国内企業22万社の融資等の保全状況実態調査 

2016年11月09日
帝国データバンクは、信用調査報告書ファイル(170万社収録)から、現状の金融借入における担保設定状況について分析可能な22万2977社(全国・全業種)を対象に、その実態や調達余力、資金需要について調査した。なお、担保設定状況に関する調査は、今回が初めてとなる。

■対象は、2014年10月以降の担保設定状況(過去の借入分も含む)が判明している企業で、無借金および役員借入のみの企業は除く

■分類は、全借入が担保提供なしの「信用」、借入に保証協会付きのものが含まれるが有担保保証がない「保証協会」、借入に不動産・預金・有価証券などの担保提供が1つ以上含まれる「有担保」に分類している

【調査結果】

1 調査対象企業22万2977社のうち、3分の2(65.3%) にあたる14万5499社が「有担保」での借入を行っている

2 「製造業」「不動産業」では有担保での調達が多く、 保証協会付き融資は「建設業」「サービス業」に多い

3 調査対象企業22万2977社のうち32.9%が、資金調達余力に乏しいと見られる追加借入困難先となっている

4 追加借入困難先のうち16.4%に前向きな資金需要あり


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[帝国データバンク]
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