自動運転技術に関する調査(世帯で自動車を保有している18歳~69歳のT会員対象) 

2016年09月15日
J.D. パワー アジア・パシフィックと、CCCマーケティング並びに、CCCカーライフラボの3社は、新しいマーケティング・ソリューションの開発のための業務提携を行うことに合意いたしました。本合意を受け、今回、初めて実施した3社共同調査「自動運転技術に関する調査」の結果をお知らせいたします。

 共同調査は、世帯で自動車を保有している18歳~69歳のT会員1295人*を対象として、2016年8月にインターネット上で調査を実施しました。
*T会員のうち、過去半年以内に1回以上、TSUTAYAでDVDレンタルしたユーザー

【調査結果】

-「自動運転システム」は20代以下で高い関心-

 現在、衝突回避・被害緩和システム、誤発信防止機能や死角モニタリングなど車の安全運転をサポートする様々な技術が開発され、市場に投入されていますが、その多くは若者世代よりもシニア世代の方が高い関心を示していることが、本調査によってわかりました。一方、人間の運転なしで自動で走行することが可能となる「自動運転システム」に高い関心を示したのはシニア世代よりも若者世代であり、「興味がある」と回答した割合は、20代以下の世代が最も高く30%という結果となりました。

 また、完全自動運転が実現したら車内でやってみたいこととして上位にあげられたのは、対象者全体では「リラックスする/ぼーっとする」50%、「寝る」41%、「会話を楽しむ」34%、「映画を観る」32%となりました。特に18歳~29歳の若者世代では「映画を観る」が他の年代層より高く39%、また「読書」「ゲーム」「美味しいものを食べる」「お酒を飲む」「仕事をする」といった項目をあげる割合も他の世代よりも高い結果となり、自分で運転をしなくてよい完全自動運転ならではの移動空間と時間をアクティブに活用したい、という様子がうかがえます。

 次にCCCマーケティングが保有する購買データを分析すると、自動運転に興味があると回答した若者世代は、興味がない同世代に比べ、本(雑誌)の購入率が15%、CDレンタルの利用率が12%高く、エンターテインメント・コンテンツの接触率が高いことが分かりました。

 現在の自動車業界は、販売台数の減少、若者の車離れなどといった課題に直面しており、厳しい市場環境に置かれていますが、そのような状況の中、自動運転という新しい技術は市場に大きな変化をもたらす可能性を秘めていることが今回の調査で明らかになりました。

 特に自動運転技術が向上することで、若者世代が抱く車へのイメージが、「ステータス感」や「移動手段」としてではなく、コンテンツを楽しむための「パーソナルな空間」「プライベートな場所」として変化する可能性が高いことが示唆されました。これらの結果は、消費者の車との新しい関わり方を表わす一つのヒントとなるといえ、IoTやコネクティッド・カーといった今後の自動車業界を取り巻くイノベーションに対する消費者の期待を示しているものと考えられます。

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