転職活動をする女性の応募書類作成に関する調査 

2016年10月31日
エン・ジャパンが運営する、正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、「書類選考」をテーマにアンケートを行ない、女性731名から回答を得ました。

【調査結果 概要】

★  「女性が転職活動で履歴書を作成する際に悩むこと。第1位は、「アピールポイントが見つからない」。
★  履歴書や職務経歴書を作成する上で気を付けたいことは、「丁寧な字」「読みやすい文」「経験・スキルの具体的なアピール」。

【調査結果詳細】

1:女性が転職活動で履歴書を作成する際に悩むこと。第1位は、「アピールポイントが見つからない」。

転職活動で必要となる「履歴書」「職務経歴書」といった応募書類。転職活動をしている女性の8割が「作成にあたって悩みがある」と回答しました。「悩みがある」方に悩むポイントを伺うと、第1位「アピールポイントが見つからない」(59%)、第2位「仕事内容や実績をうまく伝えられない」(46%)、同率第3位「どのくらいの量を書けばよいか分からない」(37%)、「短い期間の職歴を書くべきか迷う」(37%)でした。転職しようと行動に移す場合、書類を書く前に自身の経験やスキルを振り返り、整理する時間が必要と言えそうです。

2:履歴書・職務経歴書を作成する上で気を付けたいことは、「丁寧な字」「読みやすい文」「経験・スキルの具体的なアピール」。

「応募書類(履歴書・職務経歴書など)の作成で気をつけたいことは何ですか?」と質問したところ、第1位「丁寧な字で記載する」(58%)、第2位「読みやすい文・レイアウトで記載する」(52%)でした。『たくさんの応募の中から読んでもらうために、丁寧な字で書いている』『先方が履歴書などを見る際に、わかりやすく理解しやすい字やレイアウトを目指しています』などの声から、まずは書類のビジュアルに配慮した上で、多くの書類の中から採用担当者の目に留まるように工夫している方が多いようです。

第3位は「経験・スキルが次の仕事でどう活かせるかを記載する」(48%)。『経験した仕事が応募した仕事に活かされるかが求められると思うから』『転職の場合は即戦力が求められると思うので、自分は何が出来るか、何をやってきたかということを伝えるのが1番だと思うなど、現在の仕事と応募した仕事の共通点を見出し、入社後に早期活躍ができることを採用担当に書面上でアピールする方が多いようです。

第一印象を決める上で重要な判断材料である応募書類は、見やすさ、読みやすさ、内容も含め、採用担当者がその書類を手に取った時に好印象を持ってもらえるように、気を配ることが必要と言えそうです。その他、具体的なコメントを紹介します。

「丁寧な字で記載する」と回答した方のコメント
○まずはパッと見た時の書類の綺麗さや丁寧さが目に入ると思う。
○字は人のなりを現すと思うので、できるだけ綺麗に書くように心掛けている。字が汚いと仕事も雑、出来ない、と思われそうな気がする。
○字が読みにくいと、書類に目を通すだけで疲れてしまうと思うので、しっかり綺麗な字で書類を書くことは大切だと思う。

「読みやすい文・レイアウトで記載する」と回答した方のコメント
○多くの応募書類に目を通す立場に立ってみると、読む気が失せるような長い書類や読みにくい書類ははじかれそうだから。
○見やすさにより、仕事の正確さやコミュニケーション能力を判断されると思うから。
○熱意は面接で伝えていくことであり、文章に感情を乗せると理屈っぽいとかめんどくさい印象を与えてしまい、マイナスに感じる。

「経験・スキルが次の仕事でどう活かせるかを記載する」と回答した方のコメント
○新しい業界での仕事を志望する場合、何も考えずにこれまでの業務内容を列記していくだけだとアピールにならないのでアピールできそうな経験などが目立つように書きました。また資格など客観的に自らのスキルを証明できるものはもれなく記載しました。
○転職活動していたときに、様々な職種の仕事に応募していて、それぞれの職種で自分の経歴に少しでも合致する所を見つけてアピールポイントとしていた。
○今までの経験が次の仕事でも活かせると、採用後のイメージが浮かび、有利になると思う。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エンウィメンズワーク』 利用者
有効回答数:女性731名
調査期間:2016年8月25日~2016年9月26日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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