子どもの英語学習に関する実態調査(年少クラス~小学6年生の子どもがいる母親対象) 

2016年09月08日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『子どもの英語学習に関する実態調査』結果を発表します。本調査は、年少クラスから小学6年生の子どもがいる20~40代の母親1,102名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■2020年から改訂される小学校の英語授業の内容を、知っている母親は約3割
2020年から実施される新学習指導要領により、小学校での英語授業が大きく変わることを、その改訂内容も含めて知っている母親は29.6%でした※1。2020年から「小学5、6年生では英語が教科になる」ことに賛成の母親は63.6%、「小学3、4年生で外国語活動の授業が増える」ことに賛成の母親は68.0%で、概ね受け入れられているようです※2。

■2020年に小学5~6年生になる子どもがいる母親の過半数が、「対策したい」
2020年に小学5、6年生となる子ども(現在の小学1、2年生)がいて、学習指導要領が改訂されることを知っている母親のうち、英語の教科化にあたり、「すでに対策を始めている」世帯は6.4%、「対策したい※3」と考えている世帯は50.3%でした。
事前に習得させておきたいことは、「英語のヒアリング力」(53.0%)が最も多い回答でした※4。

■「オンライン英会話」を選ぶ決め手は、「キッズ専門講師」「家族でアカウント共有」
現在、「オンライン英会話」スクールで学習させている子どもの母親は、「通学時間を短縮でき、他の習い事と調整しやすい」(80.0%)という理由で選んだ人が最も多いことがわかりました。
「オンライン英会話」スクールを選ぶ決め手は、「キッズ専門の講師がいる」や「1人のアカウントで、家族も追加料金なしで受講できる」、「マンツーマン形式」(いずれも53.3%)でした※4。

■英語学習をさせている母親の4割が、「中学3年生時点で、英検準2級以上が目標」
子どもに英語学習をさせている母親が、子どもが中学3年生になった時に望む目標レベルは、「英検1級(TOEIC 900点前後)」が6.8%、「英検準1級(TOEIC750点前後)5.4%、「英検2級(TOEIC600点前後)」が16.5%、「英検準2級(TOEIC450点前後)」が11.1%でした。約4割の母親が、中学卒業時の目安である英検3級よりも、高い目標を掲げているようです。

■英語学習をさせている首都圏の母親は、3人に1人が「2020年夏、訪日外国人の増加」を意識
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に在住し、子どもに英語を学習させている母親のうち、31.9%が2020年夏の訪日外国人数の増加を意識しており※5、それまでに習得してほしいと望む英語力のレベルは「道を聞かれて、スムーズに答えられる」が最も多い回答でした(36.8%)。

※1 「具体的に説明できる」「説明できるほどではないが、何となく知っている」の合計。
※2 「賛成」「どちらかというと賛成」の合計。
※3 「ぜひ対策したい」「どちらかというと対策したい」の合計。
※4 複数回答あり。
※5 「非常に意識している」「どちらかというと意識している」の合計。


【調査概要】
調査名:『子どもの英語学習に関する実態調査』
調査期間:2016年9月2日(金)~9月3日(土)
調査対象:年少クラス~小学6年生の子どもがいる母親 1,102名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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