アクティブシニアの美容意識調査 

2016年10月17日
朝日新聞社「Re ライフプロジェクト」は、アクティブ世代の女性の美容や健康ニーズを探るアンケート」を朝日新聞デジタル上で実施した。40代~60代の女性を中心に442人から回答があり、回答者の8割が「いくつになってもキレイでいたい」と願う一方で、3人に1人は、情報や商品があふれるなか、「どれを選んでいいかわからない」「何を参考にしてよいか分からない」と悩んでいる実態が浮き彫りになった。

【調査結果概要】

◆美容やおしゃれへの関心・願望は高い一方で、「何を参考にしていいかわからない」と考えている女性が、3人に1人にのぼった。

◆年齢を重ねるほど、近くに買い物に行くなど、ちょっとした外出にも、化粧に気を遣っている。

◆50代以上の3人に1人が「髪が細い、薄い」ことで悩んでいた。ほかにも、「目元・口元のしわ」「肌のたるみ」「視力のせいでメークできない」などの悩みが多かった。

◆シニアも、数は少ないものの美容施術やエステに一定の関心がある。5人に1人がエステに通っているか、通うことに関心があった。

◆全体の4割が「化粧品の機能や種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」と考えていた。

◆購買方法は「ドラッグストアでセルフで」が4割超と最も多かった。ただ20代は6割、60、70代は3割と差があった。シニアはカタログ通販や新聞通販などが多かった。


【調査結果】

Q1. おしゃれや美容について、あてはまると思うものは?

A. 3人に1人「何を参考にしていいかわからない」
「おしゃれや美容について、あてはまると思うもの」について尋ねたところ、「いくつになってもキレイでいたい」と答えた女性が約8割いる一方で、「何を参考にしていいかわからない」と答えたのは3人に1人にのぼった。美容やおしゃれへの願望が強い一方で、何を参考にしたらいいか迷っている実態が浮き彫りになった。
「おしゃれや美容について、あてはまると思うものを選んでください」との設問に対し、「いくつになってもキレイでいたいと思う」(81%)を選んだ人が群を抜いて多かった。「流行や最新情報をチェックしている」(25%)、「自分はおしゃれの方だと思う」(24%)などが続いた。一方で、「おしゃれや美容について興味はあるが、何を参考にしたらいいかわからない」と答えたのは、33%にのぼった。様々な手段で美容情報を入手しているものの、その選択に迷っていることがみてとれる。

Q2.どんな時に、おしゃれをしたり、化粧に気を遣ったりするか?

A. シニアは、買い物など近所への外出でも「おしゃれ」する傾向
「どんな時に、おしゃれをしたり、化粧に気を遣ったりするか」を尋ねたところ、50代以上のシニアの方が、おしゃれや美容に気を遣っていることがわかった。同窓会など特別な場だけでなく、日常的な場面でも意識しているようだ。
「どんな時におしゃれをしたり、化粧に気を遣ったりしているか」を尋ねたところ、全年代では、「友人・知人の集まり(同窓会などめったに会わないと人たちと)」(68%)が最も高かく、「友人・知人の集まり(比較的よく会う人と)」(64%)、「家の外に出るときはいつも(近所でも)」(46%)などと続いた。
 一方、年代があがるほど、「ショッピングに行くとき」「友人・知人の集まり(比較的よく会う人たちと)」「家の外に出るときはいつも(近所でも)」など「ちょっとした外出」でも、化粧やおしゃれに気を遣っていた。「家の外に出るときは、いつも(近所でも)」と回答した年代別の割合は、20代は38%だったが、50代48%、60代52%、70代75%と高くなった。
一方で、「夫や彼とデートするとき」や「美容室・ネイルサロン・エステなどへ行くとき」などの質問では、若い層の割合が高かった。

Q3.美容やいう視点で、あなたが気になっている悩みは何ですか?

A.50代以上の3人に1人が「髪の薄さで悩み」
「美容やおしゃれという視点で気になっている悩み」を尋ねたところ、シニアならではの悩みが多かった。全体でみると、「白髪が増えた」(59%)が最も多く、「顔のシミが目立つ」(58%)、「肌のたるみが目立つ」(48%)「目元・口元のしわが目立つ」(40%)が続いた。
年代ごとにみると、「髪が細くなった、薄くなった」「目元・口元のしわが目立つ」「肌のたるみが目立つ」「視力が落ちて、化粧がうまくできない」などで、年代が上がるにつれ高くなる傾向がみられた。特に「目元・口元のしわ」でその傾向が強く、20~30代は32%だったのが、50代で40%、60代で57%と大きく増えていた。
髪の毛の悩みも深刻だ。「髪が薄い、細い」と回答したのは、20~30代は20%未満だったが、50~70代は33~40%だった。3人に1人が、髪の薄さで悩んでいることが浮き彫りになった。一方、「白髪が増えた」は、若年層でも悩んでいる女性が多く、年代ごとに大きな差はみられなかった。

Q4.Q3 のような悩みを解決するために、どんな対策に興味がありますか?

A. 美容施術やエステ、一定のニーズ
「美容上の悩みを解決するために、どんな対策に興味があるか」についても尋ねた。「食生活に気をつける」(83%)、「ウオーキングやスポーツをする」(64%)が多かった一方で、数としては少ないが、「美容レーザーをする」(7%)、「注射・点滴をする(ボトックス、プラセンタなど)」(3%)「美容整形手術」(2%)と答えた人もいた。
 「注射・点滴をする」でみると、20代6%、40代3%、50代4%、60代2%と、年代ごとに大きな差はなかった。最近、シニア層が被害に遭う美容トラブルが伝えられているが、こうした利用傾向も背景にありそうだ。
 また、「エステサロンに通う」は全体で19%が回答。年代別に大きな差はなく、50代で20%、60代で16%と、およそ5人に1人が、エステサロンにすでに通っていたり、通うことを考えたりしていた。

Q5.化粧品を使ったり、選んだりする際の悩みは?

A.4割「化粧品の種類や機能多すぎる」
「化粧品を使ったり選んだりする際の悩み」について尋ねたところ、「自分に合うメークの方法がわからない」と答えたのが53%と、最も多かった。次いで「化粧品が高い」が44%、「化粧品の種類や機能が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」も40%いた。Q1 の回答にもあった「おしゃれや美容について興味はあるが、何を参考にしたらいいかわからない」と同様に、美容に関する情報や商品があふれ、消費者が選択に悩んでいることがうかがえる。

Q6.どのような方法で化粧品を購入するか

A.シニア、少ないドラッグストアでの購入
「どのような方法で化粧品を購入するか」で、群を抜いて多かったのは「ドラッグストアで自分で選ぶ」(43%)。「デパートで専門家の助言を受けて」(25%)が続いた。
 年代別にみると、いくつか傾向がみえる。「ドラッグストアで自分で」は、年代を追うごとに減る傾向がみてとれた。20代で63%、30代で53%と高めだが、40代47%、50代41%、60代32%、70代30%だった。逆に年代を追うごとに増えていたのが、「カタログ通販・定期会報誌」と「新聞・雑誌・テレビ広告などでの通販」の2つだ。「カタログ通販」は20代で6%だったのが、50~70代は15~16%だった。「新聞・雑誌広告など」は、20~30代で13%なのが、60代16%、70代30%と増える傾向にあった。


【調査手法】
朝日新聞Reライフプロジェクトでは、8月2日~31日、朝日新聞のwebアンケートシステム「イー・ポスト」を使い「女性限定Reライフ『きょうもキレイ』美容アンケート」を実施、女性442人から回答を得た。年代別にみると、50代が最も多く162人、次いで40代111人、60代81人などと続き、中高年女性が大半を占めた。なお、10代と 80代については、n数が少ないため年代別の分析はしなかった。

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