自動運転車への期待と意識に関する調査(20歳以上の男女対象) 

2016年12月08日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『自動運転車への期待と意識に関する調査』結果を発表します。本調査は20歳以上の男女1,108名を対象にしています。

※本調査での「自動運転車」とは、人ではなく、人工知能(AI)によって全運転操作が行われ、自動走行する車を指します。

【調査結果の概要】

■4人に1人が、「高齢者の自動運転車利用に賛成」
今後、日本では高齢化が進んでいきますが、自動運転車の実用化により、高齢者が自身で買い物や通院が行え、行動範囲が広がると言われています。20歳から59歳までの人に高齢者の自動運転車利用について聞いたところ、26.2%が「賛成」、43.6%が「身体機能や交通法規理解など、一定基準を満たせば賛成」と答えました。また、自身が60歳を超えた後についても、運転免許証を持っている人の51.2%が「自動運転車を利用して自身で移動したい」と答えました※1。

■自動運転車でも、7割超が「任意保険に必ず加入する」
自動運転車を自家用車として保有したい人のうち、73.0%が「任意保険に必ず加入する」と答えました。事故の減少が期待される自動運転車であっても、万が一の補償を考えておく人が多いようです。

■約8割が、「自動運転車でも、運転席に座る人は免許が必要」
「自動運転車でも、運転席に座る人は運転免許証が必要」と答えた人は78.3%でした※2。
運転免許証の取得や更新時に審査すべきこととして最も多くの人から挙げられたのは「一定レベルの交通ルールの取得」(75.8%)で、次いで「一定レベルの視力や判断力の有無」(72.8%)でした※1。

■過半数が、「自動運転車の普及まで、人が運転する車などとの混在が不安」
日本国内で自動運転車のテスト走行が実施されていることに賛成している人は65.3%でした。そのうちの84.1%は、「自身の居住地近くでのテスト走行でも賛成」と回答しました。
しかしながら、自動運転車が完全に普及するまで、人が運転する車や、さまざまなレベルの自動運転車が混在することについて、55.0%が「不安や心配がある」と答えました※3。

■男性の3人に1人が、2020年までに運用予定の「無人自動運転タクシーに乗りたい」
2020年までの実用化が目指されている無人自動運転タクシーに、「乗りたい」と答えた男性は35.9%、女性は23.2%でした※4。また、路線バスや観光バス、高速バスの無人自動運転車についても、男性の方が女性よりも利用に意欲的でした。

※1 複数回答可。
※2 「必要だと思う」「どちらかというと必要だと思う」の合計。
※3 「非常に不安や心配を感じる」「どちらかというと、不安や心配がある」の合計。
※4 「無人の自動運転車に乗りたい」「どちらかというと無人の自動運転車に乗りたい」の合計。


【調査概要】
調査名:『自動運転車への期待と意識に関する調査』
調査期間:2016年12月2日(金)~12月5日(月)
調査対象:20歳以上の男女1,108名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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