「住まい」についての調査(20~60代女性対象) 

2016年10月13日
千趣会の「ベルメゾン生活スタイル研究所」は、「住まい」についての調査を実施。
調査は2016年9月22日~10月6日にインターネットで実施。20~60代女性3957名の回答結果を集計しました。

【調査結果】

◆現在の住まいに愛着を持っている人は7割以上。

「現在の住まいに愛着を持っている」人は、全体の73.4%(「愛着を持っている」27.9%、「わりと愛着を持っている」45.5%の合計)で、4人に3人が愛着を持っていることがわかりました。年代別でみると、50代が愛着を持っている人の割合が最も高く、76.8%(「愛着を持っている」28.3%、「わりと愛着を持っている」48.5%の合計)。反対に愛着を持っている人の割合が最も低かったのは20代で、64.2%(「愛着を持っている」22.8%、「わりと愛着を持っている」41.4%の合計)でした。

◆住まいとは、「安らぐ・くつろぐ場所」「寝食する場所」「家族団欒の場所」。

住まいとはどのような場所なのか尋ねると、最も多かったのが「安らぐ・くつろぐ場所」の88.8%。次いで「寝食する場所」の62.3%、「家族団欒の場所」60.0%が続きました。「家族団欒の場所」と答えた人は、子供が大きくなったり、巣立っていく40代以降から平均を下回り、50代では49.5%、60代では48.4%と減少する結果に。また、60代では「趣味や余暇を楽しむ場所」と答えた人が平均を10ポイント以上上回る36.5%と、年齢が高くなるにつれて、住まいは家族団欒からプライベートな空間に変化していくことがみえてきました。

◆4人に3人は、住まいを気持ちよくなるように意識して生活。

「住まいを少しでも気持ちの良い空間(部屋)になるよう意識している」人は、全体の74.6%(「意識している」25.3%、「わりと意識している」49.3%の合計)。年代別でみると30代と60代で平均を上回る結果になりました。
みなさんに「気持ちのよい部屋づくりのために、意識・実行していること」を聞いてみたところ、
①床やテーブルの上にモノを置かず整理整頓とこまめなお掃除で清潔に。②家具の高さやカラーを考え部屋を広く見せてスッキリと。③自分の好きなモノや香りに囲まれてリラックスする。ことが気持ちのよい部屋づくりのポイントであることがみえてきました。

◆「持家、賃貸にこだわらない」51.4%。

住居の所有形態へのこだわりを聞いてみると、「持家にこだわる」と回答した人は全体の46.2%。60代では持家にこだわる人が54.8%で平均を9ポイント弱上回りました。「こだわらない」と回答した人は全体の51.4%で半数以上という結果になりました。

◆自分専用の部屋、スペースがある人は6割弱。

「自分専用の部屋、又はスペースがある」と回答した人は全体の58.1%でした。「自分専用の部屋がある」と答えた人は全体の29.4%。20代は18.6%で最も少なく、その後年齢が上がるにつれて増加。50代では39.8%、60代では59.5%となり、かつては子供部屋だったスペースが子供の独立とともに自分専用の部屋に変化していることが伺える結果となりました。

◆6割以上が「断捨離」を実行。

「今以上にモノを増やさないように断捨離を実行している」人は、全体の61.2%(「そう思う」19.5%、「わりとそう思う」41.7%の合計)。年代別では、20代50代60代で平均を上回る結果になりました。

◆約3割が、DIYやリフォームしながら住み心地をよくしている。

「DIYやリフォームしながら住み心地をよくしている」人は、全体の31.0%(「そう思う」7.5%、「わりとそう思う」23.5%の合計)。年代別では60代が38.0%(「そう思う」6.3%、「わりとそう思う」31.7%の合計)で最も高い結果になりました。

◆約半数が、健康や快適のための設備や機器を導入したい。

「健康かつ快適に過ごすための設備や機器を積極的に導入したい」と考える人は、全体の47.6%(「そう思う」9.8%、「わりとそう思う」37.8%の合計)。年代別でみると、20代30代の若い層で、導入意向が高いことがわかりました。

◆半数以上が、気軽に友人や仲間が集まれる住まいにしたい。

「気軽に友人や仲間が集まれる住まいにしたい」と考えている人は、全体の56.7%(「そう思う」20.1%、「わりとそう思う」36.6%の合計)。年代別でみると、20代では75.4%(「そう思う」36.3%、「わりとそう思う」39.1%の合計)と平均を18.7ポイント上回り、次いで30代の64.6%(「そう思う」26.1%、「わりとそう思う」38.5%の合計)が続きました。若い世代では気軽に友人や仲間が集まれる住まいづくりを志向していることがわかりました。

◆3人に1人が、一生に一度ではなく二度くらいは住宅を購入したい。

「一生に一度ではなく二度くらいは住宅を購入したい」と考えている人は、全体の33.2%(「そう思う」13.0%、「わりとそう思う」20.2%の合計)。年代別でみると、20代では23.8%(「そう思う」11.2%、「わりとそう思う」12.6%の合計)と平均を9.4ポイント下回りました。一方60代では、36.5%(「そう思う」9.5%、「わりとそう思う」27.0%の合計)と平均を上回る結果になりました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベルメゾン生活スタイル研究所]
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