海外における急病時の病院利用と治療費の支払い事情 

2016年11月30日
個人旅行者向け海外ホテル予約サイト「Hotelista」(ホテリスタ)を運営するアップルワールドは、海外旅行の際の病気、健康トラブルに関する調査の第二弾として「海外旅行中の病院利用」についてアンケート調査(*)を実施し、旅好きの多いホテリスタのメールマガジン会員計977名から回答を得ました。 (* インターネット調査)

【調査結果】

回答者の約4割が、海外での病院利用経験あり。原因トップ3は「腹痛・下痢」「頭痛・発熱」「ケガ」

「海外で体調を崩したりケガをしたりして病院を利用したことがありますか?」との問いには、回答者の約4割が「ある」と回答。その理由を尋ねると、「腹痛・下痢など」が最多の33.2%、次いで「頭痛・発熱など」(24.3%)、「外傷(けが)」(20.9%)、「風邪」(20.9%)という結果になりました。やはり海外の食べ物や水でお腹をこわす人が多いようです。また、「骨折」という回答も6.3%。意外に多くの人が骨折の経験があることがわかりました。

なお、「その他」の回答では、ぎっくり腰、じんましん、ぜんそく、めまい、膀胱炎といったものから、交通事故、脳梗塞、腸閉塞のように命にかかわりかねないものまで、様々な病気・症状を体験されているようです。

また、クラゲにさされた、海でウニを踏み棘が抜けなくなった、歯の詰め物が取れた、眼鏡のメタルフレームによる金属アレルギー、目に異物が入り開けていられなくなった、飛行機下降時での耳の痛みが消えない、日焼けからのやけど…といった例も。海外旅行では、いつどこでどんなハプニングが起きるかわからないので注意したいですね。

病院はどうやって探した?トップは「ホテルのスタッフに聞いた」「保険会社の提携病院」

すぐ病院に!と思ったとき、慣れない海外で、みなさんはどのように病院を探しているのでしょうか。
回答で最も多かったのが「ホテルのスタッフに聞いた」(27.4%)、「保険会社の提携先病院を利用した」(26.6%)」の2つでした。何かあったらまずホテルのスタッフに聞くのが早いようです。
3位には「知人から教えてもらった」(18.3%)がランクイン。これは、知人の紹介なら安心して行けるということかもしれません。そんな友人がいたら心強いですね。

「その他」の回答では、タクシーの運転手が教えてくれた、会社の現地法人の紹介、現地ガイドに連れて行ってもらったなど、何らかの形で現地の人に教えてもらったケースや、ホテル提携の医師に来てもらった、空港内クリニックへ行った、ガイドブックで調べたなどが挙げられました。

でも言葉が心配。病院でのコミュニケーションは?「日本語(日本語通訳)」が約45%。「自動通訳アプリ」利用はまだ1%程度

病院が見つかっても、次に心配なのは言葉の問題ですよね。この点についても尋ねたところ、なんと約半数の44%の方が「日本語が通じた・通訳の方がいた」と回答。海外でも日本語が通じる病院が増えているのですね。また「現地の言葉でコミュニケーションが取れた」が24.8%と、さすがに旅慣れた方が多い様子もうかがえます。「スマホアプリ」はわずか1.3%と、まだまだ利用は少ないようです。

「その他」では、友人が通訳をしてくれた、カード会社の係りの人に電話で症状を伝えて貰った、ホテルの日本人スタッフから通訳を紹介された、医療専門の通訳を依頼した、といった何らかの形で通訳の助けを借りたというコメントが多く寄せられましたが、中には「筆談」という回答も。漢字圏ならそれも可能かもしれませんね。

やっぱり治療費は「保険でカバー」。一方で「保険に入っておらず自己負担」となった人も約7%

気になる治療費の支払いは、多くの方が「海外旅行保険で保障された」(79.9%)と回答していますが、「保険に入っていなかったので全額自己負担」という方も7%いました。

「その他」回答では「無料だった」という回答が複数あり、国によっては(あるいは病院によっては)無料で治療してくれるところもあるようです。逆に、「保険には入っていたが、ぜんそくは保険が下りなかった。」「保険には入っていたが、歯の治療はカバーされていなかったので、全額自己負担した。」というコメントもあり、保険でどこまでカバーされるのか確認が必要なようです。

体験者からのアドバイス、圧倒的多数は「保険には必ず入ること!」

「これから海外旅行に行く人へ向けて病院利用に関するアドバイスがございましたらご記入をお願いします。」と尋ねたところ、300名を超える方からコメントをいただきました。

中でも最も多かったのが「必ず保険には入ること!」。「成田で直前に入った3千円の保険で200万近い保険料が支払われた。保険は大事!」「掛け捨てになると思いつつ直前で入った保険に大変助けられた(自費だったら100万円以上かかっていたはず)」といったリアルな体験談をお寄せいただきました。 また、病院を利用する際に「キャッシュレス治療は、病院によっては後回しにされるリスクがある」「処方された薬を盲目的に飲んではいけません。日本にくらべてかなり強い薬が処方されます。」といった、意外に見落としがちな注意事項も。


【調査概要】
調査期間:2016年09月30日~2016年10月10日
ホテリスタメールマガジン会員 383名

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