夫婦ファッションに関する意識調査(40代~60代(ミドルエイジ)の女性対象) 

2015年07月27日
DoCLASSEは、DoCLASSEカタログ会員を対象に「夫婦ファッションに関する意識調査」を行いました。
調査期間は2015年7月10日~2015年7月19日、DoCLASSEのカタログ会員40代~60代(ミドルエイジ)の女性419名を対象にネット調査を行いました。

【調査トピック】

40代で迎えるメンズファッションの転機。
約80%の妻が「夫のファッションに不満」と回答!
夫のファションに不満を持ちはじめた時期1位は40代であると判明。

中高年男性のファッション離れ!?
半数以上の妻が「夫がファッションに興味が無い」と不満を持っているという結果に。
また、約90%以上の夫はファッション誌を読んでいないという実情も明らかに。

中高年男性ファッション消費の鍵は妻にあり!
夫単独での服購入はわずか約35%ということが明らかに。
服のショッピングは必ず妻と一緒の「妻頼み夫」も約40%存在!

夫婦でのショッピングには要注意!
約60%の妻が、夫とのショッピングでイラッとしたことがあると回答。
3大「イラッと」ポイントは「センスがない」「早く帰りたがる」「アドバイスを聞かない」

「ネット通販」が台頭する一方で、まだまだ根強い人気を誇る「百貨店」
約60%の妻が夫の服を「百貨店」で購入すると回答。
「ネット通販」も「総合スーパー」「アウトレット」に次ぎ、約30%の人が回答!

“さくっと、お手頃、高品質”が中高年男性ファッションの新定番?
約50%の妻が、夫の服の買い物を30分未満で澄ましていることが判明。
夫の服の平均私服代は、妻に対して約8割の約20000円。

施行から丸10年。日本のクールビズ完全移行への道のりはまだ遠い?
約60%の妻が「クールビズで夫の服は変わっていない」と回答

【調査結果】

【1】40代で迎えるメンズファッションの転機。約80%の妻が「夫のファッションに不満」と回答!
夫のファションに不満を持ちはじめた時期1位は40代であると判明。

 「夫のファッションに対して不満に思っていることはありますか」という質問に対して、78.3%の人は「ある」と回答した。また夫のファッションに不満があると回答した人に対して、「夫のファッションに対しての不満をもちはじめたのはいつ頃からですか」という質問をしたところ、第1位は31.4%が選択した「夫が40代の時」、次いで24.7%が選択した「夫が30代の時」という結果となった。
 多くの妻が「夫のファッション」に対して何らかの不満を持つ中、40代で夫のファッション力の低下がみられることが明らかとなった。

【2】中高年男性のファッション離れ!?
半数以上の妻が「夫がファッションに興味が無い」と不満を持っているという結果に。
また、約90%以上の夫はファッション誌を読んでいないという実情も明らかに。

 夫のファッションに不満がある人の「夫への不満」第1位は、51.4%が選択した「ファッションに興味がない」、次いで46%が選択した「ファッションセンスがない」となった。また3位には、28.4%が選択した「ファッションが古い」がランクインした。
 またファッションの教本である「ファッション誌」を読んでいるかを質問したところ、夫の91.4%が「ファッション誌」を読んでいないということが明らかとなった。
 中高年ファッション市場の拡大が話題となる昨今、「妻の約半数が、ファッションに興味がない夫に不満を持つ」「90%以上の夫はファッション雑誌を読んでいない」という、「中高年男性のファッション離れ」という矛盾する事実が浮き彫りとなった。

【3】中高年男性ファッション消費の鍵は妻にあり!夫単独での服購入はわずか約35%ということが明らかに。
服のショッピングは必ず妻と一緒の「妻頼み夫」も約40%存在!

 夫の服を購入するシチュエーションとして、「夫が自分で購入する」を選択した人はたった35.3%にとどまった。
 「夫が自分で服を購入しない」を選択した人の中でも、43.8%は「夫の服を探しに夫と出かけ、購入する」41.2%は「夫と一緒に出かけた先で購入する 」を夫の服を購入するシュチエーションとして選択した。
 先程の調査から「中高年男性のファッション離れ」が明らかになったが、今回の調査からは「服のショッピングは必ず妻と一緒」という「妻頼み夫」が多数存在することが明らかとなり、中高年男性のファッション消費のカギを握るのは「妻」であることが明らかとなった。

【4】夫婦でのショッピングには要注意!約60%の妻が、夫とのショッピングでイラッとしたことがあると回答。
3大「イラッと」ポイントは「センスがない」「早く帰りたがる」「アドバイスを聞かない」

 61.3%の妻が「夫とショッピング(夫の服を購入するシチュエーション)にイラッとした経験がある」と回答した。
 イラッとした原因第1位は、38.5%が「ファッションセンスがない」、第2位は37.4%が「早く帰りたがる」、第3位は33.1%が「アドバイスを聞き入れない」という結果となった。
 先程の調査で「服のショッピングは必ず妻と一緒」 という「妻頼み夫」が多数存在することが明らかとなったが、夫婦でのショッピングには、妻を「イラッと」させる夫婦喧嘩を招きかねないシチュエーションが多く存在することが分かった。

【5】「ネット通販」が台頭する一方で、まだまだ根強い人気を誇る「百貨店」
約60%の妻が夫の服を「百貨店」で購入すると回答。
「ネット通販」も「総合スーパー」「アウトレット」に次ぎ、約30%の人が回答!

 夫の服を購入する場所第1位は、59.2%が選択した「百貨店」、第2位は29.4%が選択した「総合スーパー」、第3位は「アウトレット」、第4位は「ネット通販」となった。
 中高年の服の購入場所として「百貨店」が根強い人気を誇ることが再確認できた一方で、「総合スーパー」「アウトレット」でお得に服を購入する人も多いことが分かった。また、近年台頭する「ネット通販」も約30%の人がすでに利用していることも判明した。

【6】“さくっと、お手頃、高品質”が中高年男性ファッションの新定番?
約50%の妻が、夫の服の買い物を30分未満で澄ましていることが判明。
夫の服の平均私服代は、妻に対して約8割の約20,000円。

 「夫の服の購入時間」として「30分未満」を選択した人は、「妻の服の購入時間」で「30分未満」を選択した人の約2倍となる47.3%となった。
「夫の私服のトータルコーディネートの平均金額」は¥19,915 、 「妻の私服のトータルコーディネートの平均金額」は¥24,238 となった。
 「自分の服はゆっくり選ぶが、夫の服は30分以内で購入し、価格は自分の服の約8割」という、夫婦間のファッション格差が判明した。先程の調査から約60%妻は夫の服を百貨店で購入することが明らかになったことから、「夫の服は“さくっと”短時間で、“お手頃”な価格で、“高品質な”商品を買う」という独特の中高年男性ファッション事情が浮き彫りとなった。

【7】施行から丸10年。日本のクールビズ完全移行への道のりはまだ遠い?
約60%の妻が「クールビズで夫の服は変わっていない」と回答。

 「クールビズが始まってから夫のファッションは変わりましたか」という質問に対して、「変わった」と回答した人は37.9%にとどまり、62.1%は「変わっていない」と回答した。
 クールビズの施行から丸10年が経つが、クールビズ完全移行への道のりはまだ遠いという、厳しい現実が明らかになった。


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