日本のSIMフリー携帯使用動向(2016年7月までの3ヶ月平均) 

2016年10月05日
コムスコアは、携帯電話端末の使用に関する包括的な調査であるcomScore MobiLens(R)で分析した、日本の携帯電話使用動向に関する2016年7月までの3ヶ月平均のレポートをリリースしました。
調査によると、SIMフリー携帯を使用しているユーザーは54歳以下が多いことがわかりました。SIMフリーのスマートフォンを使用する理由は「月額の利用料金を減らす」ためが最も多く、また、SIMフリー携帯を検討するユーザーの含有率が高いのはソフトバンクの使用者ということもわかりました。

【調査結果】

■SIMフリー携帯の使用者はモバイルユーザー全体の構成比と比較すると54歳以下が多い
2016年7月までの3ヶ月平均において、国内でSIMフリーの携帯電話を使用しているユーザーは523万人でした。性別の内訳を見ると、男性が58.6%、女性が41.4%でした。年齢層別では35-44歳が最も多く、22.2%を占めました。モバイルユーザー全体の構成比と比較すると、SIMフリー携帯の使用者は男性が多く、また、54歳以下の層に普及していることがわかります。

■SIMフリー携帯使用の主な理由は「月額の利用料金を減らす」
SIMフリーのスマートフォン使用者がSIMフリー携帯を持つ理由として最も多かったのは、63.3%のユーザーが回答した「月額の利用料金を減らす」でした。次に多かった理由は「長期の契約を避ける」で、31.5%でした。

■ソフトバンクはSIMフリー携帯を検討するユーザーの含有率が高い
2016年7月までの3ヶ月平均において「SIMフリー携帯の購入を考えている」または「現在の携帯電話のロック解除を考えている」というユーザーをインデックス(※1)で見た場合、スマートフォンユーザーはSIMフリー携帯への変更を検討しているユーザーの含有率が高いことがわかりました。また3大キャリアにおいて、SIMフリー携帯への変更を検討するユーザーの含有率はソフトバンクが高いという結果となりました。


※1:13歳以上の全モバイルユーザーを基準とし、それと比較して、そのエンティティの含有率が高いか低いかを数値化したもの。100が基準値となり、100以上の数値は含有率が高いことを示し、100未満は含有率が低いことを示す。例えば、インデックスが150の場合は平均より50%含有率が高く、インデックスが50の場合は平均より50%少ない。

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[コムスコア]
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