独身中高年の恋愛・結婚意識調査(50歳から69歳の独身男女対象) 

2016年09月14日
オーネットが提供する中高年専門の結婚相手紹介サービス「楽天オーネット スーペリア」は、日本全国の50歳から69歳の独身男女956名を対象に、「独身中高年の恋愛・結婚意識調査」を実施しました。

少子高齢化社会が進む日本社会では、中高年向けのサービスやビジネスが大きく注目されるとともに市場を拡大、ますます重要性が増してきています。そのなかで独身中高年は、恋愛や結婚について、どのように考え、行動しているのでしょうか。

【調査結果トピックス】

・いくつになっても恋したい!
パートナーが「いる」「ほしい」独身者は48.2%!

・出会いの場は「職場」、「友人・知人の紹介」が主流。「SNS」での出会いも!

・男性はともに暮らす相手を求めている?
パートナーと一緒に暮らしたい男性は61.0%。パートナーとの関係に関する考え方には男女差も。

・意外と少ない?パートナーを探すために実際に活動をしている人は12.5%!
「結婚相談所」や「婚活・恋活サイト」で相手を探している人がいる一方で、パートナーはほしいが活動していない人が9割近くも。その理由は?

・女性の74.4%が「男性の身だしなみを気にしている」のに対して、男性の意識が低いことが判明!
TPOも大切なポイント

【調査結果】

いくつになっても恋したい!
パートナーが「いる」「ほしい」独身者は48.2%!


中高年の独身男女に、現在の交際状況について聞いてみました。その結果、パートナーが「いる」と答えた方は全体の14.6%、交際相手がいなくても「ほしい」と思っている方は全体の33.6%にのぼり、積極的な恋愛姿勢が伺えます。パートナーとの関係は「恋人」が最も多く、男女ともに約6割となりました。その次に多いのが、男性は「事実婚」で26.7%、一方で女性は「通い婚」で24.1%という結果となりました。女性は同居をせず、適度な距離感をもった付き合いを好む傾向があるようです。

出会いの場は「職場」、「友人・知人の紹介」が主流。
「SNS」での出会いも定番に!


パートナーがいる方に出会いのきっかけを聞いてみると「職場」と「友人・知人の紹介」が最も多く、毎日顔を合わせている同僚や、信頼できる知り合いからの紹介される人など、経験を重ねた大人だからこそ、出会いにも安心感を求めるのでしょうか。注目は去年に引き続き第3位にランクインした「SNS」です。まさに現代ならではの出会い方ですね。中高年の方たちも若者に負けず、「SNS」で交流を深めて交際に至っているようです。そのほかにも、「旅先」といったロマンチックな回答も見られました。

パートナーを求める理由は「人生や趣味を一緒に楽しみたい」が1位。
経済的な不安を感じている女性は昨年の26.8%から42.2%に急増


「パートナーはいないがほしい人」に、その理由を聞いたところ、「残りの人生を一緒に過ごす伴侶がほしい」、「趣味などを一緒に楽しむお相手がほしい」など、これからの人生をさらに楽しみたいという前向きな思いがあるようです。それに続くのが「ひとりでいるのはさびしい」や「孤独死など将来的な独居への不安」などの理由で、孤独に対するさびしさや不安を感じている方も見受けられます。女性側の理由で特徴的だったのが、「経済的不安」です。去年の26.8%から42.2%と大幅に上昇。「下流老人」といった言葉がメディアでも取り上げられ始め、経済的な不安を感じられる方が増えたのかもしれません。

男性はともに暮らす相手を求めている?
パートナーと一緒に暮らしたい男性は61.0%!
パートナーとの関係に関する考え方には男女差も


「パートナーがいないがほしい人」に、パートナーとの関係として望むものを調査したところ、去年同様「法的な結婚」を望む男性が40.0%でダントツだったのに対し、女性は27.6%と低く、「通い婚」の27.6%と同率の結果となりました。「法的な結婚」を望む方と「事実婚」を望む方を合わせると男性が61.0%、女性が44.8%と、やはり男性のほうがパートナーと生活をともにしたいという思いが強いということが見て取れます。

意外と少ない?
パートナーを探すために実際に活動をしている人は12.5%!

「結婚相談所」や「婚活・恋活サイト」で相手を探している人がいる一方で、パートナーはほしいが活動していない人が9割近くも。その理由は?

では、パートナーを探すために、具体的な活動をしている人はどれくらいいるのでしょうか。結果は、全体で12.5%という結果となりました。「結婚相談所」や「婚活・恋活サイト」がパートナー探しの活動の主流となっているようです。一方で具体的な活動をしていない理由としては、「具体的にどうしていいかわからない」、「探すのがめんどうくさい」など活動したくても具体的な方法がわからずできていない方が多くいる現状が浮き彫りとなりました。

パートナーと一緒にやりたいことの1位は旅行!
そのほかにも落ち着いてゆっくり楽しめる趣味が人気に


実際にパートナーと一緒にしてみたいことを聞いたところ、1位は男女ともに「旅行」という結果となりました。仕事や育児も落ち着いて、自分の時間をゆっくり取れる中高年世代だからこそ、パートナーと連れだって遠くの街に足をのばしたくなるのかもしれません。そのほかでは、「食べ歩き」や「街歩き・散歩」などゆっくりと感想を語り合いながら楽しめる趣味が人気を集めました。

女性の74.4%が、「男性の身だしなみを気にしている」のに対して男性の意識が低いことが判明!
TPOも大切なポイント

素敵なパートナーと出会うために外見についてはどのようなこだわりを持っているのでしょうか。男性に対して「清潔感・みだしなみにはいつも気を遣ってほしい」と感じている女性が74.4%だったのに対し、「清潔感・みだしなみには気を遣うほうだ」という男性は46.8%でした。女性にとっては当たり前の「清潔感・みだしなみ」ですが、男性の意識は意外と低いことがわかりました。また、「外出の時はTPOを意識して服を選んでほしい」と感じる女性は35.4%であるのに対し、「外出の時はTPOを意識して服を選ぶようにしている」男性は17.4%にとどまり、男女間でファッションに対する意識のギャップがあることが判明しました。男性はTPOを意識したファッションを心がけることで、女性からの好感度もグッとアップするかもしれませんね。

中高年世代は自分たちの恋愛や結婚について、世の中が肯定的にとらえていると実感
肯定的なイメージは否定的なイメージの2倍に

若い世代を中心に「婚活」という言葉はすっかり定着していますが、「中高年世代の結婚や恋愛」について世の中はどのようにとらえていると中高年自身は感じているのでしょうか。調査したところ、「肯定的にとらえている人がとても多い」、「肯定的にとらえている人がやや多い」の合計は男性が29.1%、女性が25.6%と、否定的にとらえている人の2倍以上であることがわかりました。もはや恋愛に年齢は関係ないという考え方が広く浸透してきていると考えられそうです。

「肯定的にとらえている人がとても/やや多い」と感じる理由
【男性】
「年齢で区別する風潮がかなり薄れてきたと感じるから」(51歳)
「実際自分にも彼女がいるが、みんな温かく見守ってくれている」(51歳)
「結婚の高年齢化で、いまや普通のこと」(56歳)
「世代に関係なく、現在ではもう当たり前といった段階に入っているように感じます」(63歳)
「高齢化社会の中で生きていく知恵として必要」(52歳)
【女性】
「自分の周りの人たちが肯定的だから」(55歳)
「ひとりで死にたくない人が増えている。あきらめて一人で生きていくより、気の合った人が見つかればよいのではないかと思う」(56歳)
「TVで高齢者の婚活や合コンなどをよくやっている」(52歳)
「平均寿命が延びて、自分らしいライフスタイルを求めることに抵抗がなくなっている」(54歳)
「年々中高年世代が若返っている」(56歳)

「肯定的にとらえている人がとても/やや多い」と感じる理由
【男性】
「家族の反対などがあると聞いたことがあるので」(50歳)
「財産問題が絡んでくるから」(50歳)
【女性】
「周囲で中高年で再婚した人がいない」(56歳)
「世間体が悪いから」(51歳)


“結婚相手紹介サービス「楽天オーネット スーペリア」調査”

【調査概要】
調査名:楽天オーネット スーペリア『独身中高年の恋愛・結婚意識調査』
調査地域:全国
調査対象:独身男女(男性)50-59歳:300名、60-69歳:180名(女性)50-59歳:301名、60-69歳:175名
調査方法:インターネットを利用したクローズ調査
調査期間: 2016年8月24日(水)〜8月30日(火)
調査主体: 株式会社オーネット
サンプル数: 956 人

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[オーネット]
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