子供の四季を通したふだんの生活と施設利用に関する調査(小学校3年生~中学3年生を対象) 

2016年07月01日
国立青少年教育振興機構では、全国 27 の国立青少年教育施設を利用している子供たち(小学校3年生~中学3年生)を対象に、「子供の四季を通したふだんの生活の様子」と「施設を利用して感じたこと」について、平成 26 年度より3か月ごとに年間4回のアンケート調査を実施しています。調査の内容は「ふだんの生活の様子(5問)」と「施設を利用した感想(6問)」です。平成 26 年4月から 27 年7月までに行った6回分(各回約 2,700 人、合計 17,739 人)の調査の結果を報告します。

【調査結果のポイント】

ポイント① 「錦織選手の活躍」を知っていたのは9割で、学年が上がるにつれて増加していました。(p3~5、12)

ポイント② 「世の中のニュースに関心がある」は7割で、ニュースを知る方法は「①テレビ、②新聞、③人から、④ネット、⑤ラジオ、⑥雑誌」の順でした。学年別にみると、中学生は「①テレビ、②ネット、③人から、④新聞、⑤ラジオ、⑥雑誌」の順でした。(p12)

ポイント③ 家族の活動については「夏休みに家族でお出かけした」が8割、「母の日や父の日に手紙やプレゼントをあげた」が6割でした。そしてその割合は学年が上がるにつれて減少し、女子の方が男子より多く行っていました。(p9)

ポイント④ 年中行事の体験については「豆まき」が9割、「初もうで」が6割、「七夕」が4割、「こどもの日」が3割、「お月見」が3割で(p6)、自然体験については「草花遊び」が3割でした。(p8)

ポイント⑤ 国立施設を利用した感想については、「食事をおいしく食べることができた」と「あいさつができるようになった」が各回の平均で9割を超え、「仲の良い友だちができた」「仲間がまとまった」「もう一度利用したい」は8割を超えました。(p14~21)


今回の調査結果から、子供のふだんの生活において、世の中のニュースに対する関心は学年が上がるにつれて高まっているといえます。一方、家族で一緒に活動することや年中行事や自然に関する体験は学年が上がるにつれて減少していました。
国立施設を利用した感想については、どの学年もたいへん満足していることがわかりました。

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[国立青少年教育振興機構]
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