『結婚生活』に関するアンケート調査(20歳~59歳の既婚男女対象) 

2016年11月21日
オウチーノ総研は、首都圏在住で 20歳~59歳の既婚男女 1162 名を対象に、「『結婚生活』に関するアンケート調査」を行った。

はじめに「結婚するにあたって決めた夫婦の約束事・ルールはありますか?」という質問をした。結果、「お金に関して」と回答した人が最も多く 21.4%、「家事に関して」が 21.3%、「子ども・子育てに関して」が 16.0%と続いた。また、「約束事・ルールは決めなかった」という人は 67.4%だった。
次に「結婚する際に決めておけば良かったと思う約束事・ルール」を聞いたところ、「結婚するにあたり決めた約束事・ルール」と同じく「お金に関して」が最も多く 9.4%、次いで「家事に関して」が 7.4%、「子ども・子育てに関して」が7.1%だった。「特にない」という人は 78.4%で、多くの人が「結婚生活における約束事」について不満や後悔は少ないようだ。
最後に「結婚生活において事前に約束事・ルールを設定することは必要だと思いますか?」と聞いた。結果「必要だと思う」という人が 46.0%だった。

【調査結果】

1. 結婚時の約束事、最も多いのは「お金に関して」、次いで「家事に関して」。

はじめに「結婚するにあたって決めた夫婦の約束事・ルールはありますか?」という質問をした。結果、「お金に関して」と回答した人が最も多く 21.4%、「家事に関して」が21.3%、「子ども・子育てに関して」が 16.0%、「仕事に関して」が 15.1%、「お互いの両親・親族に関して」が 14.2%、「友人・知人関係に関して」が 13.5%、「その他」が 8.1%と続いた。「約束事・ルールは決めなかった」という人は67.4%だった。約 3 人に 1 人の夫婦が結婚時に約束事やルールを設定していることが分かった。年代別に見ると、「約束事・ルールは決めなかった」という 20 代は 51.0%、30 代は 66.8%、40 代は 73.8%、50 代は 77.9%と、年代が若いほど割合が高く、20 代にいたっては半数以上が結婚時に約束事・ルールを決めていることが分かった。

それぞれ具体的な内容を聞いたところ、「お金に関して」は「管理方法」が最も多く挙がった。具体的には「夫、妻、夫婦の 3 つの財布でお金を管理して、それぞれ相手の使い道には口を出さない」(52 歳/男性)や「独立採算、生活費は折半」(56 歳/女性)などが挙がった。次いで「話し合うこと」という声が多く、例えば「1 万円以上の出費については共有する」(35 歳/男性)や「一緒に計画し、よく相談してお金を遣う」(59 歳/女性)などが聞かれた。他には「お互いの収入、支出をオープンにすること」(57 歳/男性)や「できるだけ節約をして、マイホームの購入計画を実現すること」(27 歳/女性)などが挙げられた。
「家事に関して」では、「分担する」という声が最も多く、具体的には「早く帰った方が食事を用意し、用意していない方が片づけをすると決めた」(54 歳/男性)や「掃除機、風呂掃除は週末に夫がやる」(28 歳/男性)などが挙がった。反対に「妻に任せる」という声も多く、例えば「基本的に妻がやるが、頼まれたら文句を言わずにやる」(47 歳/男性)や「専業主婦になり家事全般を行なうことを決めた」(52 歳/女性)などが聞かれた。他には「どちらかに依存せず快適な生活のため協力すること」(57 歳/男性)や「得意分野の家事には互いに口出ししない」(29 歳/男性)などが挙げられた。

2. 「決めておけば良かったと思うルール」、78.4%が「特にない」!

次に「結婚する際に決めておけば良かったと思う約束事・ルール」を聞いたところ、「結婚するにあたり決めた約束事・ルール」と同じく「お金に関して」が最も多く9.4%、次いで「家事に関して」が 7.4%、「子ども・子育てに関して」が 7.1%、「お互いの両親・親族に関して」が5.6%、「仕事に関して」が 5.0%、「友人・知人関係に関して」が 4.4%、「その他」が 8.8%だった。「特にない」という人は 78.4%で、多くの人が「結婚生活における約束事」について不満や後悔は少ないようだ。
年代別に見ると、 「特にない 」と回答した 20 代は64.8%、30 代は 81.5%、40 代は 83.8%、50 代は 83.4%と、20 代のみ突出して低かった。共働き世帯が増えたことにより、収入源が複数化してお金の管理が複雑になったり、家事・育児の分担がより必要になったことが、原因の 1 つではないだろうか。

それぞれどのような約束事・ルールを決めておけば良かったか、聞いた。「お金に関して」最も多く挙がったのは「具体的な数字」で、例えば「貯金の目標額を決めておけば良かった」(28 歳/男性)や「毎月いくら貯金して、どの口座に貯めていくかなど、具体的にしておけば良かった」(29 歳/男性)などが挙がった。次いで「家計の管理方法」についての声が多く、例えば「夫婦別財布にすれば良かった」(32 歳/男性)や「生活費のための共有口座を作れば良かった」(49 歳/女性)などが聞かれた。他には「主婦のお小遣いと家計の範囲を明確にすべきだった」(58 歳/男性)、「収入の開示、遣い道の制限」(52 歳/女性)などが挙げられた。

3. 約半数が、結婚時の約束事・ルール設定は「必要だと思う」!

最後に「結婚生活において事前に約束事・ルールを設定することは必要だと思いますか?」と聞いた。結果、「絶対に必要だと思う」という人が 14.5%、「どちらかというと必要だと思う」が 31.5%、「どちらかというと必要ないと思う」が 27.6%、「全く必要ないと思う」が 26.4%だった。合わせると、「必要だと思う」という人は 46.0%だった。
男女別に見ると、「必要だと思う」という男性は 40.8%、女性は 51.2%だった。女性の方が、家事や家計のやりくりをすることが多いため、約束事を決めた方が良いと考えている人も多いのかもしれない。

それぞれ理由を聞いた。「必要だと思う」という人からは「後々揉めないため」という声が最も多く、具体的には「最低限の決まり事がないと揉めると思う」(35 歳/女性)や「揉めてからいろいろと決めるのは難しいので、事前に決めておいた方が良い」(58 歳/女性)などが挙がった。次いで「他人同士だから」という理由が多く、例えば「お互い違う環境で育ってきたので、価値観が異なる部分は話し合っておいた方が良い」(29 歳/女性)や「お互いの認識の違いを埋め合わせる機会となるから」(35 歳/男性)などが聞かれた。他には「基本方針を定めておけば話し合いの際に立ち返ることができるから」(47 歳/男性)や「どちらかに負担が偏らないようにするため」(54 歳/男性)などが挙げられた。

反対に「必要ないと思う」という人からは「生活してみないと分からないから」という理由が最も多く挙がった。具体的には「一緒に住んで分かることもあるので、その都度話し合って決めれば良い」(29 歳/女性)や「だんだん暗黙の了解のようにルールができていくと思うから」(28 歳/女性)などが挙がった。次いで「臨機応変に対応する」という声が多く、例えば「問題があればその都度解決していけば良いと思うから」(51 歳/女性)や「子どもができたりなど、家族関係や環境も常に変化していくから」(35 歳/男性)などが聞かれた。他には「ルールに縛られると居心地が悪くなりそうだから」(30 歳/女性)や「約束事やルールを決めたことによって生じる喧嘩もあるから」(54 歳/女性)、「お互いに信頼していれば必要ないと思う」(38 歳/男性)などが挙げられた。
今回の調査では、結婚時に約束事・ルールが「必要だと思う」人が 46.0%と、実際に設定している夫婦(32.6%)を上回った。結婚生活をスタートさせてから分かることも多く、追加されていく約束事も多いだろうが、絶対に譲れないことについては、結婚前に話し合っておくべきかもしれない。


【調査概要】
有効回答:首都圏在住で 20 歳~59 歳の既婚男女 1162 名(学生は除く)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2016 年 11 月 7 日(月)~11 月 13 日(日)

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