扶養(配偶者)控除の廃止に関する調査(はたらこねっとユーザー) 

2016年11月08日
ディップは、人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」において、「はたらこねっとユーザーアンケート –扶養(配偶者)控除の廃止とその後の働き方について-」を実施しました。

【調査結果】

■扶養(配偶者)控除廃止案、賛成44%、反対が56%
扶養(配偶者)控除廃止が検討されている事の「賛成」・「反対」について質問したところ、44%が「賛成」、56%が「反対」と回答しました。(Q1)
「賛成」を選んだ方々のコメントでは、「女性ももっと社会で活躍すべき」、「もっと働きたかった」という廃止の目的と合致した意見や、「独身や共働きで沢山働いている世帯が損をしている」など、現状に不公平を感じるとの意見が見られました。「反対」を選んだ方々のコメントでは、「事情を抱え、働きたくても働けない」、「控除を廃止する前に女性の働きやすい社会にする制度を整えるべき」など不安や不満の意見が多く見られました。

■働く女性の関心度は高い!「扶養(配偶者)控除廃止の検討」認知度は80%
扶養(配偶者)控除廃止について検討されていることを知っているか質問したところ、「知っていた」が57%、「知っていたが、内容までは知らなかった」は23%となり、認知度は80%となりました。(Q2)
また2016年10月から、一部のパートタイマーの方の社会保険の加入義務が130万円以上から106万円以上に引き下がりました。このことについて知っていたかを質問したところ、44%が「内容までしっかり知っていた」、29%が「知っていたが、内容までは知らなかった」と回答しました。 (Q3)

■扶養(配偶者)控除内で働く方の71%が年収103万円未満、廃止後は「130万円以上で働くようにしたい」が63%
扶養(配偶者)控除内で働いている、または働いた事がある方に、年収を質問したところ「103万円未満」が71%となりました。
また、廃止された後の働く時間・年収の目標について質問したところ、働く時間については63%が「今までよりも多くするように働く」と回答(Q5)、年収に関しても63%が「130万円以上で働くようにしたい」と回答しました(Q6)


【調査概要】
実施機関:ディップ株式会社
調査対象:はたらこねっとユーザー
実施時期: 2016年9月1日~2016年9月30日
調査手法:インターネット調査
有効回答数:1444名

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[ディップ]
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