働き方に関する調査(20歳~59歳の会社員(正社員)対象) 

2016年11月02日
フロンティアコンサルティングは、2016年10月に全国の会社員400人(男性200人、女性200人)を対象に「働き方に関する調査」を実施いたしました。

【調査背景】

昨今、政府を主導として働き方改革が進められ、民間でも働く場所・時間を選択できる制度を取り入れる企業が増えています。しかし、労働者の立場がおざなりになり、使用者の立場が反映されがちな「働かせ方改革」になるのではないかと案じられています。
そこで、フロンティアコンサルティングでは、会社員400名を対象に「働き方に関する意識調査」を実施し、労働者の働き方の実状、働き方に対する考え方を調査しました。

【調査結果】

【リモートワークという言葉は意外と認知されていない】

Q. あなたは「リモートワーク」という言葉とその意味をご存知ですか?
約半数が「リモートワーク」という言葉を聞いたことがないという結果でした。また、約2割が聞いたことはあっても言葉の意味を説明できないと回答しました。在宅勤務などオフィスに通勤しないワークスタイルであるリモートワークですが、大手人材会社のリクルートホールディングスや、資生堂などが積極的に取り入れています。

【6割以上の人が働く場所・時間を自由に選択したい】

Q.あなたは場所や時間を選択できる自由な働き方を行いたいと思いますか?
働く場所を自由に選択できる働き方を「とてもしたい」、「ややしたい」と選択した数は61.5%という結果でした。働く時間を自由に選択できる働き方では、さらに増え68.3%でした。一方で、働く「場所」・「時間」ともに「あまりしたくない」、「全くしたくない」と回答した数は5%前後と極めて少なく、働く場所や時間を自由に選択できる働き方が導入されたときの反対は少ないのではないでしょうか。

【働く場所・時間を選択できる制度がある企業はわずか2割】

Q.あなたが現在お勤めの会社には、働く時間や場所を選択することができる制度がありますか?
働く場所・時間を自由に選択したいと思っている人は6割以上いるのに対し、実際に働く時間・場所を自由に選択できる制度がある企業は約2割でした。「働く場所のみ自由に選択できる制度がある」の3.8%と比較して、「働く時間のみ自由に選択できる制度がある」との回答は11.0%と高く、「働く時間の自由」はファシリティーの整備やセキュリティ対策などを要せず、導入が比較的容易なことが要因にあげられそうです。


【調査概要】
「働き方に関する調査」
調査時期:2016年10月
サンプル数:400名(男性:200名、女性200)名)
アンケート方式:インターネット調査
対象者:全国の20歳~59歳の会社員(正社員)

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