第3回NRC全国キャラクター調査【Part1:ご当地キャラクター編】 

2016年11月08日
日本リサーチセンターは、自主調査として、「第3回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。
日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているでしょうか。
「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計96種類のキャラクターを聴取しました。

【調査結果の要約】

●「くまモン」 と「ふなっしー」は全国的に高い認知度、「くまモン」はさらに好感度が上昇。
・認知度のトップ3は「くまモン」「ふなっしー」「せんとくん」、好感度のトップ3は「くまモン」「ふなっしー」「ひこにゃん」。
・「くまモン」「ふなっしー」は、全96キャラクターの中でみても、好感度が1位、2位と高い。
・2015年と2016年での好感度ランキングを比較すると、「くまモン」が「ふなっしー」を抜いて1位。熊本地震に対する支援活動の影響が伺える。
・2015年『ゆるキャラグランプリ』1位の「出世大名家康くん」は12%→18%、2位の「みきゃん」は7%→10%、3位の「ふっかちゃん」は10%→13%といずれも認知率がアップ。
・2016年『ゆるキャラグランプリ』1位の「しんじょう君」の本調査での認知度は3%で、好感度は1%。ともに今後が期待される。

●エリア別でみると、「くまモン」はほとんどのエリアで認知度、好感度ともに1位。
・「くまモン」の認知度は5エリア中3エリアで1位、好感度は全エリアで1位もしくは1位タイと人気が全国区。
・「くまモン」「ふなっしー」以外で好感度上位5位をみると、北海道・東北ではご当地の「メロン熊」「むすび丸」 、関東では「ぐんまちゃん」「さのまる」 、中部・北陸では「出世大名家康くん」「オカザえもん」 、近畿では「ひこにゃん」「ちっちゃいおっさん」 、中国・四国・九州では「バリィさん」「みきゃん」がランクイン。

●性・年代別の好感度では、男性40代以上、女性30代以上で「くまモン」が1位、「ふなっしー」は男性30代以下、女性20代以下で1位。
・男性の認知度は40代を除いて「くまモン」が1位で、「ふなっしー」が2位。女性では15〜29才は「くまモン」「ふなっしー」が1位タイだが、40代以下は「ふなっしー」、50代以上は「くまモン」が1位となる。
・男性の好感度は40代以上では「くまモン」が1位で、30代以下では「ふなっしー」が1位。女性の好感度は、15〜29才を除いて「くまモン」が1位、「ふなっしー」が2位。


【調査概要】
調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員による個別訪問留置調査
調査対象:全国の15〜79歳男女個人
有効回収数:1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間:2016年10月調査 2016/10/5〜2016/10/17

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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