アジア太平洋のビジネスリーダーへの意識調査 

2016年03月19日
ニールセンは、アジア太平洋のビジネスリーダーへの意識調査結果を発表。

世界最大のリサーチ会社ニールセンが今日発表した新しい調査結果によると、アジア太平洋のビジネスリーダーたちは、2020年までにビジネスモデルが現在とは大きく様相を変えるだろうと予想しています。そして、自社の組織が現在のビジネス環境で起きているこの急激な変化に対応する準備ができていると考えている人は、ほとんどいません。

ニールセンのレポート『アジア2020 ~前進か、備えか、それとも悲観か』は、今後5年間のビジネス環境の変化について、アジア太平洋地域のビジネスコミュニティーのシニアリーダーたちに意見を求めました。調査で得られた知見は次の通りです。

・4分の3以上(76%)のビジネスリーダーが、5年後には自社のビジネスモデルは今日とは大きく異なっているだろうと予測しています。

・48%が、自社組織は将来への準備ができていると考えています。

・43%が、変化の初期のきざしを検知できるシステムとプロセスを備えていると考えています。

・59%が、今後5年間で自社組織を適切に運営していくことは難しい、または非常に難しいと認識しています。


多くのビジネスリーダーが共通して予想する変化には、消費者の嗜好の変化、法制や政治の変化、規制・税制の改編、経済発展や新しい競合相手の参入などがあります。

技術が小売業界に大きな影響をもたらす

アジア太平洋の小売環境は過去5年間で確実に変容を遂げ、この進化はこれからも続くとみられています。シニアリーダーの半数は、小売業者が彼らの業界と市場において今後5年間で「ポジティブ」な影響を受けると考えており、オンラインおよびEコマースが変化する小売環境に影響を与える最も重要な要素にランクされています。ビジネスリーダーの半数(50%)は、今後5年間の自らの組織の成長の30%以上をEコマースが占めると考えており、さらに32%が、今後5年間に彼らの組織の総売上の20%超をEコマースが占めると考えています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ニールセン]
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