2016年東海3県主要集客施設・夏休み集客実態調査 

2016年10月13日
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、「2016年東海3県主要集客施設・夏休み集客実態調査」(東海地方の主要集客施設89施設へのアンケート調査(2016年9月))を実施し、回答を得た87施設の夏休み(7月21日~8月31日の42日間)の集客実態を分析しました。

【結果概要】

・昨年に比べ、好天に恵まれた今年の夏休みは、全87施設のうち、45施設(約52%)が前年を上回る結果となった(対前年比増減は、1日平均の値で比較)。夜間営業、夜間の特別なイベント開催など、営業時間の延長や、涼しい時間帯の集客を高める取組の工夫などが、集客増加の効果をもたらしている。

・この夏のトピックとして、7月にリリースされたスマートフォン向けアプリの「ポケモンGO」、新たな国民の祝日である「山の日」、「新東名新区間開通後、初の夏休み」、「リオオリンピック」、「円高」に着目した。集客に最も好影響を与えたトピックは「山の日」であった。28施設(約34%)が「好影響」と回答している。新たな祝日の設定で外出機会が増えたことや、お盆休みと合わせて有給休暇が取りやすくなったことに起因している。

・「ポケモンGO」の影響については、19施設(約23%)が「好影響」と回答した。施設内に、集客力を高める“ポケストップ”等が設定されていることで集客を増やした施設や、施設周辺が人気スポットになっている等、ポケモンGOが集客を後押しした施設がある。

・新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCT間が今年2月に開通し、初めての夏休みを迎えたが、主に沿線の9施設(約11%)が「好影響」と回答した。新開通区間によるアクセス性向上に加え、旧東名高速道路の並行区間の渋滞緩和の影響も寄与していると考えられる。

・8月5日~21日に開催されたリオオリンピックの影響については、15施設(約18%)が「悪影響」と回答した。日本時間の午前中を中心に各種競技の決勝が行われたこともあり、午前中の出足が鈍ったと分析する施設もある。

・円高については、主に訪日外国人旅行者への影響が予測されたが、「好影響」が1施設(約1%)、「悪影響」が4施設(約5%)と大きな影響はみられなかった。

・外国人の来訪については、「大幅に増えた」、「増えた」を合わせて約29%を占め、前年よりも増加傾向にあり、わが国全体の訪日外国人旅行者の増加に同調した結果が表れている。


【各施設の状況】

・集客数トップは、「ナガシマリゾート」(三重県桑名市)で、259万人。次いで「刈谷ハイウェイオアシス」(愛知県刈谷市)が約139万人、「国営木曽三川公園・河川環境楽園自然発見館」(岐阜県各務原市)が約86万人、「中部国際空港セントレア」(愛知県常滑市)が約84万人と続いた。

・増加率1位の「岐阜県百年公園」(岐阜県関市)、6位の「とだがわこどもランド」(愛知県名古屋市)、7位の「愛知こどもの国」(愛知県西尾市)、8位の「豊橋総合動植物公園」(愛知県豊橋市)等は、夏季特別イベントの実施に加えて、ポケモンGOの影響が集客増加を後押しした。

・増加率2位の「名古屋市美術館」(愛知県名古屋市)は、8月11日に開幕した国際芸術際「あいちトリエンナーレ2016」の会場の一つであり、幅広い年代、外国人の来館者が増え、約62%増加した。

・新東名高速道路の新規開通の影響では、新たに供用した新城ICからのアクセスがよい「新城総合公園」(愛知県新城市)(前年比50.9%増)、「愛知県民の森」(愛知県新城市)(前年比13%増)が集客を伸ばしている。


詳しいリサーチ内容はネタ元へ
 マイページ TOP