「2016年に発覚した企業・個人の不祥事」に関するアンケート調査(20代~60代男女対象) 

2016年12月01日
月刊『広報会議』編集部は11月、2016年に発覚した企業・団体・個人の不祥事に関し、全国の20代~60代男女1000人を対象に「最もイメージダウンした出来事」について調査を実施した。

2016年1月~10月に発生した企業・団体の不祥事20例のうち、最もイメージダウンした出来事を上位3例まで選択してもらったところ、1位は「舛添要一・前東京都知事政治資金問題」(39.1%)に。以下、「ベッキー&ゲスの極み乙女。川谷の不倫騒動」(37.7%、2位)、「電通の新入社員過労自殺」(31.2%、3位)、「三菱自動車・燃費偽装」(28.1%、4位)と続いた。

なお、20例については、編集部が危機管理の専門家の監修のもと選定した。

2015年は旭化成建材・三井不動産、日本マクドナルド、東芝など大手企業の問題が多数発覚したが、2016年は政治家やタレント、個人による問題行動・発言が取り沙汰され、当事者のキャリアや進退に影響を及ぼす騒動が多発した1年となった。また3位の電通、4位の三菱自動車のように、特定の業界内で通用していた慣習が明るみに出ることで問題化するケースも増えているといえる。

10位までのランキング結果と、回答者が選択した理由については以下のとおり。

■1位:舛添要一・前東京都知事の政治資金問題(39.1%)
■2位:ベッキー&ゲスの極み乙女。川谷の不倫騒動(37.7%)
■3位:電通の新入社員・過労死問題(31.2%)
■4位:三菱自動車・燃費偽装問題(28.1%)
■5位:東京都・豊洲新市場の欠陥問題(24.9%)
■6位:高畑裕太・強姦致傷で逮捕(23.8%)
■7位:慶應義塾大学の女子学生集団暴行事件(20.5%)
■8位:SMAP解散騒動(15.5%)
■9位:東大生が強制わいせつ容疑で逮捕(13.6%)
■10位:はごろもフーズ・異物混入問題(9.9%)


<調査概要>
広報会議編集部「2017年に発覚した企業・個人の不祥事」に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
対象:全国、20~69歳の男女(平成27年国勢調査による、エリア×性別×年代別の人口動態割付)
期間:2016年11月11日~12日
有効回答数:1000
調査協力:マクロミル

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