ママたちの「インフルエンザ」に関する意識・実態調査 

2016年11月28日
女性の意識・実態を調査する「womedia Labo*(ウーメディア ラボ)」は、ママたちの「インフルエンザ対策」事情をテーマに、レポートいたします。
はじめに、妊娠中または小学生以下のお子様がいる、20~40代のママ500名を対象とした「インフルエンザ」に関する意識・実態調査をおこないました。

【調査結果】

■妊娠・出産前と比べて、「インフルエンザに感染するリスクが高まった」6割以上のママが回答!

まず、インフルエンザの感染経験について聞いたところ、「これまでにインフルエンザに感染したことがある」ママは全体の71%という結果に。また、そのうち半数以上(55%)が、「ママになってから」の感染経験があると答えています。
そこで、「妊娠・出産前と比べて、インフルエンザに感染するリスクは高まったと思いますか?」と聞いたところ、61%が「そう思う」と回答。ママになって以降、インフルエンザにかかりやすくなったと感じる人が多いようです。
その理由としては、「子どもが保育園・幼稚園に通い始め集団生活を経験するようになったので、ウイルスをもらってくる確率が上がっていると思う」(39歳)、「出産してから、体力や免疫力が低下したように感じる」(43歳)などの声があがっています。

■昨シーズン、インフルエンザに感染したママは約8人に1人! 周囲に感染者が出た人も、52%と半数以上

続いて、昨シーズン(2015~2016年)のママたちのインフルエンザ感染率を調べたところ、実に約8人に1人(13%)が感染しているという結果に。特に、子どもが4~6歳のママはもっとも感染率が高く、その割合は約6人に1人(17%)におよんでいます。
さらに、「昨シーズン、周囲でインフルエンザに感染した人はいますか?」という質問では、52%と半数以上が「いる」と回答。具体的な相手としては、「子ども」(51%)が最も多く、以下、子どもの友達(41%)、「夫」(22%)、「自分のママ友」(20%)、「同じ職場の人」(20%)と続きました。ママたちの周囲には、多くのインフルエンザの感染経路があることがわかります。
ちなみに、「これまでに自分や家族がインフルエンザに感染したことで、苦労したエピソード」を聞くと、
●「インフルエンザに2人の子どもが時間差でかかり、病院通いが続き、仕事を長期で休まなければならなくなった」(42歳)
●「出産2日後に院内感染して、子どもは助産室へ預けられ、自分は一般病棟へ隔離された」(32歳)
●「夫が仕事でいない時に、子どものインフルエンザが自分にうつり、高熱でふらふらになりながら家事をした」(41歳)
などの声が。インフルエンザは周囲に感染しやすく、かつ、高熱などの苦しい症状が続く病気であるだけに、自分や家族が感染すると一大事になってしまうことが多いようです。

■ママたちの「インフルエンザ対策」事情…内側からの対策までできているママは少数派!?

それではこうした中で、ママたちはどのようなインフルエンザ対策をおこなっているのでしょうか。
まず、「普段、どのようなインフルエンザ対策をしていますか?」と聞いたところ、「手洗いをする」(88%)、「うがいをする」(76%)、「マスクをする」(66%)、「予防接種を受ける」(47%)など、“外側”からの対策をあげる人が多い結果に。一方で、「十分な睡眠をとる」(40%)、「乳酸菌を摂る(ヨーグルトなど)」(26%)など“内側”からの対策をおこなっている人は少数派となりました。
そこで、あらためてママたちに、「インフルエンザ対策の自己評価」について聞いたところ、「外側からの対策も、内側からの対策もできている」は34%にとどまる結果に。残るママたちは、「外側からの対策はできているが、内側からの対策はできていない」(30%)、「外側からの対策も、内側からの対策もできていない」(26%)という回答が目立ちました。合計すると、内側からの対策ができていない人が約6割(56%)にのぼることになります。インフルエンザのリスクは認識しつつも、内側からの対策までは手がまわっていないというママが多数派のようです。


【調査概要】
・調査対象:20~40代 主婦(既婚女性)500名
 ※妊娠中または小学生以下の子どもがいる方(子どもの年齢にあわせて均等割付)
・調査期間:2016年11月4日(金)~2016年11月7日(月)
・調査方法:インターネット調査

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[womedia Labo]
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