「イマドキ!おばと姪の関係性」調査(中高生の姪がいる女性とおばのいる女子中高生対象) 

2016年11月21日
資生堂ジャパンは、少子化や女性の社会進出などの影響を受けて変わる“おばと姪の関係性”を探るべく、姪のいる30~50代の女性1,000名とおばのいる女子中高生100名を対象に意識・実態調査を実施。その結果、まるで友達のような関係に深化するイマドキの“おばと姪の関係性”が浮き彫りになりました。

【調査結果トピックス】

【まるで友達!親密になるイマドキの“おばと姪の関係性”が明らかに】

≪姪に「〇〇ちゃん」と呼ばれているおばが6割!≫
「おばと旅行に出かけたい」姪が4割にのぼるなど、関係が深化する“おばと姪”

≪姪にクリスマスプレゼントを贈るのは一般化。予算の上限は1万円超え≫
「今後、姪にプレゼントを贈りたい/贈り続けたい」が9割と活発な“おばバカ消費”

≪中学生に人気のクリスマスプレゼント1位は“化粧品・美容グッズ”≫
実際は“もらいたいもの”と“もらうもの”が異なるプレゼントのミスマッチも

■「おばさん」という呼び方はもう古い?
 おばを「○○ちゃん」と呼び、秘密も共有する関係に
 ┗ おばの呼び方は「○○ちゃん」が6割!一方、「おばさん」と呼ぶのは1割だけ
 ┗ 半数近くのおばが「姪に何らかの悩みを相談されることがある」と回答
 ┗ 4人に1人が、姪の両親にも言っていない2人だけの秘密を共有する関係に

■中高生の4割が「おばと旅行に出かけたい」と回答。
 3割はおばを「母のような存在」と認識
 ┗ 中高生の4割が「おばと旅行に出かけたい」と答え、「エステ・マッサージに出かけたい」も3割に
 ┗ おばの半数が姪を「娘のような存在」と答え、姪の4人に1人がおばを「母のような存在」と回答

■姪にクリスマスプレゼントを贈るおばは6割で、
 ほぼ全員がこれからも贈りたいと回答
 ┗ 「姪にクリスマスプレゼントを贈る」おばは6割。おば自身が子どもの頃にもらっていた割合の2倍以上
 ┗ ほぼ全員のおばが、「今後姪にプレゼントを贈りたい/贈り続けたい」と回答
 ┗ 「姪へのプレゼントに使ってもいい金額」は平均10,178円。おばが未婚の場合は平均16,892円

■中高生に人気のプレゼント1位は“化粧品・美容グッズ”。
 しかし、実際にもらうものは・・
 ┗ おばからもらいたいプレゼントは、1位「化粧品・美容グッズ」(45.0%)、2位「アクセサリー」(25.0%)
 ┗ 実際におばからもらったクリスマスプレゼントは、1位「洋服」(36.4%)、2位「バッグ・ポーチ・小物入」(20.5%)

【調査結果】

■「おばさん」という呼び方はもう古い?
 おばを「○○ちゃん」と呼び、秘密も共有


【おばの呼び方は「○○ちゃん」が6割!一方、「おばさん」と呼ぶのは1割だけ】
イマドキのおばの半数以上(56.0%)が、自身の姪に「○○ちゃん」と“ちゃん付”で呼ばれていることがわかりました。一方で、「おばさん」と呼ばれているのは11.2%のみと非常に少なくなっています。他には、「あだ名」が10.2%、「名前(呼び捨て)」が6.5%など、最近は距離感の近さを感じさせる呼び方が多いようです。

【半数近くのおばが「姪に何らかの悩みを相談されることがある」と回答
おば自身が中高生の頃に「おばに相談したことがある」割合の2倍以上に】

「姪から悩みを相談されることがあるか」の質問では、「ある」と答えたおばが半数近くにのぼりました(45.6%)。一方で、おば自身が中高生時代に「おばに悩みを相談したか」という質問では、「ある」と答えた人が15.8%にとどまり、イマドキのおばと姪の距離感が昔より近くなっていることがうかがえます。また、相談内容については、1位が「進路・勉強の悩み」で49.9%、2位が「家族の悩み」で36.4%、3位が「友達の悩み」で34.9%となっています。

【4人に1人が、姪の両親にも言っていない2人だけの秘密を共有する関係に】
悩みの相談だけではなく、4人に1人(24.3%)が両親にも言っていない2人だけの秘密を持っていることがわかりました。「ある」と答えたおばと姪には、普段の会話の話題が幅広いという特徴がありました。家族・友達・学校など日常の話題だけでなく、ニュースや美容・健康など多岐にわたる傾向があり、日頃から密なコミュニケーションをしていることがうかがえます。

■中高生の4割が「おばと旅行に出かけたい」、3割はおばを「母のような存在」と回答

【中高生の4割が「おばと旅行に出かけたい」と答え、「エステ・マッサージに出かけたい」も3割に】
中高生に、「おばと姪でどこに出かけるのか・出かけたいのか」の質問では、「旅行に出かけたい」という回答が4割にのぼり(40.0%)、その親密さがうかがえる内容となりました。また、「エステ・マッサージ」という回答も27.0%となり、今までだとおばと一緒に外出するイメージがなかったような場所へ外出したい気持ちがあるようです。

【おばの半数が姪を「娘のような存在」と答え、姪の4人に1人がおばを「母のような存在」と回答】
中高生の姪を持つ女性に、「あなたにとって、姪はどんな存在ですか?」と尋ねた質問では「娘のような存在」と回答した人が49.5%となり、姪に対して娘に近い感情を抱いていることがわかりました。また、「友達のような存在」は18.5%、「姉妹のような存在」が12.1%と一定層存在しており、親密な関係性になっていることがわかります。
一方で、おばのいる中高生側に「あなたにとって、おばはどんな存在ですか?」と尋ねた質問では「母のような存在」が27.0%、「友達のような存在」が21.0%、「姉妹のような存在」が11.0%となっており、姪の視点でもおばとの関係が深くなっているようです。

■姪にクリスマスプレゼントを贈るおばは6割で、ほぼ全員がこれからも贈りたいと回答

【「姪にクリスマスプレゼントを贈る」おばは6割。おば自身が子どもの頃にもらっていた割合の2倍以上】
もうじきやってくるクリスマスについての質問です。中高生の姪を持つ女性に、「昨年のクリスマスに姪にクリスマスプレゼントを贈ったかどうか」を尋ねた質問では、6割(57.7%)の方が「贈った」ことがわかりました。特に、未婚女性の場合では、7割にものぼる女性が姪にクリスマスプレゼントを贈っていました。
一方、彼女たちに、「ご自身は中高生時代にクリスマスプレゼントをもらいましたか?」と尋ねた質問では、もらったことがあるのは僅か23.1%で、現代と比較すると半数以下でした。おばと姪の関係が親密になるのに伴って、姪にプレンゼントなどを贈る“おばバカ消費”が活発になっているようです。

【おばのほぼ全員が、「今後、姪にプレゼントを贈りたい/贈り続けたい」と回答】
「姪にプレゼントを贈ったことがあるかないかに関わらず、今後プレゼントを贈りたいか?あるいは贈り続けたいか?」を尋ねた質問では、94.6%もの方が「贈りたい」と答えています。
この結果からも、おばから姪へのクリスマスプレゼントは定着したと言えそうで、今後も“おばバカ消費”が活発化していく兆しが感じられます。

【「姪へのプレゼントに使ってもいい金額」は平均10,178円。おばが未婚の場合は16,892円と、既婚女性の2倍に】
「姪へのプレゼントにいくらまで使っていいと思うか?」を訪ねた質問では、平均が10,178円となりました。未既婚別に見てみると、既婚女性は8,317円だったのに対して、未婚女性は16,892円とおよそ2倍近い金額となっています。

■中高生に人気のプレゼント1位は“化粧品・美容グッズ”。しかし、実際にもらうものは・・

【おばからもらいたいプレゼントは、1位「化粧品・美容グッズ」(45.0%)、2位「アクセサリー」(25.0%)】
【実際におばからもらったクリスマスプレゼントは、1位「洋服」(36.4%)、2位「バッグ・ポーチ・小物入」(20.5%)】
中高生に、「おばからもらってみたいプレゼントは何か?」を尋ねた質問では、1位が「化粧品・美容グッズ」で45.0%、2位が「アクセサリー」で25.0%、3位が「バッグ・ポーチ・小物入」(24.0%)という結果となりました。
一方で、「昨年のクリスマスにおばからもらったプレゼントはなんですか?」と尋ねた質問では、1位が「洋服」で36.4%、2位が「ストール・マフラー・手袋」と「バッグ・ポーチ・小物入」で共に20.5%となり、衣類をプレゼントにもらう中高生が多いことがわかりました。
この2つの結果から、現状では“もらいたいもの”と“もらうもの”の間にギャップがあり、プレゼントのミスマッチが起こっていることが明らかになりました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年10月28日(金)~2016年10月31日(月)
調査対象:中高生の姪がいる30~59歳の女性1,000名/おばがいる女子中高生100名
対象地域:首都圏・京阪神圏

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