「平日お昼の手作りお弁当」の調査 

2016年10月25日
ドゥ・ハウスは、2016年7月に、平日お昼の手作りお弁当についてWEBアンケートを実施しました。本調査では、調理シーンや調理の悩み、実際のお弁当を写真にて確認するなどして、誰にどのようなお弁当を作っているのかに迫りました。

【調査結果】

■節約だけではなく昼食の時間を豊かにしてくれる

普段、家族や自分のために、平日のお昼用にお弁当を作る割合は、全体の28.7%と約3割となりました。お弁当を手作りする理由は(図1)、「節約のため(52.3%)」が最も高いですが、2番目以降は「栄養バランスが良いから」が38.1%、「健康的だから」が33.2%と続き、価格だけではなく栄養面や健康への配慮がお弁当作りの背景にあるようです。

また「家族に頼まれるから」が22.2%と、義務的にお弁当を作っている人も見受けられます。

さらには「落ち着いて食べられるから(17.1%)」、「見た目が華やかだから(16.4%)」、「手作りの美味しいものを食べたいから(14.7%)」などが理由の人も一定数おり、昼食の時間が豊かになることを期待して手作りのお弁当を作っている人もいるようです。

■旬の野菜を取り入れてマンネリや彩り対策

手作りのお弁当を作る際の悩みについて(図2)、全体の15.2% が「悩みはない」と回答しており、つまり85% がなんらかの悩みを持っています。中でも「マンネリ化にならないメニュー探し」が41.4%と最も高い割合です。そして、「彩りや栄養バランス」が30.8%、「簡単に作れるメニュー探し」が30.6%と続きます。回答者の声をみると、「すべて手作りだとメニューがマンネリ化する一方で、冷凍食品などを使用するとカロリーが高いメニューが多くなってしまう(38歳男性)」のように、メニューのマンネリ化を避けるために冷凍食品を使用しているものの、カロリーの高さが気になっている男性もいます。

マンネリを解消するために、「毎日彩りよくその時々の旬の野菜を入れるようにしています(29歳男性)」や「娘のお弁当を作っているがどうしてもメニューがマンネリになりがち。今年は猛暑なので、生野菜はプチトマトぐらいにしてお酢を使用したマリネや酢の物などをいつもより多く入れるようにしている(53歳女性)」という声がありました。旬の野菜や彩り良い野菜で、見た目や栄養バランスを工夫しているようです。

■お弁当の【主菜】【副菜】に「冷凍食品」を入れる割合は5割近く

お弁当に入れるものは、「夕食の残り」と回答する割合は、【主菜】【副菜】において特に高く、5割以上になっています(図3)。また「冷凍食品」を入れると回答した割合も【主菜】【副菜】において5割近くを占め、「お弁当のためにいちから手作り」と回答する割合と同程度となっています。しかし、冷凍食品を使用することについては「自分や旦那さんの好きなおかずの冷凍食品を選んでいくと茶色いものばっかりになってしまい見た目がよくない。(29歳女性)」と、冷凍食品を使用すると彩りやワンパターン化が悩みとなってしまうといった声あがっています。

■冷凍食品や夕食の残りは、ひと手間加えてメニューにバリエーションを

こうした声があがるなか、冷凍食品や夕食の残りをそのまま使うのではなく、ひと手間加えることでメニューにバリエーションをもたらすよう工夫している人も見受けられます。

【夫婦2人暮らしの29歳女性】「主人は冷凍食品をそのまま入れても文句を言わないと思うが、アレンジをして目新しさを感じてもらったり、食材を追加して少しでも色んな食材を食べて欲しい」という理由から、「唐揚げは酢豚に変えたり、ひじきの煮物は卵液に入れて玉子焼きにしている。きんぴらはご飯の上に敷き、きんぴらと同じ味付けをした鶏肉を添えてきんぴら丼にしたり、冷凍のブロッコリーとシュウマイはシュウマイを崩しブロッコリーと和え、ブロッコリーの中華和えにする」のように、冷凍食品を材料として活用し一品を作っているようです。
【ひとり暮らしの29歳男性】「味に深みを出すために、ひと手間加えたい」ので、「冷凍食品のひじきはご飯にまぜて、混ぜご飯として使用。彩りが綺麗になるのでよく使う」という声もあがっており、副菜の惣菜も混ぜご飯の具として使用しています。
さらには、「揚げ物は卵でとじるなど簡単で時間をかけないけれど栄養はしっかり考える(68歳男性)」「夕飯に肉じゃがならコロッケにしたりする(28歳女性)」と、卵を使ったメニューや揚げ物料理でお弁当用にアレンジをしている人もいるようです。

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[ドゥ・ハウス]
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