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[花王]
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