ペットと夫婦に関する調査(犬・猫飼育者で既婚者対象) 

2016年11月15日
アイペット損害保険は、昨年に引き続き、犬・猫(以下「ペット」)飼育者で既婚者の526名を対象に、ペットと夫婦に関するアンケート調査を実施しました。

 11月22日は「いい夫婦の日」でもありますが、「わんわん、にゃんにゃんの日」でもあります。今年も「いい夫婦の日」にかけて、同様の調査を実施した結果、ペットを飼い始めてから夫婦間に「会話や話題が増えた」という回答が全体の71.1%に上るという結果となりました

 その一方で、「共通の話題がない」ことや「価値観や性格の不一致」という理由から日本の夫婦の2.9組に1組が離婚をするということも言われております※。本年度も、ペットが夫婦間で果たす重要な役割に関して調査を実施しております。

※厚生労働省 平成27年(2015)「人口動態統計総覧」より

【調査結果】

夫婦円満の場合、夫婦間の会話でペットの話題が占める割合は20%以上

円満・円満ではないという回答別に、夫婦間の会話でペットの話題が占める割合を聞いてみました。円満の場合、20-50%未満が全体の約53%となっています。 円満ではない場合、約半数の51.1%がペットの話題が0~20%未満の割合となっています。

ペットの世話に関して夫婦間に最大23%の認識のズレが見られる

回答者にペットの世話の役割分担について聞きました。全体の傾向として、男性は「共同」だと思っている一方、女性は「妻=自分がやっている」と思っている傾向があることが分かりました。特に男女間の認識で最も差の開いた項目は「食事」、最も差の少ない項目は「遊び(※散歩以外)」となりました。男性は、自身が思う以上にペットの世話に積極的に参加したり、女性を労ったりすることが夫婦円満に繋がるのかもしれません。

女性の約8割が「ペットは妻側=自分になついている」と感じている

ペットがなついているのはどちら側か、について男女別に見てみました。役割分担の意識が関係しているのか、男女ともに、ペットは妻側になついていると感じていることが分かりました。特に、女性は8割近くが自身になついていると感じていることが判明しています。

ペットがきっかけとなって妻と仲直りした夫は66%

ペットの存在によって喧嘩の仲直りのきっかけとなった経験を持つ人が半数以上いることが分かります。特に夫が妻より10%上回ることから、夫にとって、ペットは妻と仲直りするためにも必要な存在と言えるのかもしれません。

以下、ペットの存在がきっかけとなって仲直りをしたエピソードを抜粋しています。喧嘩中に気を引いたり、普段とは違う様子をペットが見せたりすることから(昨年度の調査はこちらから)、ペットは全てお見通しなのかもしれません。

【エピソード】
・喧嘩をきっかけに会話しなかったのを、犬が察して、2人の間に入って、「どうしたの?」という感じの目で見上げてくる様子を見て、話すようになり仲直りした(41歳・女性)
・喧嘩をした際、飼っている猫が不安そうに夫婦間を行き来しているのを見て、お互い怒りが和らいで自然に仲直りした。(35歳・男性)
・夫婦の間に割って入り、「もうやめてちょうだい」と言うように立ち上がって邪魔をする(66歳・女性)
アイペット損保では、ペット保険の提供とともに、ペットの健康促進やQOLの向上、ペット産業の発展に寄与するため、オウンドメディアやイベント等を通じて積極的な情報発信に取り組んでまいります。


【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者で既婚者526名
調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施
調査期間:2016年10月12日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アイペット損害保険]
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