オリンピックに関する意識調査(20~39歳のマレーシア・インドネシアのモニター対象) 

2016年11月16日
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチは、GMOリサーチが提携するマレーシア・インドネシアのモニターを対象に「オリンピックに関する意識調査」を実施いたしました。

【調査背景】

 2016年上半期(1~6月)の訪日観光客数は、マレーシアが約18万3,500人(前年同期比37.3%増)、インドネシアは約12万7,600人(同32.0%増)に達し、伸び率では中国の41.2%に次ぐ2位、3位となっており、今後もさらなる増加が見込まれています(※)。
 2016年8月5日~21日にブラジルで開催されたリオデジャネイロオリンピック(以下、リオオリンピック)はまだ記憶に新しいですが、すでに日本では4年後の2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、多くの企業・団体がインバウンド需要に対応する施策を進めています。
 そこでGMOリサーチは、今後も訪日観光客の増加が見込まれる、マレーシア・インドネシアにおけるオリンピックに関する意識を探り、東京オリンピックに関連するインバウンド需要を把握するべく、2ヶ国の20代、30代のモニターを対象にアンケートを実施いたしました。

※日本政府観光局(JNTO)「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2016年)」をもとに、2015/2016上半期の累計値をGMOリサーチが算出。

【調査結果】

■リオオリンピック・東京オリンピックへの各国の意識
 リオデジャネイロオリンピックと東京オリンピックそれぞれの認知度・関心度・観戦場所について尋ねた。


<認知度>
・各オリンピックを「知っている」「聞いたことがある」という回答を合算したところ、マレーシア(リオ:97.6%、東京:93.6%)、インドネシア(リオ:92.0%、東京:70.0%)となり、両オリンピックの認知度は非常に高いことがわかった。
・しかし「知っている」という回答に絞ると、マレーシアではリオ(89.9%)と東京(78.0%)の両オリンピックともに約8~9割の人が確実に認識している一方で、インドネシアではリオ(71.3%)と比べて東京(38.0%)の認知度は低く、日本での開催についてはまだそれほど報道や話題に上っていないことがうかがえる。

<関心度>
・リオオリンピック、東京オリンピックをそれぞれ「知っている」「聞いたことがある」と回答した人を対象に、両オリンピックへの関心度を尋ねた。
「とても興味があった(ある)」「やや興味があった(ある)」を合算したところ、マレーシア(リオ:76.1%、東京:84.4%)、インドネシア(リオ:76.6%、東京:84.0%)となり、全体的に関心が高いが、東京オリンピックについては、両国ともに8割を超え、リオオリンピックよりも関心が高いことがわかった。

<観戦場所>
・各オリンピックを認知している人に、観戦(した/したい)場所について尋ねた。すでに開催されたリオオリンピックについては、マレーシアでは「TVやインターネットでの観戦(84.4%)」が突出する結果となった。インドネシアでも同じく「TVやインターネットでの観戦(63.2%)」が最多であるものの、「ニュースなどで情報を得た(実際の競技は見ない)(25.1%)」も4分の1を超えており、積極的に競技を観戦しない人も一定数いることがわかった。
・東京オリンピックの観戦意向については、「現地で観戦(マレーシア:50.4%、インドネシア:29.7%)」、「TVやインターネットで観戦(マレーシア:40.3%、インドネシア:49.5%)」が上位となっており、訪日意向も高いことがうかがえる。

■東京オリンピックに関連する観光行動について
東京オリンピックを認知している人を対象に、現地で観戦すると想定した場合、観戦のほかにしたいことや不安に思うことを尋ねた。


<観光意向>
・観戦のほかにしたいことについては、両国ともに1位「日本食を食べる(マレーシア:80.7%、インドネシア:64.4%)」、2位「自然・景勝観光(マレーシア:71.9%、インドネシア:69.0%)」、3位「繁華街の街歩き(マレーシア:71.1%、インドネシア:63.7%)」と続いた。また全体的に、インドネシアよりもマレーシアの方が各項目に対する数値が高い。
・各項目の中でも「日本の現代文化体験(マレーシア:53.7%、インドネシア:34.7%)」は、マレーシアが19.0ポイント上回ったが、一方で「自然体験ツアー・農漁村体験(マレーシア:31.0%、インドネシア:43.2%)」については、インドネシアが12.2ポイント上回った。

<不安に思うこと>
・東京オリンピックに行く際に不安に思うことについて尋ねたところ、両国ともに「英語の通用度(マレーシア:34.9%、インドネシア:55.6%)」が最多となった。続いて「母国語の通用度(マレーシア:36.5%、インドネシア:41.7%)」「気候の違い(マレーシア:29.8%、インドネシア:46.0%)」も上位に挙がっており、両国に共通して言語や気候の違いに不安を抱いていることがわかった。特にインドネシアでは、上位3項目全てで40%を超えており、訪日時の大きな懸念事項であることがうかがえる。

<東京オリンピック開催前の訪日意向>
・東京オリンピック開催前に日本を訪れたいかどうかを尋ねたところ、「そう思う」と「ややそう思う」を合わせると、マレーシア(82.2%)、インドネシア(78.9%)となった。両国ともに、約8割の人が4年以内に訪日したいと回答しており、両国での訪日意向の高さがここでもうかがえる。


【調査概要】
調査テーマ:オリンピックに関する意識調査
調査地域:マレーシア・インドネシア
調査対象:20~39歳の男女  マレーシア:840名、インドネシア:865名 計1,705名
調査期間:2016年9月1日~4日
調査方法:インターネット調査(クローズド調査)

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